きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

小泉元首相が動き出した

2008-03-15 10:07:39 | Weblog
小泉元首相が動き出した      (008.03.15.)

ダッチロール国会・行き詰まった福田内閣・国民の不満爆発寸前、お先真っ暗状態、等々。
日銀の総裁も決められない今の内閣は、国内的にも、国際的にも、史上最低内閣と言わざるを得ない。

それで居て、解散は絶対にしないと公言している福田総理、国民は成すすべもなく只我慢を強いられる状態が続いているが、何時まで続くのか不安が募るばかりだ。

此処に来て沈黙を守っていた小泉元総理が、動き出し、あちらこちらで講演活動を始め、今の福田総理の遣り方に批判の声を発している。

「福田総理も、小沢代表も、胸襟を開いて、譲るべきところは譲らなければ駄目だ」とか「一般財源化の問題も自民党の中でも賛成している人が居るではないか、私のように」とか民主党の主張を理解した発言が目立つ。
そして、考え方の基本姿勢は、やはり改革を積極的に遣らないといけない事を主張している。その主張は、まさに国民が支持した選挙で3分の2を勢力を得たときの考え方である。

福田さんの遣る事は、国民の声を聞かず、小泉改革の反対を遣っていて、参議院で否決されたら、小泉さんの時に得た3分の2勢力の力を使って再議決して、通過させている。

衆議院での3分の2の勢力は、小泉さんに与えた国民の意思なのに、小泉さんの反対の事を遣っている福田さんが、3分の2の力を利用する事は、まさに国民を欺く許しがたい行為であると言わねばなりません。今選挙が遣れないのもそのせいであるから自民党は党を挙げて国民に裏切り行為を遣っている事になる。

民主党との話し合いも、口では「話し合いを」と言いながら、下の方では、足で蹴っ飛ばす行為を平気で遣っている。此れでは上手く行くはずはありません。

自民党の中の一部に小泉さんの再登場を期待する声もあるが、福田さんに代わって小泉さんが若し総理に成ったとしたら、ガラット事態は変わるかもしれないが、一度総理をやった人が再度復帰するという事の例が無いから難しいと思うが、民主党の姿勢とマッチするところが多く、一般財源化問題で、民主党が小泉さんを講師に迎えたいと言う意向があるだけに、協調した話し合いが出来る唯一の人ではないだろうか。

小泉さんは今の自民党の唯一の救世主になる人かもしれない。
でも、官僚と族議員の猛烈な反対が、自民党内にある限り党の分裂再編成の道しかないのかも知れない。
                    (えびなたろう)