小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

ローゼル、種蒔きの季節~多種栽培~

2018年04月03日 | ローゼル栽培
■母島も4月となり、
そろそろローゼルの種を蒔く季節となりました。
(自分的には母島では3月~5月蒔きがベスト)

今季はなんと新たに3種類のローゼルの種が手元にあります(笑)。
○バリ・ローゼラ(去年行ったバリで購入)
○レッド・ローゼル(頂き物)
○パープル・ローゼル(頂き物)

バリのはうちなーローゼルに似た感じであるのを現地で見ましたが、
レッド、パープルの2種はまったくの未知の品種なので楽しみです。

レッドとパープルの種を下さった方によると、
「風味が濃く 色もパープルは濃く出ます。
煮溶かすと繊維が殆ど残らず加工しやすい品種」
との事でした!楽しみです♪

去年は母島、うちなー、ルビーの3種に挑戦し、
様々な違いがとても面白かったです♪

今年は6種に挑戦!
種を並べると、凄いですね~

旅をするたびに増える品種、この中からベストな3種位が見つかるといいな~と思ってます♪


■購入の方から色々と質問があり、
去年栽培した3種の特性を表にまとめてみました。

左:うちなー、中央:ルビーローゼル、右:母島ローゼル

それぞれに向いた特性があり、面白いですね♪

僕はいつも満月の3日前を目標に種を蒔きます。
時期と温度と天体のタイミングが合えば、発芽も結構スムーズです☆


蒔いて4日で発芽しました。

いつも思う事ですが、
あんな小さな種から、たった数日で大きな双葉が出てくる神秘に、
不思議な気持ちに包まれ、自然と感謝の気持ちが湧いてきます(*^_^*)

僕は最近はローゼルはポットで苗を作らず、
すべて直播きで栽培するに至りました。

その理由は台風に強くなること(倒れても根が切れず起こせて復活できる)、
栽培初期の後半の管理が楽なのと、
作物がより健全な根を張れるからです。

しかし、栽培初期の管理が少し大変で、
マイマイにやられる場合も多いので、
1か所に多めに蒔きます(10粒以下位)。
※マイマイの駆除剤も使わない方針です。


今の所、発芽率は50%位です。
これはもっと気温が上がると80%位まで上昇します。

しかし、母島では遅めに種を蒔くと、ゴールデンウィーク後に梅雨入りし、
マイマイの活動が活発化して、発芽後の双葉を食べられてしまう場合が増えます。

梅雨入りまでにそこそこ大きく育てば大丈夫なので、
早めに蒔くことにしています。

様々な理由でダメなときは何度も蒔き直しを行います。


去年のこぼれダネで発芽したローゼルは、
もうこんなに立派に育っています!


■少し前の2月にはモロヘイヤの種取りも行いました。
例年は1月に行いますが、今年は僕と子供のインフルエンザと冬の長雨でタイミングが合いませんでした(笑)。



カラカラに鞘が乾くまで待ちます。


近づくとこんな感じ。


木を鎌で根元から切り、
そのまま一輪車(ねこ)の台に叩きつけて鞘割りをします。

これがすんごく気持ちいい♡

集まった種はこんな感じです。

枯葉や枯れ鞘、ゴミはあとでうちわや風を利用して取り除きます。

あとは密封容器に入れて完了!
母島では4~6月に蒔きます。

夏の高栄養な葉物として重宝しますよ~~♪


■この春休み母親も長女も内地に行っていて、
親父と二人っきりの春休みを謳歌しています(笑)。

日々、畑にフィールドに島の自然を堪能しまくってます♪

彼女にとっては赤ちゃんの頃から保育園に年中で入るまでは、
僕とずっとこの自然の中で過ごしてきたので
いつも以上に生き生きしております(*^_^*)

やっぱり大自然の楽しさは偉大です!
いつも状況が異なり、飽きることがないし、
沢山のギフトをくれます。

次女も小さい頃から慣れ親しみまくっている環境なので、
遊びもレベルアップし、手慣れたものです♪

小笠原の脆い岩場だってクライミングしてしまう彼女。

こんな春休みもいいですね~♡