golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「ヨハネ受難曲」クイケン

2012-08-18 22:25:14 | Weblog
ソフトバンクホークス4連勝で3位に浮上!

最近、安定感抜群の先発の大隣は8回に1点を入れられ惜しくも完封、完投は逃すもののトップに並ぶ11勝目。防御率、勝率、完封数ともトップ、すご~。

そして、今シーズン大リーグから日本球界に戻って来た岡島が初セーブ。43試合に登板し37回投げて、防御率0.00!(失点は1あるが自責点0)

これも凄い数字。

先発投手に換算したら、4試合連続完封相当ですからね。

抑えの馬原が今シーズンは故障で全く投げられない状況に加え、代役のファルケンボーグも故障で戦線離脱。(今月下旬頃に1軍復帰出来そう)

懸念されたリリーフ陣ですが、昨年も大活躍の森福(最近リリーフ失敗も続いたが)を始め、故障で育成契約に落ち今季はい上がって来た柳瀬、昨年も活躍の移籍コンビ金澤、吉川など充実の布陣。

これなら先発投手も安心して投げられるというもの。

明日は、高卒ルーキー武田が4勝目を賭けたマウンドへ。

是非勝って新人王への足掛かりにして欲しいし、そして何よりホークス逆転優勝への重要な1勝に!

クリストフ・プレガルディエン(テノール、福音史家)、ハリー・ファン・デル・カンプ(バス、イエス)、バルバラ・シュリック(ソプラノ)、ルネ・ヤーコプス(カウンターテナー)、ニコ・ファン・デル・メール(テノール)、マックス・ファン・エグモント(バス)、シギスヴァルト・クイケン指揮ラ・プティット・バンド、合唱団(Deutsche Harmonia Mundi盤)

「受難曲&ミサ曲」10枚BOXから。

私の場合、同じバッハのマタイと比べて、こちらヨハネは聴く機会がぐんと少なくなります。

ヨハネの方がCD2枚に収まって聴き易いのに。

何故なのかよくは分かりませんが、それだけマタイの磁力が強いということでしょうか。

さてこの曲、最初に馴染んだのがリヒター盤だったからでしょうか、引き締まった峻厳な印象がずっとありました。

古楽器オケによるこのクイケン盤は、引き締まった印象は保ちながらも、静かにゆったりと悲しみが染み渡って参ります。

クイケンらしく、決して声高になったり大見得を切ったりすることは無いのですが、じわりじわりと効く優しさが伝わる演奏。

これからの季節、秋の夜長に静かに聴くに相応しい。

プレガルディエンの知的かつ美声の福音史家やラ・プティット・バンドの弦の美しさ、ヤーコプスを始めとした歌唱陣の充実。

マタイだけではなく、ヨハネも日常的に聴かなきゃ!と思わせる素晴らしい演奏でした。(マタイもなかなか日常的に聴けていないけど(笑))

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グレグソン、ボディノット、マッケイヴ「管弦楽のための協奏曲」ボストック

2012-08-17 23:02:46 | Weblog
ゲーム差3.5だけ考えるとまだまだ十分可能性あるようにも思いますが、上位に3チーム居るので現実にはなかなか厳しい状況。

現在、パ・リーグ第4位のホークス。

それでも諦めず応援致します。

今日は、陽耀勲(ヤン ヤオシュン)がプロ初完封!

これでチームも3連勝。

岩嵜、大場の不調はあっても、ルーキーの武田が先発ローテーションを守り、ドイルも先発で使えそう。

クリーンナップで一人気を吐いていた松田の故障もペーニャの復調、柳田、今宮の台頭などでカバー出来そう。

祈!奇跡の逆転優勝。

ダグラス・ボストック指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(MEMBRAN盤)

「ブリティッシュ・シンフォニック・コレクション」BOXから。

エドワード・グレグソン(1945~)、アラン・ボディノット(1929~2008)、ジョン・マッケイヴ(1939~)という3人の作曲家による「管弦楽のための協奏曲」3曲。

同名の曲としては、何と言ってもバルトークの傑作が有名ですが、この3曲もそれに触発された作品なのでしょうか?

作曲年は記載無く分かりませんが、何れも難解さは全くありません。

グレグソン作とボディノット作はともに3楽章構成、約20分で雰囲気も似たところあり。

グレグソンの曲は、第1楽章ダイナミックな要素が強く、またオーケストラの各楽器が活躍して、まさに「管弦楽のための協奏曲」の様相。

途中、ハープの伴奏に乗ってオーボエが優しくもどこかもの悲しいメロディを奏でるところが白眉。

第2楽章はシリアスな響きを帯びたエレジー。

ところが、終楽章になると一変。

打楽器の野趣に満ちたリズムの狂乱と弦、管の推進力に満ちた細かなリズムが曲を盛り上げる。

ボディノットの曲も、ダイナミックな第1楽章、神秘的な雰囲気の中に田園情緒を感じさせる第2楽章、第3楽章はちょっとミステリアスだがノリの良いリズムで力強さもある。

マッケイヴ作品は、多楽章で9楽章から成ります。

この曲も雰囲気は前2曲と大きくは違わない。3曲とも同一作曲家の手に成る音楽と言われても疑わないかも。

しかし、楽章が9つに細断されていることもあってか、曲調や楽器使いの変化も多彩な作品に仕上がっています。

3作品とも「管弦楽のための協奏曲」の名に恥じず、オーケストラをフル稼働した音楽でなかなか楽しめました。

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A.スカルラッティ「ヨハネ受難曲」ヤーコプス

2012-08-16 22:10:56 | Weblog
月曜日に病院行って貰って来た薬がやたら効くのです。

効くと言っても、風邪の症状にと言うより、とにかくやたら眠気を誘うのです。

食後3回服用。

夜飲んだ薬が朝まで効くのか、ついつい朝寝坊。

ところが、朝食後飲めばまた眠くなる。ついついウトウト。

昼食後もお昼寝タイムに突入。

そんなに睡眠採っても、夕食後に服用すればまたすぐ眠れる。

風邪薬なんだか睡眠薬なんだか分からないような状況。

クルト・ヴィトマー(バス、イエス)、ルネ・ヤーコプス(指揮、カウンターテナー、福音史家)、バーゼル・スコラ・カントゥルム弦楽アンサンブル、バーゼル・マドリガーリステン(Deutsche Harmonia Mundi盤)

受難曲&ミサ曲10枚BOXから。

Deutsche Harmonia Mundi50周年記念50枚BOXにも同じ音源が入っており、以前取り上げております。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/4cf3bff4fb88cab4909f7a560649089f/?page=0&guid=ON)

淡々と進んで行くヨハネ。

リュートを通奏低音とした福音史家と、オルガンや弦を後光のように従えるイエス、そして折々にドラマを盛り上げる合唱。

バッハの曲のような劇性は希薄ですし、シュッツのような厳しさはありませんが、淡々と奏でられる、これもまた一つのヨハネ。

ヤーコプスの美声に酔いしれてしまいます。

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バッハ「ゴルトベルク変奏曲」石田多紀乃

2012-08-14 22:28:56 | Weblog
そうか、USBという手があったか!

携帯のmicroSDにダウンロードしたPDFデータを印刷する必要が生じた。

PCにメールすれば雑作も無いことだけれど、生憎我が家の唯一インターネット接続可能なPCは娘が持って行って今無い。

microSDからSDへの変換アダプタはあるのですが、現在我が家に生き残っている2台のVAIOはいずれもスロット無し。

古い人間なもので、SDなどの大容量データ(←いつの時代のこと(爆))を読み取るとなるとPCバス直結って、まず発想しちゃうんですね、悲しいことに。

(1)microSD⇒メモリスティック変換アダプタ
(2)SD⇒PCカード変換アダプタ

確か、この類の変換アダプタは昔「ゲタ」って呼んでいたっけ。(1)は無いかな?、でも(2)はさすがにあるだろうなど考えながら近くのPCショップへ。

ところが、店内探してもそれらしき物無し。店員に訊く。

即座に奨められたのが、USBに接続する超小型のBOX。

SD、microSDは勿論、メモリスティックも使えるスグレモノ(←死語か?)。800円弱。

お陰様で、簡単にPDFデータの印刷が出来ました。

それにしても、即座にUSBが浮かばず、バス接続のアダプタばかりに頭が行ってしまう、何という古さよ!

石田多紀乃(ピアノ)(NAMI RECORDS盤)

以前はしょっちゅう行っていたブックオフですが、最近はたまにしか足を運びません。

激安BOX盤が多数出て来る中で、以前のような安さの魅力が薄れて来てしまったもので。

例えば、これが250円なら安いなと思っても、その内に同じ音源がBOX盤で1枚当り100円や150円で出ないとも限らない。

少し古い定番系音源だと十分あり得る。

それで、暫く足を運んでいなかった車じゃないと行けない店舗を給油ついでに覗いてみました。

以前は意外な掘り出し物が時々あったお店。

しかし、最近はこれという目ぼしい物が無かったのも足が遠退いていた一因。

ところが、久しぶりに見ると、また色々入荷しております。

いつものようにまず250円コーナーをチェック後、500円コーナーに回ると、CPOやMARCO POLO、或いはCHANDOSなどのちょっとマニュアックな物が何枚も。こちらの店舗は他のブックオフとちょっと違って定番物だけではなくマイナー系が多いのが魅力。

いくつか気になるディスクがありましたが、今日は250円コーナーから2枚のみで我慢。

1枚定番中の定番を手に取った際、何気に見付けたのがこのディスク。

失礼ながら石田多紀乃さんというピアニストは存じ上げていなかったのですが、この曲のディスクで250円となりゃ、ゴルトベルク中毒症の私にゃ放っておけやしない。

1997年津田ホールでのライブ盤とのこと。

早速聴き始めました。

名盤や個性的な演奏が数多あるこの傑作。

強い個性を打ち出した演奏ではありませんが、この曲と真摯に向き合った演奏で、この演奏がCD化されたことも故無きことと思いました。

ライブだからミスタッチで気になる箇所もありますが、何と言っても音楽の流れが素晴らしい。

小川(バッハ)が陽の光をキラキラ反射しながら淀み無く流れて行く。

実演でも是非聴いてみたいし、またスタジオ録音で完成度高い演奏も行けるのでは。

思わぬ掘り出し物のディスクでした。

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メシアン「彼方の閃光」ラトル

2012-08-13 23:19:41 | Weblog
まだ風邪の症状が残っているので、病院に行って薬を貰って来ました。

喉が結構腫れていて、いわゆる夏風邪ってやつです、との診断でした。

ところで、「夏風邪」って何?と検索してみると、「アデノウイルス、エンテロウイルス、コクサッキーウイルスなど夏の湿気と暑さを好むウイルスが原因」(はてなキーワード)と出てくる。

思い返すと、私、冬場の風邪で学校や会社を何日も休んだ記憶は無いけれど(忘れているだけかも)、学生時代に夏に数日休んだことは何回かあるなあ。

冬場のインフルエンザって掛かったことあったっけな?(少なくとも、うん十年は掛かっていない。予防接種もしてないけど)という状況に対して、意外に夏の方が弱いのかなと自覚。

超暑がりでもあるし。

でも、やはり夏が好き。

サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(EMI盤)

この音源は以前にも取り上げたことがありますが(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/19813c2bdcfdd5fb30c7fa0a1d936aa7/?page=0&guid=ON)、先日来聴いているメシアンBOXにも入っていましたので、久しぶりに再聴しています。

メシアンの最晩年、完成された最後の作品。

改めて聴いてみるとこれは凄い音楽。

キリスト教に題材を採っていますが、東洋的な仏教的な響きも感じますし、一つの宗教に留まらない汎宗教的(?)な彼岸の世界を描いた作品なのではと感じてしまいます。

多彩な音色、例によって数多く聴ける鳥の声と聴いていて面白いし、天国ってこんなところ?という雰囲気。

メシアンの管弦楽曲では筆頭に挙げるべき傑作かも。

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アーノルド「交響曲第5番、ディヴェルティメント第2番、交響的練習曲《機械》」ボストック

2012-08-12 21:46:39 | Weblog
夏休み2日目(普通に日曜日で休みとも言えるが)の今日は熱は下がったものの(元々、計っていないので分からないのだが(笑))、まだ咳、鼻水が出るので、ほぼ終日ぐだぐだ横になっておりました。

お陰で症状はだいぶ良くなりました。

貴重な夏休みの始めの2日が無益に過ぎ去ってしまいましたが、まあ今年はどこへも行く予定は無いし、良しとしましょう。

ダグラス・ボストック指揮ミュンヘン交響楽団(MEMBRAN盤)

「ブリティッシュ・シンフォニック・コレクション」BOXから。

1.交響曲第5番
2.ディヴェルティメント第2番
3.交響的練習曲「機械」
4.バレエ「孤独」より、サラバンドとポルカ
5.セント・トリニアンの鐘

マルコム・アーノルド(1921~2006)は、名前は結構前から知っていましたが、正直触手の伸びる作曲家ではありませんでした。

ディスクもフルート協奏曲を持っていただけかと思います。

ブラスバンドにも特別な興味は無いし。

何番のことだったのか忘れましたが、交響曲は意外にシリアスな音楽と読んだことがありますが、この第5番はシリアスさとはちょっと縁遠く聴き易い作風。

鉄琴が可愛げなフレーズを奏でたり、勿論ブラスも活躍。弦、打楽器もとオーケストラの各楽器が活躍。

聴き易い上質な映画音楽の趣き。

交響曲としての構成感よりもその場その場の場面を愉しむような音楽。

映画音楽的ですが、けばけばしさやスペクタクルなところは無く、さらりと品良いのが英国音楽の特質でしょうか。

抒情的な第2楽章などなかなか美しいし、第3楽章のリズムもお洒落。第4楽章はお祭り気分も。そして弦が高揚して盛り上げ、最後はふっと静かに終曲。なかなか良く書けている曲。

他の曲も映画音楽ノリで聴き易いです。

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ハイドン「ピアノ三重奏曲Hob.XV/21~23、31」ファン・スヴィーテン・トリオ

2012-08-11 18:31:37 | Weblog
やはり完璧完全完膚なまでも(それほどのものか)風邪でした。

計ってはいないけれど、熱もかなりあったはず。

喉痛いし、鼻水酷く咳も出る。

ですが、夏休み前最終日ということもあり、出勤して外出も含めバタバタしておりました。

夜になると症状は更に悪化。

ようやく帰り着いて、夕食も採らず市販薬を飲んですぐ寝ました。空腹で目覚めて夜中に夕食のカレーを食べましたが。

私、風邪の時でも食欲はさほど落ちないのです。

今日は終日臥せっていたので症状はだいぶ改善しましたが、面倒なこともあって医者には行かず。

診察して薬を出して貰っても咳はなかなか抜けないのは経験則なもので。

ファン・スヴィーテン・トリオ(バルト・ファン・オールト(フォルテピアノ)、フランク・ポルマン(ヴァイオリン)、ヤープ・テル・リンデン(チェロ))(BRILLIANT CLASSICS盤)

昨日から、また「幸せ音楽」ハイドンを聴いております。

ワクワク感満載の21番は特に気に入りましたが、他の3曲だって全く遜色ない出来。

情熱的で、第2楽章ポコ・アダージョでは陰影の襞も見せる22番も素晴らしい。

ニ短調の23番は1、2楽章とも緩徐楽章で、内省的響きさえもあります。

2楽章形式の31番は、落ち着きはらった音楽。

基本、非常に心地良いハイドンのピアノ三重奏曲ですが、各曲微妙に違う味付けがされていて、続けて聴いても全く飽きることはありません。

それにしても、バルト・ファン・オールトのフォルテ・ピアノは躍動感、粒揃いの音とも素晴らしい。他の録音も是非聴いてみなきゃ。

勿論、澄んだ音を聴かせるポルマンのヴァイオリンと渋目の音色で低音部を支えるリンデンも好演。

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ドビュッシー「ベルガマスク組曲、ピアノのために」他、クロスリー、アントルモン

2012-08-09 22:31:45 | Weblog
昨日から喉がちょっと痛い。風邪をひいたっぽいです。

鼻水が酷く、花粉症のアレルゲン(アレル源?(笑))がスギ以外にも拡大したのかなと最近思っておりましたが、どうも昨日、今日はそれだけじゃない。

まだ終わらない仕事を中断して21時半過ぎに会社を出て、帰り掛けにうがい薬を買う。

帰ったら、良くうがいして、薬飲んで寝ましょう。

本当は、久しぶりに中本に食べに行って唐辛子消毒するのが一番なのでしょうが。

今日昼食のスパゲティで、大量タバスコ消毒したのですが、まだまだ掛け方が足りなかったのかな?

ポール・クロスリー(ピアノ)フィリップ・アントルモン(ピアノ)(SONY盤)

1.ベルガマスク組曲
2.忘れられていた映像
3.バラード
4.夢
5.ロマンティックなワルツ
6.夜想曲 変ニ長調
7.マズルカ
8.ボヘミア風舞曲
9.舞曲(スティリー風タランテラ)
10.コンクールのための小品
以上、ポール・クロスリー(ピアノ)
11.ピアノのために
12.2つのアラベスク
以上、フィリップ・アントルモン(ピアノ)

前奏曲、メヌエット、月の光、パスピエの4曲から成る「ベルガマスク組曲」。

やはり、月の光は美しい曲だなあ~。ロマンティックだけれど、さらりとしてベタつかないのが良いですね。

そして、またクロスリーのピアノが素晴らしい。

印象派で朦な演奏もあるけれど、明晰でガラスや清水の透明度。こういうドビュッシー演奏好きです。

プレリュード、サラバンド、トッカータの3曲から成る「ピアノのために」は、今まで真面目に聴いたことなかったですが、高速のパッセージが心地良い。

他の曲も含め、暑い夏にドビュッシーのピアノ曲は格好の清涼剤ですね。

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モーツァルト「クラリネット協奏曲、クラリネット五重奏曲」グッドマン、ミュンシュ

2012-08-06 23:00:13 | Weblog
やはり熱帯化?

ひと雨来ると涼しくなる、という経験則がありましたが、今日の昼間雨が止んだ後、却ってム~と蒸し暑い。

これも、日本列島の熱帯化が進んでいることの現れの一つかなと思った今日一日でありました。

ベニー・グッドマン(クラリネット)、シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団、ボストン交響楽団員(五重奏曲)(ANDROMEDA盤)

LP時代に気になっていた音源をワゴンセールで見付けたので聴いてみました。

当時、RCA音源の廉価盤シリーズが色々出た中に、このグッドマンのこの協奏曲がありました。カップリングも同じだったのかは全く記憶にありませんが。

ジャズの有名な奏者が演奏したクラシックって、どんなものなのだろう?

怖いもの見たさ的な要素も加わり、この音源が気になっておりました。

しかし、是が非でも欲しいという盤でもなく、またその後、モーツァルトにもピリオド演奏の波が押し寄せ、個人的な性向はそちらに向かったこともあって、いつしかグッドマン音源は忘却の彼方へ。

そんなグッドマンと、うん十年振りにタワレコワゴンセールで再会。

さあ、聴いてみましょう。

リズムやメロディの扱いなど異分野の奏者という違和感はありません。普通にクラシックしています。

むしろ、この協奏曲の演奏でちょっと違和感があるのはミュンシュの指揮か。

最晩年の哀しさ漂う曲なのに、立派でエネルギーに満ちて元気過ぎる。

その推進力たるや素晴らしいと思うが、この曲にはどうか?

ボストン交響楽団員の弦による弦楽五重奏曲も似た傾向あり。

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ディーリアス「交響詩《頂にて》、ノルウェーの7つの歌、メロドラマ《頂にて》」ボストック

2012-08-05 23:41:39 | Weblog
早朝成田に向かう。

何だかんだで、昨晩2時間ほどしか寝られなかったので(昼寝はたっぷりしてますが)、眠くはありましたが遅れる訳にゃいかない。

娘が初めて海外に行くのを見送り&荷物持ち。

成田空港へ行ったのは20何年か振り。

乗り継ぎ良く、早目に着いたのは良かったのですが…。

空港入口で身分証明書の提示を求められるのですね。知らんかった~。

電車で行ったから免許証も持参していないし、健康保険証も。

仕方なく、パスモの定期券など見せるが効力なし。(アホでんなぁ)

娘の見送りということで何とか入れて貰えました。(焦った~)

飛行機が飛び立つまで、空港の展望場所で見ていたのですが、だいぶ渋滞していてなかなか飛び立たない。滑走路待ち。

飛行機は次から次へと離陸するのだけれど、娘の搭乗機がなかなか見えない。

それにしても、通勤電車並みの便の多さには驚き。

Wikipediaに拠れば、2011年に18万3,451回の離着陸があったとのこと。

空港の発着時間は、6時から23時までの17時間とのことなので、1時間当りの発着本数は…。

183,451÷365÷17=約30便/時間

1年間の単純平均でも2分に1便!の離着陸。

まして、夏休みシーズンの昼間となれば更に過密。

でも、この成田でも日本一の便数じゃないんですね。

知らなかった!

羽田が何と年間約33万6,000便だそう。

こちらは24時間運航だそうですが、それにしても凄い数ですね。

ヤン・ルンド(テノール)、ピーター・ホール(朗読)、ダグラス・ボストック指揮、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(MEMBRAN盤)

ディーリアスはもっと聴いてみなきゃと思いながら、なかなか聴けていない作曲家。

CDも今まで確か2枚しか持っていなかったんじゃないかな。

「ブリティッシュ・シンフォニック・コレクション」の中に、「ディーリアス秘曲集」が入っておりました。

収録曲は下記。

1.交響詩「頂にて」
2.ノルウェーの7つの歌(管弦楽伴奏編曲版)
(1)夕べの歌(ディーリアス編曲)
(2)優しいヴェネヴィル(ビーチャム編曲)
(3)愛を隠して(ペイン編曲)
(4)子守唄(ビーチャム編曲)
(5)小鳥のさえずり(ディーリアス編曲)
(6)吟遊詩人(ペイン編曲)
(7)家路に向かって(ゾントハイマー編曲)
3.メロドラマ「頂にて」

抒情的で、淡くも柔らかな光景が目に浮かぶ16分ほどの交響詩「頂にて」は如何にもディーリアスという感じで良いですが、約40分のメロドラマ「頂にて」には驚きました。

弦楽を中心としたオケをバックにある時は囁くように、ある時はドラマチックに盛り上げ語る音楽ドラマ。

オーケストラ伴奏版(原曲はピアノ伴奏?)の「ノルウェーの7つの歌」も優しい音楽。

抒情詩人ディーリアスをきちんと聴いてみなきゃと改めて思いました。

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