多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

😸警戒目線…多摩川猫シリーズ

2018-04-14 | 多摩川猫シリーズ
久しぶりの多摩川猫ですが、大変なボケ写真で申し訳ありません。

猫写真はどうしても上からのアングルが多くなります。
野良猫目線でいきなり寝転がって撮影はかなり難しいのもあるからでしょう。

この写真、遠くからの撮影でかなりボケていますが、距離があるのでその分猫視線に近い。
それでも警戒観察されているようですが…。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「自衛隊は中国より優れている」だけで安心か?

2018-04-14 | Weblog
中国の軍事力は脅威だが米軍や自衛隊の方が優れている。

こんな話、よく聞きます。
しかしこれで安心していいのか?

問題は何が「優れている」かの中身。
1)軍事技術が同等なら多い方が勝つ。
2)敵が数で優っても軍事技術が上なら勝てない、悪くすれば負ける。

「軍事技術が上」の意味は単なる改良でなく、例えば通常兵器に対する核のように画期的で次元の異なる点で優位という意味にとって下さい。
要は1のような数の勝負に陥らず、2に持っていけるか、ということです。

2の例に核兵器を挙げましたが、大東亜戦争の日米戦争での特攻もそうです。
特攻で米軍より軍事技術で上に立ったというのはおかしいが、意表を突いた点で敵が有効な対抗もとれず模倣もできない点では一つ上を行っていた。
この結果、米軍は沖縄戦で多大の損害を出しました。
しかし米軍がレーダーピケットのような対抗策をとるようになると特攻の効果は上がらなくなってきました。

日米の戦いでは日本は時代遅れの大艦巨砲主義に固執し航空戦力が劣っていたから負けたとよく言われます。
確かにそれもあるかもしれませんが、仮に日本が米軍と同規模の航空戦力を持っていても勝てた保証はない。
一方、数では劣っていたが、特攻では少しは踏みとどまれた。
逆に同等か数で優位だったとしても大戦末期には実用化が始まったジェット戦闘機やミサイルを、それがたとえ少数でも投入されたら負けていたでしょう。

ここでまとめ。
要するに戦争では相手と同じことをやっていては数が上だとしても勝てる保証はない。
話は中共の脅威に戻りますが、中国と自衛隊の戦闘機のどちらのスペックが上だとかの発想は既に「同じことで競争する」パターンに巻き込まれている。
こんな発想から抜け出せない限り、たとえ憲法改正しても日本の守りは覚束ないのでは?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする