きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

麻生首相の迷走

2009-06-27 10:11:20 | Weblog
麻生首相の迷走       (009.06.27.)

いよいよ自民党内で支持率の低下で選挙を戦う事が出来ないと言う声が沸きあがり、「麻生おろしの」空気が日増しに増えてきた。

麻生総理は、それでも自分の手で選挙をやりたいとの思いから、現在の重要法案を通して少しでも支持率を挽回し選挙に突入したいと思っているようだ。

しかし党内は、いまや、夫々が皆勝手な発言をし、混乱状態にある。其の中で、麻生総理は未だに解散の時期を明確にせず、「遅くとも遠くない時期のやる」とだけ言いながら、党内人事を変更する意向を示している。

これには、マスコミもどの様な人事になるのか、早速話題に登り細田幹事長に質問が集中したが、幹事長は「私には何も話がありません」という事である。
主だった党幹部にも誰も内部事情を知った人が居ないようである。

「麻生おろし」で、総理の権威が落ちた、現状の体制を、引き締めるためにも人事問題をちらつかせて、勝手な発言の封じ込める、「威しを」を掛けたものではないかと思われる。

もし、そうだとすると、品格の無い、卑しい姑息な手段だと思わざるを得ない。
党内の重大な人事問題を、女房役である、幹事長にも話を通じず勝手に口走るあたりは、余りのも自分勝手な人であると思われる。

日本郵政の人事でも、自分の片腕とも思われる、鳩山総務大臣を冷徹な処遇で処理する事も、彼の自分本位の冷たい人間性が示されている。

麻生総理には、今のNHKの大河ドラマ「天地人」に出てくる、上杉謙信の「義」の心を理解できない人ではないかと思われる。

人の上に立つ人は、中でも一国の総理と成る人は、国民を引き付ける「魅力」がないといけません、ただ、総理と言う「権力」に頼った、力だけで、押さえつけるやり方は、品格のない、卑しい人の浅はかな考えである。
(えびなたろう)