きまぐれ発言

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民主党代表に菅直人氏が

2010-06-04 18:26:42 | Weblog
民主党代表に菅直人氏が        (010.06.04)

鳩山由紀夫首相の退陣に伴い民主党の代表選挙は政権の空白をなくする為にも早急に進められ、本日(4日)の午前中には両院議員総会で新代表を選出し、同日中に国会での首相指名選挙を終えて組閣すると言う予定で進められ、菅氏が代表になり衆参両院でも94代目の内閣総理大臣に選出される事が決まった。

当初の予定では即日党の役員及び内閣の閣僚人事も決める予定であったが、今後の内閣の運営に当たって、今までと違った覚悟で、取り組むために慎重な人事を行いたいと菅氏の要望もあって、来週明けの7~8の両日で決定したいと言う事である。

菅氏は、今までの歴代総理と異なり、一般庶民出身の総理で、政界へ進出の切欠は「市川房江女史」(日本での婦人参政権運動の草分け的存在)の選挙参謀として関わった事が今日の菅氏存在の基礎になっている。
そして、橋下内閣時代、厚生大臣として、薬害エイズ訴訟で厚生官僚が資料を隠蔽し、公表しなかった問題で、自ら地下の倉庫に乗り込んで、探し出し、公表した事で、問題解決を図った事は有名な彼の功績である。

当時国民からは、総理大臣として際適任者の調査では、1位を占めていた程である。その後民主党の代表を務めたが、厚生年金の未納者と言う、役所の手違いから濡れ衣を着せられ、辞任したが、今回、初めて、鳩山総理の後任に総理の座を射止めたことは、真に適任者を得た思いである。

人事の問題に付いても、「仙谷由人幹事長」「枝野幸男官房長官」がほぼ内定していると言うことで、小沢一郎の影響から遠ざけた体制は、初めて本来の政権交代を狙う民主党のイメージにマッチする体制になった事で、国民が長らく願っていた所ではないでしょうか。

菅氏は、財務長官として、財務の勉強もし「イラ菅」と言う異名もあるが実態はむしろ慎重、沈着、で、鳩山総理の様な口の軽い人ではありません。
恐らく今までに無い、総理としての人格と見識を持った人だと思います。また、それに協力して、群がる若手人材を使って、今まで廃止していた「党政策調査会」の復活を宣言した事は、菅内閣のカラーの一面を表すもので、党内一丸となって、新しい国の改革に踏み出した意欲の現れである。

来週には、閣僚人事も明らかにされると言う事で、大いに期待したいと思います。
(えびなたろう)