小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

カナダ旅行無事に終了! 最後のギフト

2018年08月09日 | 旅行記 カナダ
■約19日間のカナダ旅行を終えて、無事に帰国できました。
帰国した翌日からは早速、飛騨高山に移動してきていてます。

日本車の運転のなんて楽なことか(笑)!!
千葉~飛騨高山への約350kmの運転はもはや長距離に感じなくなってきています♪
そして日本の風景の色の濃さに親子でビックリしておりました(笑)!

飛騨高山の手筒花火祭を眺めながら、
日本の風情はやはり良いなぁと再確認しました。

さてさて、話はカナダに戻ります。
戻らないわけにはいかないのです。

カナダ旅の最後にとっておきのギフトが盛沢山だったのですから。


■それは借りていたケビンの車とナナイモでお別れし、
公共交通でバンクーバーシティを移動するようになったら出逢いはじめました☆

ある時、市内のバスの利用で現金で支払う場面がありました。

ですがコインが絶対必要とはつゆ知らず、
大きな金額の紙幣とクレジットカードしか持っていませんでした。
(多くの人はSuicaみたいな電子マネーで利用していました)

それを知ったナイスガイな運転手は、
最高の笑顔でチケットを無料で発券してくれたのです!

そして彼は言いました。
「このチケットで今から90分、1ゾーンエリアを自由にバスに乗れる。いい旅をするんだぜ!」と。

その後は英語があまりできなかった
慣れない私たちを見かねて、
バスの運転手が車内マイクで
「乗客で日本語できる人はいませんか?」と呼びかけてくれたり、
とても優しくしてくれたのです♪
車内はとてもアットホームな雰囲気になったのです☆

目的のバス停に着き、
家族全員で運転手さんと握手をし、
見えなくなるまでみんなで見送りました。

長女はつぶやきます。
「どうして、こんなに優しいの…!?」
すると、あまりの感激で長女が泣いてしまいました。

彼女にとって、すごく良い経験になったと思うのです。

カナダの交通機関での優しさ、気配りの素晴らしさには、
他にもいっぱい感動したので、
また改めて記事に書こうと思います♪


■もうひとつのギフトといば、
カナダを発つ予定の最後の晩に発生した、
エンジントラブルによるフライトキャンセルが
この旅の最後にふさわしいものでした。

日本に帰国する為に乗る予定だった、
台湾行きエアチャイナ(深夜2時発)がエンジントラブルで
予定より7時間待たされた挙げ句に、
フライトがいきなりキャンセルされました。

ここまでは、まぁあり得る話です。

しかし、エアチャイナは代替えの他社便、宿も用意できないという信じられない方針を打ち出してきました!!

予定されていたフライトが運行をやめて、
窓口に200人を超える長蛇の列が出来た時点では以下の対応でした。
・2~3日後の同社の便を代替えとする。
・チケットと同額の払い戻しのみ受け付ける。
・電話番号を伝えるので、自宅に帰ってから電話してほしい
(ほとんど繋がらず、つながっても自動ガイダンスばかり、なんとかオペレーターにつながっても、2日後のチケットの待機登録のみできるというだけ)

しかも窓口は2カ所だけだったので、
私たちが窓口にたどり着いたのはキャンセルから5時間後、
フライト予定から12時間後でした。

現地で空港で10年以上業務で関わっている人もこんな事態は初めてだという異例中の異例の事態でした!!
これには中国人も含む多くの乗客が怒り、
空港は長い時間、騒然としました。


中国の人のスタンスなのでしょうか?
何を言おうと、決して謝ることはなく、
言う言葉は「それが私たちのポリシーだ」と。

そんな相手に、
その場にいた奇跡の最高メンバーが一致団結し、
なんと20時間にも及ぶ交渉の末に
代替えの他社航空便(エアカナダ)、
宿(なんと、シェラトンホテル)を用意してもらうことができました♪

予想外の最後の「最高の宿」に向かうときの
夕日の美しい広がりは忘れられません。


こちらはヘトヘトでしたが、
最後に高級な宿に泊まる奇跡が発生したので、
存分に楽しむことにしました♪

豪華なプール付きだったので、
次女も大いにハッスル!!


こんな高級なホテルに泊まることは、
きっと一生涯ないでしょう(笑)。



■超頑固なチャイナエアラインとの交渉に関しては、
全然、日本語以外ができない私たちを
たまたま同じその場に居合わせた
カナダ在住の日本人のふたりが、
すごく助けてくださいました!

20時間に及ぶ交渉も、その後の結束も、
このお二方の存在なしではあり得ませんでした。
本当にありがとうございます☆

この事件のお陰で台湾経由の
東京行き、沖縄行き、富山行き、ベトナム行きに乗る予定だった他人同士が見事に集まり、
とても素晴らしい出逢いとなりました♪

名付けたチーム名は【チームフライトキャンセル】(笑)!!

そした長女にとってもカナダで活躍する大先輩、
素敵な高校生の友達にも巡り会え、
最高の一晩を過ごしました♪

ほんと英語をもっと頑張らなければと思ったし、
運行会社に対しても間違っている部分はきちんと強く訴える必要性を強く感じました!

結果、ヘトヘトになりましたが、
1日遅れでみんなそれぞれカナダを発つことができることになりました。
あと1日フライトが遅れていたら、
台風13号が関東に直撃するのと重なり、
こんなにスムーズに帰国できなかったでしょう☆

紙一重で帰国できて、
台風接近直前に関東を脱出することができました。
もう、旅の醍醐味過ぎて言葉がありません(笑)。

そして最後に、
1晩ずっとぶっ通して、
さらには翌日の夕方までずっとフライトキャンセルの対応をしてくれた
エアチャイナの職員本当にお疲れさまでした!
(交代や応援の人員を用意しない会社の姿勢も疑問!)

最後に残ったエアチャイナの二人とガッツリ握手をして笑顔で別れられて、
嬉しかったです♪

チームフライトキャンセルの中からも、
真摯に対応しれくれたスタッフのファンができたのには笑えました♪

お返しとして、
これからもっと目の前の困った人にはフォロー、サポートしなければと強く思いました。

みんなありがとうございます!

飛騨高山の美味しいみたらし団子を食べながら、
まだまだ沢山ある旅のギフトを考えていました。

ほんと、ピンチはチャンスなのですね☆

もう少ししたら母島に帰るので、
色々まとめようと思います。

お楽しみに♪

コメントを投稿