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4人組ロックバンド・スピッツが28日、ボーカルの草野マサムネが東日本大震災の影響で急性ストレス障害を患ったため、4月3・5・7日に予定していた全国ツアー3ヶ所4公演（鳥取、山口、広島）の開催を一旦見送ると公式サイトで発表した。草野は17日に受診し、約3週間の療養を要すると診断された。公演の延期もしくは中止は未定。
草野は、11日に発生した東日本大震災の大きな揺れ、連日報道される被害の甚大さ、福島第1原発の深刻な状況などに過度なストレスを受け、精神的な病に発展。17日に受診後、療養しているが、現時点ではツアーを開催できる状況には至っていないとの判断から、苦渋の決断を下した。
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この記事を読んで、草野さんらしいな・・・と。
現地入りして炊き出しをする芸能人も居るけど、これが草野さんの優しさなんだよな・・・と。
（感受性の強いアーティストは別にして）
大震災から２週間以上が過ぎ、被災地の映像を見て胸を痛める期間は終わったと思う。
今、我々に出来ることは募金と節電であり、被災地の方々を同情することではない。
勿論、同情そのものは構わない。しかし、悲惨な映像を繰り返し見ることは、健康な精神を少しずつ、しかし確実に蝕んで行く。
恐ろしき感化。
そうして、草野さんまでは行かないにしても、ストレスで免疫力が低下し、怒りっぽくなり、それは同じく病み始めた家族や職場の人達をも巻き込んで行く・・・あの津波のようにだ。
被災地の状況を、まるで戦場最前線の如く映し出すテレビから離れて、これから起こりうることに目を向けて対策を考えねば。
電力のこと。景気低迷のこと。
こんな時だからこそ、感情に流されることなく淡々と生活したい。
個々でしっかりと生産・消費して経済を回し、少しのゆとりあらば被災地に回し、過剰な情報に踊らされることなく、淡々と暮らして行きたい。
その淡々が、やがて大きな底力になると思う。
そして、今は元気を失くしている草野さんだけど、快復したら美しい旋律を届けてくれる・・・・・よね？