きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

北朝鮮の金総書記が中国訪問

2010-05-04 10:27:36 | Weblog
北朝鮮の金総書記が中国訪問          (010.05.04)

目下孤立状態にある北朝鮮は何処の国も相手にせず、国内産業も衰退が報道され、食料事情にも困難を極めていると言う事である。

今回、脳卒中の後遺症が残ると言われている金総書記が健康状態を押して、中国訪問に踏み切った事は、唯一中国以外、相手にされない事から、何とか中国に支援を頼みに行くためではないかと推測されている。

日程の最初に中国の大連を訪れたのは、自国の経済発展のために外資の導入を狙う目的だと思われる。
大連は、日本企業からも約4000社が進出して、ソフトウエア産業等、中国東北地域での大きな経済発展都市である。この大連に4日間、一流高級ホテルを借り切って滞在し視察を行う予定にしている。

其の後は、北京へ移動し、胡錦濤主席と会談する予定で、北朝鮮がやったと疑われている韓国艦船の爆破沈没事件に付いての説明と、経済支援、食料援助を請願するのではないかと思われる。

中国側も、6カ国協議に出席しない北朝鮮の態度を批判している立場からどの様な態度を表明するかが注目される所である。 昨今の国際情勢の中では、北が今まで成功を収めた、核を材料にした“ごね得”外交では成功しない事を良く認識するべきである。

北朝鮮も金総書記の不健康、国内経済の不振、食料問題困窮、韓国との不仲、金総書記後継者問題等々。多難の問題を抱え、国家の維持がこの先どの様に進むのか世界が注目する所である。
(えびなたろう)