きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

橋下改革は始動するか

2012-03-02 11:58:34 | Weblog
橋下改革は始動するか        (012.03.02.)

橋下大阪市長が「大阪維新の会」を発足し、次期衆議院選挙にむけて作った「船中八策」と称する公約が、既成政党間で揺れている。
日本の政界は、長期に渡る自民・公明の独裁政権が続き、マンネリ化とその閉塞感に包まれ、暗雲が垂れ込めた様な世の中に、早く明るさを取り戻した世の中に戻したいと、改革を望んでいる。09年に民主党政権が「政権交代」と称して色んな」「マニフェスト」を書き並べ“高速道路を無料化”しますとか、“子供手当を出します”とか目先のサービスを掲げて、政権の座に付いたのであるが、実態は何をするにも官僚に遣ってもらわねば何もできず、自分では出来ないと言う事に目覚めたのである。

世の中は一つ何を変えるにも、法律でがんじがらめに成っている事から、官僚も法律一つで動いている。この様な状態から、脱出するのには、法律から変えなくてはならず、その法律も現状の世の中にマッチしないことだらけで、一般国民が生活している中で、不自然な法規制のために不平を漏らしながら、今の生活に耐えて暮らしているのである。
だから、国民は、個々のサービスを望んでいるのではなく、やり方や、制度を変え、暮らしやすい法律の変えた、世の中にしてほしいと望んでいるのである。

明治維新は、「士・農・工・商」と言う身分が生まれながらに決められ、能力があっても社会制度で制約され、当時世間はそういうものだと諦め、我慢した生活を強いられて来たのである。それが爆発して、「明治維新が」起こった事を思えば、いまや将に「平成維新」の時ではないでしょうか。

橋下市長が掲げる「大阪維新の会」は、「やり方を変える」「制度を変える」そして国民の常識が通る世の中にしようとするもので、当然の事を言っているのである。

昨日のテレビ報道では、大阪市営バスの運転手平均給与は年収732万円であり、勤務も中には月2回しか運転しない人が居るとか、事務所の建物が卓球場になって居るとか、選挙の時に公用のメールを使って居るとか、一般国民から見て常識はずれの仕事ぶりで、給与も異常に高額であることは、今までの管理者が好き放題に遣らせてきた事が問われている。

これに対して、労働組合は、抗議を言って居る様だが、大阪市民が常識的にみて、正常に戻すことを望むのは当然で、大阪市民の税金で運営しているバス事業が毎年膨大な赤字をだしている原因を指摘されるのは当たり前の事である。其れと同じ事が、国政でも言える。特に自民党は、最も反省すべきで「こんな日本に誰がした!」と言われても、「蛙の顔に小便」程度にしか聞いてないから「維新改革が必要なのである。」
(えびなたろう)