きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

民主期待の支持率急上昇!

2010-06-10 12:10:37 | Weblog
民主期待の支持率急上昇!         (010.06.10)

毎日新聞による緊急の全国世論調査が行われ、菅内閣の発足を世論はどの様に捕らえているかを調査した。その結果内閣支持率は66%で5月末に行った支持率20%から46%も上昇した。
内容を見てみると、国民の関心事は、菅内閣の人事にあり、「政治と金」の疑惑に関わっている小沢幹事長との関係が、何処まで断絶出来るかに集まっていた様に思う。

菅代表の就任の第一声が「小沢さんには当分大人しくしていて欲しい」と言った言葉の実現がどの様な人事に結びつくのかが注目されていたが、小沢氏の後任が反小沢の筆頭に上げられていた枝野幸男氏であった事に75%の国民は賛成の意思表示をしている。
そして、党に対する小沢氏の影響力は「弱いほうが良い」と答えた人が85%と高い数字を示したことからも、民主党に期待する「政権交代の」改革に小沢氏の存在を如何に否定しているかが読み取れる調査結果であった。

小沢氏が否定される原因は、100%旧自民党政権が遣ってきた手法そのもので、企業献金の問題も、陳情窓口の一本化も、党内政策議論は余り遣らず、権力一途で、「数は力なり」の手法は、民主的な運営とは言えず、国民からは最も嫌われる手法である。

現状、自民党が野に下っても、今もって支持率が一向に上がらないのは野党慣れしていないと言われながらも、政党が、国民の政党として何を主張して行くべきかを全く考えていないからであります。従って、与党への攻撃は、国を良くするための政策論議は全く無く、与党のあら探しが唯一の仕事で、あれでは、益々国民離れを来たす事になると思います。

最近「みんなの党」も小党ではあるが、民主党と協力して国民主体の政治改革に、拍手を送っていたが、他の野党と次第に色が染まり、つまらない批判の政党に成り下がってしまった嫌いがある、折角支持率が上がったが、やっぱり期待が持てない政党かと思われないよう気をつけた方が良いと思う。

答えは、次期参議院選挙で国民の意思表示がはっきりと示されるが、人の悪口を言うのではなく、国や国民の為に「何をするのか」「何が遣りたいのか」政策や信念を明確に示して、選挙戦を戦って欲しいと思います。
(えびなたろう)