フィジカル・グラフィティ 価格:¥ 2,800(税込) 発売日:2005-05-25 |
ZEPならではの持ち味をフルに活かした重々しいブリティッシュ・ハードロックあり、ワールドミュージック風あり、オールドポップスとカントリーポップスの融合スタイルありで、全15曲もありながら(それも1曲が7~10分以上の長い曲が多い)ちっとも飽きさせない仕上がりになっている。
こうして改めて、それもこの歳になってZEPを聴いてみると、JohnBonhamってのは並外れた天才ドラマーだと感じる・・・つくづく、そう感じる。
重量感がありながらも軽妙なリズムカッティングで、オカズ(←これってドラミング用語ざんす)の入れ方にも卒が無い。
絵や音楽(そして書もか?)は、持って生まれたもので決まるよなぁ・・・。
凡人は非凡にゃなれない、敵わない。
ところで、ZEPのLP盤はジャケット・デザインに凝っているのでも有名で、今じゃ入手困難らしい。
ヤフオクでも万単位の金額で取引されてるそうな。
勿論、カメは全部のレコードを持っているし、天才JohnBonhamが急逝した事で解散を余儀無くされたバンドの最終アルバムとなった「InThoroughTheOutDoor」は、希少価値の高いデザインのものを持っている。
LP盤は、盤が大きいだけにデザインに凝れたけど、CDはねぇ・・・。
CD出始めの時は、「これじゃ、アルバムジャケットがつまらなくなる一方だなぁ・・・」と、それだけが残念だった。
1975年に発表されたこの「Physical・・・」は、予約だけでミリオンセラーとなり、ビルボード誌アルバムチャート1位に輝いた。
こんなにヘヴィで難解なアルバムが驚異的に売れた時代ってのも凄いよなぁ・・・。