花の楽園「キューケンホフ公園」を後にして、オランダの王宮や国会議事堂のあるハーグに向かいました。
ハーグには、今回の目的の一つ「マウリッツハイツ美術館」があります。
途中、ライデンにある「シーボルト博物館」に寄りました。
シーボルト博物館 (シーボルトの旧宅です)
1823年、鎖国時代の日本の対外貿易の窓口であった長崎の出島へオランダの商館医として赴任しました。
シーボルト自身は、ドイツ人なのですが、国籍を偽っていました。
オランダ商館長の江戸参府に随行し、道中を利用して日本の自然や生活の研究をし、それらをオランダに送り、日本紹介し、日本学の祖として、ヨーロッパで名声が高まりました。
ここ「シーボルト博物館」には、その時、収集した日本の動植物の見本や、生活道具など、今では日本でも貴重な品が陳列されています。
帰国する時、日本地図を持ち出し、スパイ容疑で捕まり、国外追放されます。
これがシーボルト事件として有名ですが、その後罪が許され、再び日本を訪れています。
いずれにしても、日本をオランダだけにとどまらず、ドイツやロシアなどヨーロッパ全体に紹介しました。
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