陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

診察 2(診察結果)

2006-07-13 00:12:06 | 脳脊髄液減少症
喜ぶべきか、喜ばざるべきか

今は髄液の漏れは無いそうです。

全てが振り出しに戻ったようです。
MRIは、頚椎、胸椎、腰椎の3箇所を撮りました。
結果、髄液の漏れは、過去に、腰の上部から漏れていた形跡が確かにあるようです。
しかし現在は止まっているそうです。
次回ブラッドパッチはせず、あと3ヶ月の経過観察になりました。
(その後、もしかしたら手術?)

さあ、やっかいな顛末になりました
僕が一番頭を痛めていた問題が出てしまいました。

髄液の漏れは止まっているが、症状が消えない場合
結果から言えば、現代医療では治らない(あくまでも僕の解釈ですが)。
先生の言葉を借りるなら・・・
  「髄液が増産されるのを待つしかない」
  「もっと研究が進まないと・・・」
結論は、この二点です。
つまり、現段階では自然治癒力に委ねるしか道は無い、そうとも理解できます。
ですから、髄液の漏れが止まったからと言って、
「完治」「治癒した」という言葉は適当ではないでしょう。
あくまでも、「髄液の漏れは止まった」それだけに過ぎません。
脳脊髄液減少症は・・・どこ行った
そして、漏れが止まっている場合、経過を見ることしか出来ない、ということです。
この点については、同じ理由で苦しんでいる人には、残念な報告になってしまいました。
悲しいかな、これが現状です。

水曜日のNHKに出ておられた医師も、再三再四言ってましたね。
もっともっと解明されなければと・・・。

ただ、僕の場合は、もう一つ問題(或いは解決点かも)が出てきました。
首の下の筋肉ですが(名称は分かりませんが)
僧帽筋のすぐ下の背骨に沿った両側の筋肉ですが、
これが前回の手術によって外側に開いてしまっているようです。
過去に1例だけあったそうですが、手術により、この両側の筋肉を縫い合わせて
少し閉じる形にして、痛みやコリの症状が半減した人がいるそうです。
頚椎はいじらないにしろ、もう手術はコリゴリ。
結局、前回の手術が悪化を増幅させているわけですから。
半減にせよ、症状が改善されれば、かなり楽にはなると思いますが、
これも、やってみなければ分からないということでしょうし、
改善するにしろ、数多い症状の、ごく一部だけの話しでしょうから、
どうしましょうかと頭を悩ませます。

かなりの確率で治る見込みが無くなった
また数々の症状と闘っていかねばならない。
結局はまた「原因不明」「病気と付き合って下さい」
というところに戻ったことと大差はないかと思います。

僕の闘病は、まだまだ続きそうです。
このままでは、或いは一生かもしれません。
はっきり言って、もう疲れました。
でも、生きていかねばなりません。

どうしたものでしょうか

今現在、髄液の漏れが止まったとの所見があっても、
長きに渡って症状が治まらずに苦しんでいる人は相当数いると思います。

早く、早く、研究が進んで、治らないで苦しんでいる人たちを救ってあげてください