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変貌する大阪駅ーその3-

2007年11月01日 09時00分19秒 | 鉄道のよもやま話

東海道新幹線を建設するとき、なぜ現大阪駅より離れた場所に駅を設置したのでしょうか?
大きな要因は、大阪駅周辺には、新たに新幹線向けの施設を設置するだけの土地の余裕がほとんどなかったと言うことです。
駅の施設だけであれば、北ヤード地区(貨物駅跡地)が充分であったのですが、線路をそこまで施設する空き地がなく、立ち退き等すれば莫大な資金が必要となり、その時間もなかったのです。

もう一つの要因は、将来、山陽新幹線建設を考慮した場合、淀川を2度渡る不経済さや貨物駅の北側の用地を使用したほうがいいと考えられたため、大阪の市街地から大きく外れた場所に新大阪駅をターミナル駅としたようです。

  
  大阪駅北地区再開発完成予想図 右端が大阪駅新北ビル

今は、この梅田貨物駅跡地の再開発が動き出しています。
が、この梅田貨物駅を使用して通過している列車があります。
大阪環状線から京都方面への直通列車(はるか等)を走らせることになった際には、大阪駅を通過せず、貨物駅を経由して新大阪駅に停車させています。
再開発とにらみ合わせて、将来的には、なにわ筋線計画と合わせて、大阪駅の地下ホームを設ける構想も挙がっています。



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