しょうわ町は今日も平穏、吉野家の牛丼(2006.9.18)

2006-09-18 14:49:50 | Weblog

新聞に大きく、“カバもぐったり昼寝”なんて、動物園の写真入りで記事が載ります。ニュースのない日の、“ヒマネタ”、常套手段です。

昨日(17日)の新聞の折込チラシに、“明日、牛丼復活祭、あさ11時より売り切れまで、1日全国100万食限定”と。行ったことはないが、わがしょうわ町(旧庄和町・現春日部市)にも、吉野家はある!よし!と思っていた。夕食時に、同居のふたりに話したら、冷ややかな態度・・・・・。明日のブログは、ヒマネタ、牛丼だ、と思っていたから、ちょっと沈む。

今朝の新聞(なんと日経にも)で、ひときわ目を引くのが、鮮やかな牛丼のドンブリです。吉野家の牛丼カラー全面広告。11時15分前に、デジカメを持って出発。16号沿いの吉野家に11時5分着。
うーーーん。風にはためくオレンジ色ののぼり。並んでいる。もう100人ぐらい。列に入って、耐えて待つ。文庫本でも持ってくるんだった。列には、中学生の男の子が目立つ。11時45分、すぐ前の中学生の友人が、牛丼ゲットで、10時30分から並んだと話していく。若いおとうさんもけっこう並んでいる。何にもすることがない。他の人をまねて、携帯を覗くが新着メールがあるわけはない。持ちかえっていく人は、どことなく微笑んでいて自慢げでもある。12時のNHKニュースはあつかっただろうか、台風ニュースがあるし。がまんの時間が長い。

結局、吉野家を2/3周して、店に入ったのが、12時20分。わが家は今3人だ、注文は大盛か並盛か、ずいぶん迷っていたのだが、並4つ・・・と、12時30分に。

帰り道は、ぽつぽつ小雨。まだ列は5-60人。この店は1000食分用意しているという。お昼過ぎまでに、700食ぐらい出るんだろうか。わが町、のどか・のどか、平穏だなあ。

わたしゃ、大好き、吉野家の牛丼。でも、一人で、どちらかというと、わびしく食べるもの。家族で出かけるものではない。ましてや、わが家のそばで食べるものではない。上の息子が、たぶん小学校6年生の時、北千住の場末で、吉野家の牛丼を一緒に食べたことがある。“並1、大盛1”と頼んだ。“食べられないよ”と言っていた息子。大盛をぺろりと食べた。“うまかっただろう”と私。はじめての脱ファミレスの成長日だったかもしれない。
今日、その息子が2つ食べた。

 【おまけ】
*吉野家のビニール袋に、記念の日本手ぬぐい。ごあいさつ文によると、吉野家が牛丼をお出しできなかったのは、2年半の間。次回の牛丼限定販売は10月1日。

*並びながら思ったこと。しばらく、こんな風に並んだことがないなあ。その昔は、列車の指定席とか、コンサートのチケットとか、よく並んでいた。例えば、コンサート・チケット。XX日9時電話受付開始とか、抽選とか。並ぶことを許さなくなった。それをよしとする風潮。だから、とれない者はどうがんばってもとれない。運か、大仕掛けのダフ屋しか。

*並ぶというのも努力と熱意なんだが、それを社会が認めない。努力するということさえ無駄という時代になってしまった。3日前から並んでもいいじゃない、ほんとにほしいのだったら。