多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

調布の玉川苑 石の広場  多摩川百景

2009-02-13 | Weblog
地元民以外でここを知っているのは、よっぽどの多摩川のプロか通人でしょう。写真のような庭園で一見どうと言うことはなさそうですが敷石をジーッと見て下さい。実はこの石がポイントで、昔の東京の路面電車の都電の敷石を集めてあります。その辺のウンチクは立て札に書いてありますので興味のある方はそちらをドウゾ

場所は車道の多摩川堤通り沿い、京王閣の少し北で管理も京王閣がしているようです。競輪ギャンブルの京王閣がなんでわざわざ都電の敷石なのかよく分かりませんが、いつも開園している訳ではないので、遠くからわざわざお出かけの人は注意して下さい

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六郷の渡し・明治天皇の碑 多摩川百景

2009-02-12 | Weblog
多摩川には渡し舟の碑がずいぶんあります。ただ渡し舟の碑評論家がいるワケでもなく、別に眺めてもどうというものでもないので見物する人も殆どいません。またそういうのばかり取り上げていると、オジイサンの郷土史研究ブログみたいにみるのであまり紹介しませんでした

そうした碑の中でも一番豪華なのがこれでは。さすがに皇室の碑だけあってバカな若者の落書きもなく、きれいに掃除してあります。この碑は明治元年に明治天皇が多摩川を渡ったのを記念した碑とのことで、まわりには他にも船の形のモニュメントや川崎大師の碑や色々あります

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多摩川サイクリングロードガイド 六郷橋から多摩川河口へ

2009-02-11 | Weblog
このコースは新六郷橋の川崎側から下って多摩川河口まで行きます。道は大体舗装してあります。ただ実質はお散歩道で、ロードやクロスで飛ばすような堂々のサイクリングロードではありません

取り付きは新六郷橋西詰め南側、六郷の渡しの碑がある所からすぐ川筋に降ります。ここは土手上に砂利道がありますが、その気になれば左下の川のそぐそばも通れます。また土手の外側右手には車道もあります。なお土手の上の道は風が強いときは注意して下さい。この土手の上の道は多摩川河港水門までです。この水門のウンチクはバックナンバー記事の「多摩川河港水門 多摩川百景」をドウゾ

水門から道は一本になります。クネクネした舗装道で現在工事中ですが問題なく通れます。やがて大師橋と首都高速横羽線の下を続けてくぐります。大師橋の下は工事がお好きと見えてよく工事をやっています。当たり前ですが、下流に行くにつれて川幅は広くなります

この先は川筋のすぐそばを通るようになりますから転落に注意して下さい。道幅も狭く右手の陸側にも逃げ場はありません。強風時は人間は大丈夫でも自転車や小物が飛ばされるかもしれません。途中に小公園とかはありませんが、小さな砂浜もあり休めます。なお現在、海の近くの道は工事中で行き止まりです

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川崎河港水門  多摩川百景

2009-02-10 | Weblog
新六郷橋の少し下流にあります。てっぺんにカリフラワーみたいなオブジェが乗っているのが面白いですが、カリフラワーじゃなくて果物をイメージしたものだそうです

その昔、運河を作る計画があったが中止になってこの水門だけが残った。それでも少しは運河も掘って、長さと幅があまり違わないような短い水路が水門の内側に残っています。しかし水門も何もかも壊して運河の話は一切なかったことにするよりも、水門を残して船の出入りに使った方が少しは役に立つ、となったようで今でも使われています

ここまでが前置きというか、記事の殆どが前置きになってしまいましたが、この写真は多摩川をのぼって来た船が水門を通って入るところです。南武線の本数が少ないとか文句がありますが、ここを出入りする船はもっと少ないのでは

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多摩川の河原の草むらで 多摩川百景

2009-02-09 | Weblog
多摩川の下流には、江戸時代の浮世絵みたいにアシが水辺に茂っているところが今もあります。この写真は川崎側ですが、こうした茂みのことは自分なんぞよりもバードウォッチングの人が一番詳しいのでは。釣り人はあまり見かけません

本格的に分け入るなら散歩とかを超えた完全なアウトドアの世界でそれなりの準備も要りそうです。分け入ると意外な所にホームレスの人がいたりしてアッと驚くこともあります。ただ自分も正直言って草むらの中にゴソゴソ入ってあまり研究したこともありませんので、またヒマでもあったら調べてみます

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大師橋は多摩川で一番有名な橋? 多摩川百景

2009-02-08 | Weblog
多摩川には隅田川ほど名の知られた橋が少ない(全然ない?)ですが、その中でも大師橋は一番有名なのでは。川崎大師の大師だな、と大体誰もが見当がつきますし、渋滞情報でもよく出て名前を宣伝(?)してもらっている。最下流の橋なので長くてデザインが派手なのも目立ちます。この写真は川崎側ですが、なぜかこの辺は年中工事をしているみたいです

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多摩川河口と羽田空港 多摩川百景

2009-02-07 | Weblog
写真のきたなーいビーチは多摩川河口の川崎側で、対岸に羽田空港が見えています。写真ではよく分からないが、手前にモノレールが通りその奥にはJALの第1ターミナルがあって飛行機と管制塔が見えています。意外と空港が遠くて飛行機もよく見えないとお思いかもしれませんが、それでも成田よりは近いとあきらめて下さい

ところで一応「河口」としましたが、どこまで川でどこから海かはっきりしません。このゴミだらけの砂浜も、砂は湘南あたりの海岸と同じで海の貝殻も打ち上げられていますが、すぐそばには上流と同じ河原の草も生えています。では水は海水かどうか。飲んでみればすぐ分かりますが、こんなに汚いのを飲むなんて、そればかりはご勘弁下さい

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東急田園都市線多摩川鉄橋 多摩川百景

2009-02-06 | Weblog
はっきり言ってこの前の二子玉川のついでに撮った写真です。鉄橋の上に駅がある、と言うか正確には川の上にホームがはみ出している駅は珍しいのでは。オイ、鉄道マニアよ、全国に一体いくつあるんだい

川の上のホームから川が見える、地下鉄を抜けたら川の上に停車している。感性も何もかも枯れてしまったのか通勤客は面白くも何とも思わないようですが、子供はこういうことに純粋で、はじめてなら高校生あたりまで素直に驚いて喜んでいます

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多摩川の捨て猫は死んだらどうなる

2009-02-05 | Weblog
霊魂が不滅だとか輪廻転生して来世は人間に生まれ変わるとか、極楽往生するとかの話ではありません。中には地獄に堕ちろと言いたくなる顔の猫野郎もいますが、死体はどうなるのという話です

猫のことですから人様の知らない所で死ぬでしょうから、死体やお骨は殆ど見かけません。おそらく河原の草むらとかの草葉の陰でひっそりとお亡くなりになるのでしょう

ところでサイクリングロードの脇で、捨て猫ちゃんの死体をカラスがおいしそうに食べているのを見たことがあります。捨て猫の餌やりのことは前にも書きましたが、生きている間は人間様がお世話して死んだらカラスが鳥葬でお葬式をしてあげるんでしょうか

合掌

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あこがれと不平不満の二子玉川  多摩川百景

2009-02-04 | Weblog
今や自由が丘、代官山とならんで紹介される二子玉川です。確かにこじゃれた店もあり、子供を連れて長ネギをぶら下げて遠くを見詰めているオバサンとかもあまりいません

がしかし、色々と文句を言う方も結構いらっしゃいます。店はおしゃれでもスーパーや家電量販店とかホームセンターとかドラッグストアとか、安くて便利で実用的なのが少なく、アパートや戸建ての物件も周りの方が充実している。車の便にしても東西は246があるからいいとして(ホントはよくないよ)、南北に抜ける多摩堤通りは混むし、見通しが悪いクネクネ細道が多い。ホームレスが少ないのもホームレスを居候させるゆとりがないからでしょうか

結局、南と西を急斜面と川に囲まれて、しかも急成長したから狭くて使い勝手があまりよくないのでは。とにかく変化の早い町で、この写真もここで撮れるようになったのもごく最近で、それも少し経てば昔懐かしい二子玉川の写真なんてなるかも知れません

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南武線沿線シリコンバレー? 多摩川百景

2009-02-03 | Weblog
南武線沿線はNECや富士通とか電子産業の拠点が集まっていて、「南武線沿線シリコンバレー」とも言うそうです。写真は武蔵小杉のNEC周辺ですが、NECのまわりに高層マンションがそびえ、手前の河原にはホームレスさんのおうちがあって、これぞまさに最先端だ、社会格差だ

何を言いたいのか早くも分からなくなりましたが、確かに南武線の電車の中ではモバイルPCを使う人がかなり以前からいました

ところで大手はさておき、ITベンチャーはパチンコ屋やラブホテルみたいな派手な看板は出さないからどこにあるのかあまり目立ちませんが、そういうのも南武線沿線に多いんでしょうか。それと本家のシリコンバレーに行ったことはありませんが、本場のシリコンバレーでも線路沿いにパンツや靴下の洗濯物が干してあるんでしょうか


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羽村堰の多摩川本流 多摩川百景

2009-02-02 | Weblog
羽村取水堰周辺の景色をたびたび取り上げていますが、別に地元からワイロをもらっている訳ではありません。ここと取水堰と玉川上水起点、それに玉川兄弟の銅像の四点セットがあのあたりの見所でしょうか。取水堰のすぐ下流で多摩川が階段状になって流れている。何で段になっているのかは説明板もありませんが、自分がボーっとしていて気がつかなかっただけかもしれません

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多摩川からの富士山は気高く美しいか?

2009-02-01 | Weblog
多摩川から富士山の写真を撮ろうとすると、どうしても前景にビルや工場やマンションや民家や学校等々が入ってきます。それがうるさくて望遠レンズで富士山だけ写す、と言う手もありますが、そういう生活風景が入った方が多摩川からの富士山の実感が出るのでは

それが嫌なら山梨あたりのド田舎にでも行って写真を撮ればいいワケで、無理に気高く美しく純粋な富士山だけを強調するとモザイクで消したエッチビデオみたいになってかえって不自然な気がします

葛飾北斎や歌川広重が今も生きていたら、パチンコ屋やラーメン屋や駐車場と富士山を組み合わせた絵でアッと言わせるだろうし、実際にそんな写真家もいますよね

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