golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バッハ「ミサ曲ト短調、イ長調、サンクトゥスニ長調」ヘレヴェッヘ

2010-04-29 00:56:20 | Weblog
昨日から、変な感じで喉の近傍が痛いです。

「変な」というのは、一つには痛い個所が昨日から今日に掛けて移動したこと。

普通「喉が痛い」というと、喉の真ん中が痛いと思うのですが、昨日痛かったのは喉の左側。そして、今日になったら痛い個所が右側に移動しました。

昨夜、右を下にして横向きで寝ていたからでしょうか?(そんなアホな)

そして、もう一つ「変」なのは、風邪系の痛みなのか、口内炎系なのか今一不明な点。食事すると食べ物が当たって痛く、感覚的には口内炎風。

まあ、取り敢えず今日は風邪薬を飲んでみましょう。

アニェス・メロン(ソプラノ)、ジェラール・レーヌ(アルト)、クリストフ・プレガルディエン(テノール)、ペーター・コーイ(バス)、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮コレギウム・ヴォカーレ(Virgin CLASSICS盤)

バッハのミサ曲は、「ロ短調」が傑出した名曲ですが、規模の小さい作品が4曲あり、前に「ヘ長調」(BWV233)、「ト長調」(BWV236)を取り上げました(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/7363dacf38444c5d43fc7f8ec12b25e6)が、今日は残り2曲、「ト短調」(BWV235)、「イ長調」(BWV234)。

いずれも30分程度のコンパクトな曲で、「ロ短調」の感動には及びませんが、より日常性のある音楽で、カンタータと同様の感覚で聴くことが出来ます。

「ト短調」第2曲グローリアの小刻みな音型での盛り上がり、第4曲ドミネ・フィリでのアルト(カウンターテナー)の美しい歌、第5曲クゥイ・トリスでのオーボエの癒し系オブリガート付テノールの歌唱など、カンタータそのもの!

それもそのはず、構成する6曲がいずれも3つのカンタータからの「転用品」。

転用は、バッハでは良くあることですが、非常に上手くつながってまとまった一つのミサ曲に変身しているものだと感心します。

「イ長調」、更に言えば前に取り上げた「ヘ長調」、「ト長調」のいずれも旧作カンタータから転用して再構成されたもの。

「イ長調」は、明るく伸びやかで、これも始めから一つの作品として書かれたかの如くのまとまりの良さを感じます。しかも、これ「美味しいとこ取り過ぎる!」(笑)。バス、ソプラノ、アルトの素敵なアリア、3つの合唱とも魅力的な音楽が詰まって弛緩無く進行して、傑作「マニフィカト」とも一脈通ずるものを感じます。

ニ長調のサンクトゥス(BWV238)は、3分ほどの可愛らしい優しい作品。

私にとって、バッハ演奏の「ネ申」となりつつあるヘレヴェッヘの高貴で透明なツヤのある演奏です。

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