golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

リスト「ハンガリー狂詩曲第5番、第7番~第10番、第14番」シフラ

2012-12-23 22:23:04 | Weblog
昨夜は、小中高と一緒だった友人のお父さんのお通夜でありました。

葬祭場の入口に、絵の上手い友人が描いたお父さんの優しい横顔の油絵や、昔の色々な写真や思い出の品などが飾られていたのが印象的。

故人を偲び、送り出すに相応しく、いかにも心優しい友人らしいなと思いました。

その後、高校時代の友人数人とお清め兼近況報告会。

それほど飲み過ぎた訳ではありませんが、終電&ちょっと乗り過ごしで、今日は殆ど終日寝ておりました。

ジョルジュ・シフラ(ピアノ)(MEMBRAN盤)

先日聴いたシフラの5枚組に入っていたハンガリー狂詩曲(第1番~第15番)と同一音源と思われます。

しかし、リストを聴きたくて、またこちらも掛けてしまうのであります。

リストの全盛期の作で、高度に技巧的で華やかな曲ばかりかというと、5番のように内省的で晩年の作のような宗教性さえ感じる曲も混ざっていて、意外に多彩な作品集なのかなと思いました。

それにしても、9番や14番などのようにピアノの威力をここぞとばかりに見せ付ける曲は如何にもリストらしく快感。

こんな面白い作曲家を最近まで殆ど聴き逃していたのが不思議でなりません。

モノラル録音ですが、シフラの超絶技巧演奏は迫力満点。実演はさぞ凄かったのだろうと想像致します。

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2 コメント

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Unknown (バルビ)
2012-12-24 06:20:19
確かに私も同様に「こんな面白い作曲家を……」の部類に入るかもしれません。リストは、ピアノ協奏曲といくつかのピアノ作品ぐらいしか、あんまり聴いてこなかった作曲家です。

本日のブログ記事は、私にとっては示唆に富むものとなっています。ありがとうございます。リストの音楽を、これからもう少し聴いてみましょう。
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リスト (golf130)
2012-12-24 10:42:17
バルビさん
コメント有難うございます。
最近まで、リストは有名作曲家の中で最も疎遠と言って良い存在でした。
ちょっと苦手系のチャイコフスキーやシベリウスも大好きな作品がいくつかあるのに、リストにはぴんと来る曲が一つも無い状況でした。
同じロマン派では、シュポアやラインベルガーといったマイナー作曲家の方がずっとずっと近しい存在。
ところが、突然に開眼(開耳?)。

好きな作曲家の1人に急浮上した感じ。不思議なものです。
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