きまぐれ発言

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関心しない亀井氏の辞任

2010-06-11 13:17:28 | Weblog
関心しない亀井氏の辞任         (010.06.11)

郵政法案を今国会で成立させると、亀井氏は菅総理と約束をしたと言う事で、国会を延長してでも成立させろと、強い主張を繰り返していたが、参議院選挙の予定は以前から6月24日公示、7月11日投開票が決まっており其れを2週間延ばしても、強行採決を行わない限り、通過しない事から、民主党の意向は予定通り参議院選挙を行って、その後の国会で法案を通す事に決めたい、という事である。

亀井氏は、自分の公約が「今国会で通す」と約束している事から、其れが行われなければ「辞任する」と宣言し菅総理に辞表を提出したと言う事である。そして、連立については継続したいから、自分の後任に自見庄三郎氏(国民新党幹事長)を推薦すると言う事である。

前回の社民党との連立でも福島党首が普天間の移設先が辺野古に反対して閣議署名を拒否し辞任した事は、鳩山政権の大きな痛手であった事を思えば、菅内閣に執っても発足1週間も経たない内に一閣僚が辞任すると言う大変残念な結果になってしまった。

社民党や国民新党は小党でいながら民主党との連立では、言いたい放題の事を主張し駄々を捏ねている子供のような物で、民主党にとっては足手まといの様な政党と思っているのではないでしょうか。

大臣の任免権は総理大臣の専権事項であり、郵政担当の大臣として、亀井氏に任命されたのであり、しかも法案は成立させる事に合意している、ただ法案成立には時間が少ないため無理をすれば強硬採決になってしまう、其れを嫌って選挙後にずらしただけである。 従って辞任すると言う亀井氏の我侭に等しい行動は、どう見ても感心できない行為である。

しかも、自分の後任に自見氏を自ら推薦すると言う事は、菅総理が決める専権事項で、全く公私をわきまえない、身勝手な言い分で、此の際、国民新党は連立から排除すべきであると思います。

社民党の福島さんの場合は、党の政策上の問題で、辞任と共に連立も外れている、国民新党は、連立は残して、自分は辞任すると言う事で、国家、国民のことを全く考えていない身勝手な行動であるとしか言いようがありません。

取り合えず、仙谷さんが兼務すると言う事だが、選挙後まで仙谷さんの兼務で行き、国民新党からは当分閣僚を入れない方針で行けばいかがでしょうか。
(えびなたろう)