きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

四面楚歌の福田内閣

2008-03-04 12:30:07 | Weblog
四面楚歌の福田内閣      (008.03.04.)

各省庁の官僚にコントロールされている担当大臣、党内族議員の顔色を伺い、それに左右され決断の出来ない総理、国民の支持率30%、不支持率51%の内閣。国会は空転続きで誰も本気で言う事を聞かないし、話し合う場も全くありません。

それで居て、絶対に解散しないところが、国民にとってどうしようもない内閣と言わざるを得ない所ではないでしょうか。

当の福田さんはそれでも7月に日本で行なわれる「洞爺湖サミット」で、主導的な立場を取って格好の良いところを示したいと思っているようである。

昨年のバリ会議で、室温効果ガスの総量規制に対して日本の消極的な態度に途上国などから批判が集まった問題で洞爺湖サミットまでには、少なくとも総量規制目標ぐらいは掲げないと格好が付かないと判断したようだ。

その一環として、ヨーロッパに習って、バイオ燃料の混合使用を促進しようとしたが、これに対して、業界や通産省からまたまた抵抗が示されて、目下立ち往生をしているようである。

まさに四面楚歌の福田内閣と言うべきでしょう。

中国のギョウザ問題でも、安全な食生活の確保の面から、政府として明確な日本の立場を表明できず、他人事のようなトボケた発言に終始して、中国に迎合するような曖昧な態度では、たよりない総理としか言いようがありません。

中国もこの様な状態の中で、胡錦濤主席も日本に来ることが出来るのでしょうか。
また、中国も北京オリンピックがちゃんと出来るのでしょうか。

                        (えびなたろう)