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ベルギー、”ナミュールとデュルビュイ”⑯

2011年07月08日 12時46分11秒 | オランダ・ベルギー旅行

旅行8日目
今回の旅行の見学する日は、この日で最後となります。
9日目はブリュッセル国際空港から帰国の途につきます。 ブリュッセル国際空港からアムステルダムのスキポール空港を経て、10日目の朝に関西国際空港に着く予定となります。

さて、この日はブリュッセルから62Km離れた「ナミュール」へ向かいました。

ナミュールは、古代ローマ人も定住し、中世初期には、2本の川が交わる場所に、町を見下した岩の上に城が築かれてから有名になりました。
1640年代はスペイン領、1692年にはルイ14世によってフランス領となり、1709年にはオランダ領となるも、実質町を支配したのは、オーストリアのハプスブルグ家でした。

 

 

その後も領主や国が転々とし、第1次世界大戦にはドイツの侵攻を受け、占領され、第2次大戦でも甚大な被害を受け、今では、軍事面でも経済面でも重要な町となっています。

ナミュールを離れ、モダーブ城に行きました。
ベルギーには、多くのお城が残っているようです。
ドイツやフランスのお城に負けず劣らず、立派なお城が多くあるそうです。

 

  

現在のお城には色々あり、レストランや結婚式場を行っているお城、持ち主が住んでいるお城や公開されて、中の調度品などを見学させているお城などがあります。

このモダーブ城は、内部の調度品や装飾品などが見学出来、当時の貴族の生活を垣間見ることが出来ます。
お城の一部は13世紀のもので、現存のお城は、1652年に再建されたものだそうです。

このモダーブ城から25Kmと比較的近いところに、世界で一番小さな町という「テルビュイ」を訪れました。
人口は、500人程度ですが、中には教会やレストラン、ホテル、お土産屋さんもあり、郊外の静かな町という感じです。

 昔は、このような街があちこちにあり、無くなった街もあり、統合されてゆく街もあります。
この様は、世界中同じですが、このようにこじんまりとして昔の面影を残しているのは少ないようです。

これで、オランダとベルギーの2カ国の旅行は終わります。
この2カ国とも、昔のままの姿を出来るだけ現在に残そうとしています。
どこの広場にも、建物にも、国旗が掲げられて、その国とその歴史に誇りを持っているように見受けました。

また、機会があれば、両国の違いや国情について感じたまま、述べて行きたいと思います。



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