ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

富士写ケ岳 ~イオーマタ谷~ 2023

2023-07-04 | 山登り

23・7・4 Wed  



今日が沢登りの世界へのデビューになるN尾さんと一緒に富士写ケ岳の沢
登りへ行ってきました。大内登山口(6:50)を過ぎた橋の手前から沢床へ
と降りて沢シューズの感触を確かめながらイオーマタ谷出合(7:28)へ。

この谷の中間部にあるスラブ滝(8:30)からが本日の沢登りの始まりと言
ってもいいでしょう。先ずはN尾さんのリードで越えて行きます。以降は
ちょっと怖いけど楽しい小滝が次々と現れて僕達を楽しませてくれました。

 

 

 

 

今日はイオーマタ谷本流を詰めて直接山頂に出る事を目指して遡っていま
す。細々でも水流が消えることなく標高を稼ぐことができて快適だなと思
いながら登ってゆきました。

 

 

 

 

本流の沢筋が消えた後もその延長上を辿ってゆく分には何ら苦になるよう
な藪漕ぎになることもなく山頂広場の数メートル手前の登山道(11:00)に
出ることが出来ました。
一組の登山者が佇んでいる閑な山頂でお弁当を食べた後、東ミス滝谷に下
降ルートをとって下山(12:10)します。

 

 

 

 

東スミ滝谷の下降は思いのほか懸垂が多かったです。多分ですが…、20m
ロープでの懸垂が6回、50mロープでの懸垂が5回ほど…、なので下山には
それなりの時間を要してしまいました💦

 

 

 

 

標高340mの枝沢出合に下降してきた所で遊歩道と合流して、本日の締めく
くりで般若ケ窟へ立ち寄ってきました。蓮如上人も見たであろうこの景色
(ホントは絶景なのですがそんな風には写ってない)を満喫して、帰路も遊
歩道を辿ってそのまま車(16:38)へと戻りました。

今回が初沢登りであり遠方より来てくれたN尾さんのために僕なりに近場で
面白そうなコースを組んでみたけれど、何かご機嫌なことの少しでも彼の中
にありつづけて貰えたら嬉しいです。

 

そうそう、白山にも似たような景色があったので気が向いたら覗いてみて
下さい。さしあたり特記するような人工物等なにもないところですが…