読売に3連敗したトラは、この21日からのDeNA3連戦を3タテし数字的には元に戻したようですが、さて実際はどうなのでしょうか・・・
防御率や本塁打数はセ・リーグで5位、打率や盗塁数、得点数は最下位の状態で首位というのも何か違和感を感じます。
読売戦の3連敗は、ここでDeNAに3連勝しても、そのキズは、癒されません。
それも、ここ一番の弱さ、勝負勘の無さ、勝負運の無さは、なにも今年初めてではないことを思うと決して安心できるものではありません。
8月23日
1か月ぶりの勝利を上げたメッセンジャー 8回108球 11奪三振
それでも、あの3連敗のあとズルズルと負け越してゆくのではという危惧は、今日はともかくなくなりました。
メッセが1ヶ月ぶりに勝ち星を上げたことも一つの安心材料なのです。
昨日は鳥谷の3安打、今日(8/23)のマートンの本塁打なども明るい材料です。
この安心感を持続し10年ぶりの優勝するためには、投手陣の3本柱の内、あと能見、藤浪の安定した勝利が必要です。
8,9月 負け越していたトラは、今年はどうなるのか・・・
さて、例年、8月から9月にかけて、負け越しているトラとしては、それを破らなくてはなりません。
そして9月8日からの甲子園での読売3連戦を3連勝してリベンジを果たすことが、このトラウマを除去できる条件なのです。
それまで、そしてその時まで今の状態をまず持続してゆくことが必要なのですが・・・それが出来てこそ、優勝の2文字が現実のものになるのではないのでしょうか・・・
それが出来なくして優勝などしても、トラの実力でも選手の力でも、ましてや監督始め首脳陣の力でもなんでもなく、相手がこけただけで、トラの将来にとって決してもプラスにはならないことでしょう・・・