golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

レーガー「モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ、ベックリンによる4つの音詩」ボンガルツ

2015-12-28 22:04:37 | Weblog
今日は年内最終の出勤日。

冬休みに入る解放感もありますが、季節故か毎年どこと無く寂しさも感じる最終日だったりもします。

最終日は皆、様々。

既に休みを取って故郷に帰っている人もいますし、今晩からスキーなどに行く人も。勿論、飲み会の人や自宅に早く帰るという人も。

私は、トレーニング収め。

今日行っておかないと、今週0回になっちゃいますから。

ヴァルター・ハルトヴィヒ(ヴァイオリン、ベックリン)、ハインツ・ボンガルツ指揮シュターツカペレ・ドレスデン(モーツァルト変奏曲)、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団(ベックリン)(BRILLIANT CLASSICS盤)

レーガーの11枚組ボックスから。

レーガーと言えば「モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ」。と言うか、一般にこの曲くらいしか聴かれていないのでは。

このボックスを聴いて来て、つくづくそれでは勿体ないと思っております。

モーツァルト変奏曲も久しぶりに聴きましたが、主題の性格もあるし、変奏曲とフーガという形式の明快性もあるし、レーガーの代名詞のようになっている「晦渋」とはほど遠く、後期ロマン派の濃厚さと誠実さが上手く同居した良い曲だよな、と改めて思いました。

ベックリンという画家の絵にインスピレーションを得て作曲された音楽も、特徴的なメロディこそ無いものの濃厚さと優しい響きがミックスして魅力的。

私は、少なくとも昨日の「家庭交響曲」とかよりは今日の2曲の方が好きだな。

ボンガルツとドレスデンの2つのオケによる堅実な演奏も良し!

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