本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

ロシア人の土地執着

2015-08-30 09:18:15 | Weblog
 トルストイの創った民話に「人はどれほどの土地がいるか」なるものがある。有名な話なので知っているだろう。早い話、ある男はたくさんの土地を欲深く得ようとしたため死んでしまうことになるという教訓話である。
 
 今のロシアではこの話がすこしも生かされていない。クリミア半島もそうだが、メドベージェフは「北方領土はロシア領だ」と吠えている。
 
 そういえば「ロシア人には大地に対する思いが強烈である」といわれている。北方領土は返してもらえそうもない。