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会社は誰のもの??ーその5-

2006年01月28日 10時01分42秒 | 会社は誰のもの

会社は、誰のものなのでしょうか?
今、多くの会社が病んでいます。 
論理や近代的合理主義の破綻が起こっています。

  
 アトリエ舞展は、無事終了しました。観賞にこられた方、有難う御座いました。

バブルの崩壊後、多くの金融機関の債務超過、倒産があり、西武王国の崩壊、カネボウを初めとする上場企業の粉飾、三洋電機の経営の行き詰まり、Mファンドの株の買占め、そしてIT産業の買収、ライブドア事件と内容もやり方も卑怯で下品で尋常ではありません。

そこには、何の恥じも外聞もなく、節度や心意気というものがありません。
金至上主義、物質主義と論理さえ徹底すれば問題が解決されると言う風潮が今日の歪を生んだのと思います。

論理には、限界があり、そして論理だけでは、重要なことが解決されないということです。

もし、人間にとって重要なことが、すべて論理で説明できるのなら、論理だけを教えていれば良い訳です。

ある生徒が先生に「なぜ、人を殺してはいけないのですか?」と尋ねたそうです。
しかし、その先生は、それを論理的に教えることが出来ませんでした。
びっくりした当時文部省は、「人を殺してはいけない論理的理由をパンフレッドに作成中」と新聞に書いてあり、それを読んで笑ってしまいました。

良い理由や悪い理由なら沢山並べることが出来ます。が実態は、「駄目だから駄目」なのです。
これは、論理的ではありませんが、実際、論理的に説明で出来ないのです。

「いけない事は、いけない」幼児のころから価値観を教えこまなくてはならないのです。
今の世界には、これが出来てないのです。

 


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