ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

交通法規まもってよ!

2009年03月29日 | カンボジアで感じたこと




普段は車を運転しないものの、週末は自分で運伝するわたし。
「女性は運転が下手だ」という偏見を受け入れたくないけれど、運転下手なんだよなあ・・・・。


1997年にカンボジアに赴任する前に受けた日本でのブリーフィングでは、「車を購入して市内を移動してください」という指示。「車なんて買ったら盗まれちゃうんじゃない?」って思ったくらい車が珍しかったのに・・・そんなのはもう遠い過去のこと。連日の渋滞で、車の中で新聞を読みながら通勤するのがわたしの日常。

それにしても、車を運転してる時思うのは、なんでみんな交通法規守んないの!ってこと。赤信号でばんばんいっちゃう車は多いし、道の真ん中でUターンして邪魔する輩もいるし・・・ごきぶり化しているバイクも、両脇から次々現れるのでたまったもんじゃない。スピードは出てないとはいえ、おしゃべりしながら運転してたり電話したりしてるドライバーが多いので、なんとも危険!

そろそろ新年が近いので、酔払い運転も続出。夜中になると、無法地帯と化しているプノンペン。とても怖くて運転できない事態。交通事故の死亡者数もうなぎのぼりで、200名以上プノンペンだけで死亡者が出ているとの統計も。

行政には、最低の安全くらい確保する施策をとってほしいなあ・・と思いつつ今日もハンドルを握るのであった。



写真はとある農家で養育されている豚。そんなにひっつかなくってもいいのに・・・・


家庭内暴力の解決法?

2009年03月29日 | 女性の自立
これまで何度も顔を合わせてたのに、名刺交換したことはなかった参議院議員オック・コン閣下。

先日のセミナーで隣の席になったのでお話したら、「家庭内暴力の資料、もらえない?」って依頼。ちょうど参議院に行く用事があったので、「じゃ、持ってきますよ」。


参議院第一委員会(人権担当)の建物


お部屋に行くと、閣下はいきなり「人間の大切な4つの財産」についてレクチャー。人間として大事なのは、以下の4つらしい。

1.外見
2.ふるまい
3.知識
4.財産(お金)

「君は全部あってすばらしい」と言われたので、「ま、4番目は確実に無いですけど」。
閣下はすかさず、「いやいや、君はとにかく歯がきれいだ!」。さすが議員さんだなあと感心。





家庭内暴力について論文を書いていらっしゃる議員、家庭内暴力の解決法についてご自身の提言を聞かせてくださいました。20くらいある提言の中、優先順位の高い解決法は「夫と妻とその周囲の人たちで解決する」というもの。「家庭内暴力法はあるけれど、司法に訴えても、時間もかかるしお金もかかる、人々は司法を信じてない」。うーん、その通りなんだけれど・・・・立場上、ちょっとアプローチ変えないとますいんじゃないかなあ。

今後、論文を仕上げるために指導してほしいと依頼され、ま、参議院議員の家庭教師も悪くないかあと思っているところ。