golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

マーラー「交響曲第5番」ベルティーニ

2012-06-08 21:56:19 | Weblog
今朝、多摩センター方面まで行ったのですが、乗り換えた電車に蜂が入って来て、結構ビビりました。

後から、アシナガバチらしいと気付きましたが、乗車する電車が到着し、空いている座席に腰掛けた途端、正体不明の大きな虫(脚を拡げていたようです)にまとわり付かれ、しっ、あっち行け、あっちと追い払うも、途中で蜂と気付き、逆襲される懸念もあって叩くなどあまり強硬な手段にも出られず、カバンを落とすなど慌ててしまいました。

幸い、アシナガバチ様にはお離れ頂いたのではありますが、同じ車両の端の方へ移動し、今度は他の人が席を立って避難。

1人果敢にも、ハンカチで追いやって窓から外に追い出そうとする女性もいました。

刺されなきゃ良いのに、と思って見ていましたが、幸いにして逆襲に出ることも無く、アシナガバチは次の駅で開いたドアからおとなしく出て行きました。

蜂で思い出したのは、遥か昔、大学生の時のこと。

友人の下宿に遊びに行ったら、窓の所にハチが巣を作ったという。

見ると、確かに小さな巣を一匹のアシナガバチが守っている。

ゲッ!、早く殺虫剤掛けて取っちゃえよ、と私。

そんな可哀想な事はしない。見てみろよ、俺の指の方をずっと目で追っかけて来てなかなか可愛いぞ、と彼。

彼が人差し指を動かすと、アシナガバチの目線がそれを追って来る。

首を傾げた姿は、可愛いと言えなくもないが、あくまでもこちらに向かって飛んで来ないことが大前提。

私にゃ、窓際の蜂の巣をそのままにして置くなんて恐ろしいことはとても出来ません。

蜂だけでは無く、鳥とも意志の疎通が図れた彼。

天高く飛び、ぴぃひょろろ~と鳴くトンビに対して、見て居ろよと一言いって、鳴き声を真似る彼。

すると、トンビがぴぃひょろろと答える。

また、彼が鳴き真似を…。

一体、こいつは何者なんだ?と驚いたことを今でも良く覚えております。

卒業してからは一回もあっていませんが、一流大の大学院に進んだ彼は若くして大学教授になり、ネットで検索してみると、気さくで学生にも人気の様子。

サークルで一緒でしたが、男気もあってコンパでも人気者だった彼のことですから納得です。

ガリー・ベルティーニ指揮ケルン放送交響楽団(EMI盤)

マーラーの交響曲中で、この1曲と言うとやはり9番という私ですし、他に特に凄いなと思うのは「大地の歌」や10番だったりしますし、偏愛している7番もありますが、聴くことの多さではこの5番がダントツでしょうか。

CD1枚に収まりコンパクトですし、曲のまとまりも良い。そして何より、「後期ロマン派の最美の名花の一つ」とも言えるアダージェットの存在が大きいですね。

ベルティーニの指揮は、こってりではなく、ケルンの優秀オケを自然に美しく鳴らしたもの。

アダージェットの爛熟の響きも浪漫たっぷりながら形崩れの無くバランスがとても良い。

とても満足度高い演奏です。

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