毎年３月にはＪＲグループが全国的にダイヤ改正が行なわれるのが恒例となっています。
今年も３月１５日には、ダイヤ改正や列車の運転取りやめ、新線の開業などが行なわれます。
東海道・山陽新幹線では、Ｎ７００系が毎時東京～博多間を運転され、４３本に増発されます。
ダイヤ改正以降も、概ね１ヶ月ごとにＮ７００系を増やし、平成２０年度末には、７０本以上の列車をＮ７００系で運転する予定です。
一番残念なのは、夜行寝台列車が次々と無くなってゆくことです。
「なは・あかつき」「銀河」が無くなります。
北斗星と日本海は、２往復あったものが１往復に減便されます。
新幹線が増発され、時間短縮されればされるほど、また飛行機の利用が増えるだけ、在来線に影響が出てきます。
旅の楽しみが段々と減ってゆき、寂しい限りです。
おおさか東線 試運転列車
ＪＲ西日本の目玉は「おおさか東線」の開業でしょう。
ＪＲ西日本の新線開業は１９９７年の東西線以来１１年ぶりですが、果たして目論見通り乗客の確保が予定通り出来るのか、気掛かりでもあります。
放出～久宝寺の区間だけでなく「直通快速」として尼崎～北新地～京橋～久宝寺～奈良間を朝夕のラッシュ時に運転されます。
その他のＪＲ各線も新幹線に合わせて特急列車の時刻を変更したり、増発したり、新駅を開業したりしています。