golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

マーラー「交響曲第2番《復活》」ベルティーニ

2012-06-03 23:08:53 | Weblog
【提言】マーラー交響曲第1番の標題改称を!

ジャン・パウルの「巨人」という小説(読んだこと無い)に因んで付けられたタイトルだそうだが、マーラー自身も誤解を招くことを認め、破棄したとされています。

なのに、今だこの名称なのは理不尽なのでは。

ここはいっそ改称を。

「巨人」は、若者が成長する過程を描いた小説だそうだから、「若鷹」というのはどう?

何故、鷹?という疑問を持たれる方もいらっしゃいましょうが、飛翔するイメージが良いではないですか。

アンチ・ジャイアンツだった私、巨人、復活と続く標題に大変違和感を持っておりました。

シーズン当初低迷していたジャイアンツは最近復活して絶好調じゃないですか。

ここは、是非「巨人」のタイトルを譲って頂き、若鷹復活、ホークス復活と願いたいものです。

今日もまた負け。(泣)

クリスティナ・ラキ(ソプラノ)、フローレンス・クィヴァー(メゾソプラノ)、ガリー・ベルティーニ指揮ケルン放送交響楽団(EMI盤)

この曲、初めて聴いたのが名盤と定評のメータのディスク(の海賊盤)だったのですが、冒頭の悲劇的かつ感傷的な響きがどうも馴染めず、大好きなマーラーの交響曲にも関わらず、ちょっと苦手の感を抱いていた時期があります。

勿論、冒頭を過ぎ、特に第2楽章以降になってしまえば、大好きなマーラーの世界に入り込んで行けるのですが。

このベルティーニの演奏は、自然で灰汁が無く、この出だしもあまり抵抗無く聴けました。

そして、第2楽章など草原の爽やかさを感じさせます。朝露に濡れた柔らかな草が朝日を浴びて輝く様を。

第4楽章の「原光」も自然で柔らか。

終楽章も爽やかさな高揚で曲を閉じる。

マーラーらしい粘性には欠けるかもしれませんが、逆にこの曲に苦手意識が皆無とは言えない私にはとても好ましい演奏でありました。

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