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映画 「 屍人荘の殺人 」

2019年12月19日 12時28分28秒 | 映画・社会

国内主要ミステリー賞を受賞、4冠を達成した作品。

となれば、どんなミステリーなのか、どんな”どんでんかえし”があるのか期待しますが・・・
果たして、その期待に応えることが出来るのでしょうか・・・・

  


完全密室での3件の残忍な殺人事件・・・
ゾンビが登場するホラーミステリー・・・

この2つが絡んで事件が進んでいきます。
ここでゾンビが出てくることで、この物語のリアル性に疑問が生じました。
映画にリアル性を望むのは可笑しいのですが・・・
完全密室の事件が真実性をあることを思えばですが・・・

始めは、どうもこの2つがかみ合わず、取ってつけたような感じも否めませんでした。
しかし、話が進むにつれ、うまく2つが噛合って、殺人事件もこのゾンビが殺人に関係してきます。

 ゾンビとは、生ける死体とも言われ、それにかまれると感染して噛まれた人もゾンビとなるというものです。 屍人荘の屍人とは、ゾンビのことです。

  
  明智恭介 (中村倫也)           葉村 譲  (神木隆之介)

映画は、合宿の舞台の洋館「紫湛荘(しじんそう)」が、屍人荘と化したことから、題名になったようです。
主人公は、関西にある大学・神紅大学「ミステリー愛好会」に所属する葉村 譲(神木隆之介)。

                   

   剣崎比留子 (浜辺美波)  口うるさいおばさん(ふせえり)他とゾンビに備える 

合宿には自称ホームズを名乗る明智恭介と推理が好きだが当たらず迷走推理の万年助手の葉村譲二人とそれを誘った謎だらけの美人探偵の剣崎比留子の他に、このペンションの持ち主の御曹司七宮兼光(柄本時生)、進藤歩(葉山奨之)、出田飛雄(塚地武雅)立浪波流(古川雄輝)それに執事の菅野唯大(池田鉄洋)等々・・・・

  

   出田飛雄  (塚地武雅)         七宮兼光  (柄本時生)

誰が、どのようにして殺されたのか、そして、その殺人にゾンビがどのようにかかわるのか・・・
殺人の動機は何か・・・
ゾンビの恐怖からどのようにして逃れることが出来るのか・・・
以上の疑問が解決するのでしょうか・・・

  

   立浪波流  (古川雄輝)  

なぜ、ゾンビは、このペンションに集中し、警察なり自衛隊なりの阻止する対応が遅く、ペンション内での解決を待っての出動は、やっぱり映画的なのでしょうか?
外部との通信が出来なかったとのことですが、映画を見た後、なにかひっかりがありました。

どちらにしてもこの映画の主眼は、ペンションでの3つの殺人事件ですが、ゾンビの影響が多くミステリよりもホラー的要素の方が強く感じました。



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