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変貌する大阪駅ーその4-

2007年11月02日 08時40分27秒 | 鉄道のよもやま話

昨日、述べました「なにわ筋線」の計画とは・・・・
なにわ筋の地下にJR線を通す計画があります。
まだ具体的ではありませんが、1989年の運輸政策審議会で、御堂筋線や梅田駅の混雑緩和や大阪の北部と南部を直結する都心貫通型ルートとして計画の推進が望まれていました。

大阪駅の地下からなにわ筋を通って玉江橋(京阪電鉄の中之島新線と連絡)を経由して、JR難波・汐見橋(南海電鉄)へと結ぶもので、現在、環状線を通っている特急はるかを通せば時間短縮も可能になります。

 では、なぜこの計画が進まないのでしょうか?
ネックになっているのは4000億とも言われている建設資金で、採算が出るのかどうかが疑問視され、ましてなにわ筋沿線の開発が遅れているということも大きな要因なようです。

汐見橋で南海電鉄と直結すれば、JR西日本と南海が相互乗り入れすることが出来るのですが、どうも南海電鉄があまり乗り気ではないようです
関西の私鉄で唯一地下路線を持っていない南海は、以前にも南海独自の大阪中心部乗り入れの計画をしながら断念した経緯もあり、もし、関西国際空港と京都が直結すれば、それでなくとも、JRの特急はるかに乗客を奪われている南海の特急ラビットの影が薄くなるのを懸念されているようです。

      四ツ橋線 延伸計画

これとは別に、地下鉄四ツ橋線の西梅田駅から北ヤードを通って、阪急神戸線と相互乗り入れして、神戸・難波間を結ぶ計画もあります。
阪急十三駅から新大阪を結ぶ計画もあり、実現すれば、難波から新大阪まで、神戸から難波まで直結され、神戸沿線の利便性は計り知れない効果が出るものと期待されています
なお、四ツ橋線と阪急の乗り入れ計画は2015年をめどに検討されています。
 詳細は、2007年2月22日付けの当ブログを参照してください。



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