栗本薫が亡くなってしまったねぇ。
すい臓ガンだったそうで。
享年56歳。
まだまだまだ・・の年齢なのに。
自分が初めて彼女を知ったのは、中島梓のペンネーム。
音楽雑誌にコラムを書いていて、それがとても面白かった。
それから、中島梓が小説を書く時は栗本薫になると知り、
彼女の著作を何冊か読んだ。
一番印象的だったのは、
「天国への階段」
トーゼンですがな、カメは大のZEPフリーク。
JimmyPageを愛し続けて30年!WAO☆
大切に持っている「天国への階段」の裏表紙には、
あの渋谷陽一のサインがあるのだよ。
もちろん直筆。
彼のトークライブにそれを持って行ってサインをねだった。
本を開いて「ここにお願いします」と言った途端に、
「わぁ!僕も好きです、この小説!」
と、目をクリッとさせて喜んでくれたっけ。
・・と、まぁ、話を栗本薫に戻して。
「ぼくらの時代」「ハードラック・ウーマン」も良かったなぁ。
彼女が主人公として選ぶのは「あまり幸せでない若者」が多かったかも。
実際、彼女の私生活もドロドロとした一時期があって、しかしそのドロドロな時にヒット作は連発した。
作家や芸術家ってそう言うところがあるかも知れない。
何かに怒り、何かに虐げられ、それをバネに作品を完成させる、みたいな。
何はともあれ、ご冥福をお祈り申し上げます。
合掌
もう20年も昔の事だったのかな・・・
スリムなイメージしか残ってませんが、
晩年は案外とふくよかになられてたのですね。
ご冥福をお祈りいたします。
ワタクシも身内をすい臓癌で亡くしているので分かりますが、ふくよかだった彼女も、きっと最期はガリガリに痩せてしまったでしょう。
癌は怖い病気です。