golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

バルトーク「歌劇《青ひげ公の城》」テッパー、フィッシャー=ディースカウ、フリッチャイ

2012-06-06 23:07:43 | Weblog
今朝早目に起きて横浜方面まで行き、その後、多摩地区をうろちょろして、都内の会社に戻ったら、大したことしていないし、精神的ストレスもありませんが、意外に疲れました。

まあ、一番疲れた原因は、せっかく追い付いたにも関わらず、9回に1点入れられてホークスが負けたことかもしれません。

ですから、今日はもう寝ます。

ヘルタ・テッパー(ソプラノ)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、フェレンツ・フリッチャイ指揮ベルリン放送交響楽団(MEMBRAN盤)

バルトークBOXから最後の1枚。彼の唯一のオペラ。

この曲、聴く度、高校生の時に読んだカフカの「城」を思い出してしまいます。

ストーリーは忘れてしまったのですが、いつ迄経っても城に到達出来ないという不可思議なお話。

その前に読んだ「変身」、「審判」以上に不条理さが際立っていると感じたものです。

「青ひげ公の城」は、勿論別の話ですが、全編を貫く不思議さ、不安感、不気味さには共通するものがあります。

ケルテス盤しか持っていなかったのでこれが2枚目。
登場人物が2人だけで合唱も入らない小規模編成ながら、意外に録音が少ないのではないでしょうか。

昔は、ケルテスとドラティが代表盤のように言われていましたが、近年はこれにブーレーズが加わった程度でしょうか?

フリッチャイ盤があること自体、今回初めて知りました。

テッパーの少しきつめの声とフィッシャー=ディースカウの鉄板の歌唱に、知情理バランスの取れたフリッチャイの指揮。これはなかなかの名演かと。

そして、この陰気なオペラ、私、結構好きなのであります。

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