本当に大事なことは、親や先生が幼いうちから押し付けないといけません。
たいていの場合は、説明など不要です。
もちろん、子供は反発したり、別の価値観を見出すかもしれません。それはそれで良いのです。 初めに何かの基準を与えることによって、子供は子供なりに判断し、動きだすのです。
野に咲く花は美しい。モーツアルトが美しいと言っても論理的に説明は出来ません。
卑怯はいけないと言っても論理的に説明は出来ないのです。
戦後、日本は、過去の過ちから論理的に説明出来るもののみを教えるようになりました。 しかし、反省し過ぎた結果、もっとも大切なことが、抜けてしまったのです。
今日の絵は、”くつろぎ”です。F6号
今、会社は病んでいます。 いや社会も、国民も、政府も、すべて病んでいます。
すべて論理的に貫くということは、欧米的な考え方であり、日本には日本の古来からの論理で説明できない部分をしっかり教えるという国柄なのです。
そこに、日本的で全ての国民の高い道徳的な観念の源泉があったのです。
それは、日本人のDNAとして受け継がれているものですが、これを忘れているのではないでしょうか?
治療には、このことをもう一度考え直すことから始めなくてはならないと思います。
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