2019年のペナントレースも折り返しを迎え、7月12、13日にオールスター戦が行われ、これが終わると後半戦に突入します。
今年前半のトラの戦いはどうっだったのでしょうか・・・
印象として、連勝もあれば連敗もあり、力が一定ではなかったように思います。
つまり、戦力が安定しておらず、足が地に着いた戦いが出来ていなかったようです。
勝敗は、84試合を戦って39勝41敗4引き分けと借金2で折返しました。
もちろん、もっと勝ってもおかしくない戦いもあったのですが、欲を言えばキリがないので、一応まずまずとしておきましょう・・・
今年 新戦力の投手陣 西 ガルシア ジョンソン
その中で、気になったのが、やはり得点能力が悪いということです。
ここ1本の安打が出ない、そしてここ大事なところでのエラーが出て、その失点で敗戦になるという最悪の状態が、そこそこあったようです。
得点能力が悪いのは、ここ1本出ないのもそうですが、本塁打が少なく、長打率が悪く、チーム打率が3位でありながら、得点数は、5位に甘んじていることではないでしょうか・・・
チーム本塁打数も55本と3位で、1位の巨人の107本、2位のDeNAの100本とは倍近い開きがあります。
梅野 サイクルヒット 高山 サヨナラ満塁逆転ホームラン
そしてセ球団で開幕以来4番を打ち続く得ているのは大山一人だそうで(パは西武の山川がただ一人4番)、それだけ、いまではなく将来の4番を育てるという矢野監督の熱意の表れと思われます。
しかし、普通に考えて、4番打者とかエース投手は、入団から育てるというのは至難の業です。
4番とかエースとかは、天賦の才が必要ではないでしょうか・・・つまり、雰囲気がありオーラがあるのです。
中心選手の不在は、チームの士気にも影響を与え、それが成績につながるのです。
投手陣も救援陣は頑張っているのですが先発陣が心持たなく、年齢的にも若手の台頭が期待されるところですが、その中でも2年目の高橋遥人とか3年目の小野、4年目の青柳の成長を期待したいものです。
投手の成績を見る一つの指標にQS(クオリティスタート)がありますが、阪神の投手陣は決して悪くはないのです。 (QSとは、先発投手が6回まで3点以内に抑える試合数)
ガンからの生還 サヨナラヒットを打った原口 今年は、負けてもファンに礼を・・・
それともうわさされている新外国人ソラーテが、取って代わって4番を打つのでしょうか・・・
どちらにしても、若手投手陣に我こそはエースなりと名乗りを上げる投手がでてくるのでしょうか?
そして、4番打者すなわちここ1番に長打が打てる打者が4番に座ることが出来るのでしょうか・・・
ともかく、今年は育成の年として開幕が始まり、1時は優勝も狙えるかもと淡い期待もあったのですが、
やはり、初心に戻り、若手の底上げ、育成を中心にして、結果、何位でテープが切れるか、期待と不安が交差する後半戦を見てゆきたいと思います。