golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

マーラー「交響曲第7番《夜の歌》」ロスバウト

2011-03-01 23:29:55 | Weblog
いつも無理矢理何か書いているのですが、今日は前半に書くことが浮かばない。

眠いので、メシアンでも聴きながら寝ます。

ハンス・ロスバウト指揮南西ドイツ放送交響楽団(DOCUMENTS盤)

昨日購入したヒストリカル音源による激安マーラー交響曲全集から。

色々な指揮者による面白そうな音源が詰まっています。

まずは、大好きな7番をロスバウトの指揮で。

CD2枚にまたがることも多いこの曲が1枚に収納されているのも通勤音楽としては有難いです。

オーストリア出身の指揮者ハンス・ロスバウト(1895~1962)は、クラシックを聴き始めた昔からずっと気になっていた名前でしたが、今まで未聴だったでしょうか。

当時購読していた「ステレオ芸術」(随分昔に廃刊)という雑誌の名指揮者特集にロスバウトも載っており、一体どんな演奏をする指揮者だろうと気になったものです。

もっとも、フルトヴェングラーやカラヤンなどの人気指揮者に何ページも割かれた後に、30人位の指揮者が載った「その他大勢」のページでしたが。

顔写真と2、3行の寸評だけで、どんな内容だったかは明確には覚えておりませんが、現代音楽を得意とする指揮者という様な記述でありました。

ちなみに、ステレオ芸術誌の「休刊」に関しては、当時この言葉の意味合いが解っていなかった私は、暫くの間、一体いつ復刊されるのだろう?と心待ちしたものです。

さて、その演奏。

現代音楽を得意とした指揮者だけあって、浪漫的な情感よりも、音響的な面白さに光が当たっているように感じます。

なかなかダイナミックな演奏。

中間楽章の、夜の妖しげな歌が大好きな曲ですが、そこもドライで力強ささえ感じます。

じゃあ、嫌いな演奏かと言うと、全くそういう事は無く、こういう解釈も十分あり。

最終楽章で突然様相が一変し、明るくなることで評価の分かれる曲ですが、この演奏だとその違和感は薄く、全楽章が一連の物と感じます。

録音が古いのが残念ですが、もしこれが良い録音だったら、この曲の名盤の一つに列せられていただろうとも想像致します。

1957年のライブ録音(モノラル)。

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