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世界の三大宗教って分かりますか?

2006年06月05日 09時56分30秒 | 宗教を考える

日本人は、余り宗教に関心が薄いようですが、困ったときの神頼みは、良くやっているようです。 元々日本には、神教(神道)があり、仏教や儒教が入ってきて、日本独特の宗教を構成しています。 村の鎮守は、どこの土地に行ってもあちこちにあり、日常の生活にも神さんや仏さんを祀っており、決して無宗教ではないのですが・・・・最近はその生活面でも関心が薄いようです。

でも、お正月の初参りとか、厄神さん、えべっさんなどは、宗教とは関係なく習慣的に日本人に根ずいているようです。

   伊丹・荒牧のバラ園 F6号
 

では、世界の宗教分布はどうなっているのでしょうか。

世界の宗教をおおまかに分類すると、世界宗教民族宗教に分けられています。
世界宗教とは、国家や民族を超えて信仰されいる宗教で、その代表が世界三大宗教であるキリスト教、イスラム教、仏教です。

儒教やヒンドゥー教、ユダヤ教などは、世界宗教とは云われていますが、民族的色彩が濃く、これまで広く他民族に伝播することはありませんでした。

民族宗教は、特定の国や民族間で信仰される宗教で、民族の伝統や習慣と結びついていることが多く、日本の神道などもこれにあたります。

と言う事で、世界三大宗教といっても、宗教人口とは関係がありません。

宗教人口の多いのはキリスト教の21億7千万人(33%)、イスラム教の12億8千万人(20%)、3番目に多いのは、ヒンドゥー教の8億5千万人(13.3%)です。
世界三大宗教の仏教は、5番目で3億人(6%)に過ぎません。
ちなみに4番目は、儒教・道教などの中国の民間宗教で4億人(6.3%)です。

ユダヤ教は、1番古く、その流れを汲んでいるのがキリスト教やイスラム教です。
ユダヤ教は、ユダヤ人の宗教で、ユダヤ教を信じる人は、ユダヤ人です。
従って、現在では、ユダヤ教は、イスラエルの国のみの宗教となっています。

しかし、その世界三大宗教も各派に分かれて、いがみ合っています。
これが世界の紛争の種になっていることを思えば、この宗教にも信仰するしないは別にして、知っておくことが、世界情勢を知る上では重要なことではないでしょうか?

   



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