旧愚だくさんブログ

愚だくさんブログ過去記事蔵です。

初笑い

2007年01月02日 | 本と雑誌

昨年の笑い納めは奥田英朗。
で、今年の初笑いは、何と元旦に届いた上子カメ宛ての年賀状。
仲良しAちゃんからの賀状一面には、女子中高生特有の丸文字でノリノリの文章が書かれていて、その〆が

今年もヤバ気トーク爆発!!((ワラ で行こう!

で、カメは仰け反って大笑い。
ヤバ気トークとは、まぁ!

ところで、正月2日目にしておせち料理に飽きたカメは(だって、作り手は30日から味見してるんだもん!)子カメ達と一緒にインド・カリーを食べに出掛けた。おせちも良いけどカレーもね、って。
その帰りに本屋さんに寄って、文庫本を補給。
フゥ・・やっと本が買えて気持ちが落ち着いたよぉ。
未読本が机の上に垣根の如く積まれてないと、何とはなしにダメ・・落ち着かなくて。

で、本日購入した本。
「あかんべえ(上下巻)」 宮部みゆき
「うわさの神仏 日本闇世界めぐり」 加門七海
「うわさの神仏 あやし紀行」 加門七海
「ジオラマ」 桐野夏生
「魂萌え!(上下巻)」 桐野夏生
「探偵倶楽部」 東野圭吾
「むかし僕が死んだ家」 東野圭吾
「変身」 東野圭吾
「津山三十人殺し」 筑波昭
とりあえずは大好きな宮部みゆきの時代物「あかんべえ上巻」から・・・。

本を切らしている間「週刊誌でも読もうかな~」とブログに書いたけれど、週刊誌ではなく松本清張の短編集を読み返してた。
読みながら、言葉(漢字、熟語など)の使い方が巧妙で、理詰めでありながら流れる様な文体にも、今更ながら「凄いな~」と溜息が出る思いがした。
TVで難しい漢字や意外な漢字を扱うバラエティ番組があって、その影響で漢字に興味を持つ子供が増えたらしいけど、漢字だけをポンと抜き出して知るのではなく、この松本清張の様な素晴らしい小説の中で「活きた漢字」を知った方が記憶に深く刻まれると思うのだけどなぁ・・。今の子達の本離れは、チト哀しい。

ちなみに、「ヤバ気トーク」なんて新語(珍語?)をサラッと作る感性を持つAちゃんは、大変な読書家ざんす。


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