70名以上の警察官が、制服で研修を受けているのは、なかなか壮観・・・・
ちなみに、写真撮影はすさまじくて、わたしもモデルになったかのようにばしばし撮影されるし、みんな勝手にFACEBOOKにアップロードしてるし、ジェンダーよりも肖像権を教えたほうがいいのではないかと思ったり・・・
研修開始時間の1時間前には、半数くらいの警察官がすでに会場にいるのも、さすが規律を守る人たちだなと思う。女性省もみんな早いけれど(局長は1時間半前に会場にはいるのが通常)、警察あるいは内務省の制服組は、ほんとに時間を守る立派な人たち。
↓二日目の研修内容についてブリーフ中
1日目、「ジェンダー配慮をした法執行ってどういうことだと思う?」って聞いたら、若い女性警察官が「男性警察官が加害者を逮捕して、女性警察官が報告書を書く」(報告書じゃなくって、調書というのだろうか・・・・)。まさに典型的な発想で、これを変えようとしているのだけれどな。
警察のジェンダーについて、人事局のえらい人から説明。警察の人たち、誰も彼も肩書きが長すぎて、よくわからないのである・・・・こんな通訳できないよお、と通訳泣かせの役所だなあと思う。
警察の組織は、5つの局、1つのセナティカラターン(内閣官房?)、27課・・・・ついていけない巨大な行政組織なのである。
中央 地方
男性警察官 15726 39114
女性警察官 1108 2155
合計 16834 41299
↓下の部分の統計は、なんの統計かよくわからない・・・
男性 10851
女性 516
合計 11367
2010年のメイサ−19日通達425SCNでは、女性を優先的に雇用するよう指示がでている。
中央で女性が指導的地位についている人数は、214名。(ただしトップはいない)
地方では、592名。(ただしトップはいない)
女性が指導的地位にいることのアドバンテージについては、給料が増えるっていうのがはいってて、重要なポイントだと思う。でも、重要な役割を与えられて力を伸ばすとか、自信をつけるとか、若い世代のモデルになるとか、そういうアドバンテージも指摘してほしいなあ。
女性警察官からは、男性は星もらったり表彰されているのに、自分たちはもらえてないから不公平だという意見が続出・・・・たしかに女性は星とかの数が少ない。
ちなみに、日本の女性警察官の割合は、7%程度。
警察に聞き取りしてみたところ、研修の需要はとても高くて、特に、容疑者の取り調べ方法について学びたいそう。以前カナダの警察うが実施した研修がとてもよかったそうな。たしかに、現役の警察官に対する研修は重要。それ以外には、子どもの被害者のインタビュー方法も学びたいそう。