golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ロドリーゴ「マドリガル協奏曲、夏の協奏曲、アランフェス協奏曲」モレーノ、アラ、バティス

2012-06-05 23:45:54 | Weblog
いやあ、今日も暑かった。

午後の会議中は勿論のこと、朝から「暑い暑い」を連発し、ハンカチ(というかもろ小型タオル)で汗を拭い、ウチワでパタパタやりながら仕事しておりました。

皆から、そんなに暑い?と訝しがられるけれど、暑いものは暑い!

今年も辛い節電の夏であります。

アルフォンソ・モレーノ(ギター:マドリガル協奏曲、アランフェス協奏曲)、デボラ・マリオッティ(ギター:マドリガル協奏曲)、アウグスティン・レオン・アラ(ヴァイオリン:夏の協奏曲)、エンリケ・バティス指揮ロンドン交響楽団(BRILLIANT CLASSICS盤)

ロドリーゴの協奏曲、管弦楽曲集から。

2つのギターのための「マドリガル協奏曲」、ヴァイオリンのための「夏の協奏曲」、そして、「アランフェス協奏曲」。

暑い時は、涼しげな曲か、逆にラテン系の音楽が良いですね。

「マドリガル協奏曲」は、10曲から成る組曲調の作品。

古楽を素材にした「ある貴紳のための幻想曲」とも通ずる曲。

素材は古楽以外にも民謡等多様で、アランフェスの引用もあります。

「夏の協奏曲」は、保守的な作風のロドリーゴにしては比較的新しい響きも感じますが、勿論調性を逸脱するものでは無く、万人に聴き易い音楽。

ヴァイオリンの細やかな音が爽やかに吹き抜ける風のよう。

2曲とも、アランフェス以外にも素敵な曲の多いロドリーゴを実感させてくれます。

馴染みの「アランフェス協奏曲」は、改めて良く出来た曲と思います。

またこの曲、演奏に対するラティチュードが広いというか、少なくともディスクを聴いて楽しめなかったことがありません。

モレーノと、爆演指揮者としても有名なバティスは早目のテンポで押して来ます。

ギターがやや粗く感じられなくもないですが、これはこれでまた心地良い演奏です。

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