コンデジに取り付けるOptionの話
W300は 広角側が 35mm相当しかないので、風景写真では いつも画角が足りず 困っていました。
レンズアダプターというOptionを使うと・・・
ワイコン(ワイドコンバージョンレンズ)が取り付けられて、24.5mm相当の画角になります。
一眼用のレンズを分解して 余ったゴミや、使わなくなった口径の異なるフィルターも・・
ステップアップやステップダウンリングを組み合わせれば、使えそうです。
テレコン(テレコンバージョン レンズ)は、以前 分解して 余ったレンズが たくさんあるから・・・
レンズフードに貼り付けた 望遠レンズの前球や、分解したレンズの中に入ってた 凹レンズを使えば・・
なんとか できそうです。
いい加減な テレコンです、よく見ると 色収差があったり イマイチですが、進化の可能性は十分あるから、暇つぶし用に 結構楽しめそうです。
テレコン無しの望遠端(105mm相当)と、テレコンをつけた写真。この状態では 鳥の撮影は無理・・
室内で 手振れ補正ON 手持ち撮影 照明は蛍光灯だけ。
望遠レンズやテレコンを作って遊ぶためには、まずレンズを好きな位置に固定できる筒を考えなければ、何も始まりません。 この辺を工夫するのが一番難しいんですネ・・・・
ジャンクレンズの玉抜きを 筒に使うと、ヘリコイドなどがタダになります。邪魔なバヨネットマウント部分は 光の通る分だけマウントキャップに穴を開けて ステップアップリングを 接着剤で貼り付けます。
剥がすときは ヒートガンを使い 接着剤を加熱すると簡単。
この例では 凹レンズもネジ付きの枠に アラルダイト(2液を混ぜる接着剤)で 貼り付けています。
たとえば、EOSマウントのテレプラスをテレコンの中に組み込もうと思ったら、レンズだけ取り出して使うか、マウントアダプターという超高価な部品を前後に・・・ なんてことになると これは大変です。
EOSマウントキャップのセットと変換リングと接着剤を使えば立派なマウントアダプターができます。
カビが生えたり 使わなくなってしまったフィルター類は、レンズをはずして 枠だけを 光路長のアジャストに使います。
筒は、レンズを正確に保持して 必要な光だけを まっすぐ撮像素子に送る大事なもの。
ジャンクレンズだけでは うまい組み合わせが見つからないとき、対物レンズや凹レンズだけ販売してくれる代理店があるそうです。 この手の ある程度安く パーツを提供してくれる お店から購入する場合、購入者は よく勉強して お店に要らない手間をかけさせないようにすることが大事だと 爺は思っています。
少し特殊なレンズの場合、こちらでも買えるらしい。
マウントキャップに 少し大きめの穴を開けるには、こんなものを使います。
偶然うまくいって、目的の限られた 使いにくいが解像度の高い良いレンズが 出来るかも知れませんが、マア その可能性はほとんど ゼロ・・・
W300には、笑顔を作成するモードがあったんですネ 今はじめて 知りました。
ふだん めったに笑顔を見せない人も こんな風に・・
アニメ GIF にすると、チョット 怖いです。 メガネまで 一緒に笑うんですネ ・・・
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さて 便利な Optionが 揃ったのですから、これを 他のコンデジ(DSC-P5)でも 使ってみたくなります。
昔のコンデジに付けるには、丁度良いアダプターが見つかることは まずありませんから、
どげんかせんと・・・ という訳で、
こんなもの(ステップダウンリング)を、またまた 接着剤で貼り付けました。
この例では AFイルミネータが使えなくなりますが、どうしても必要なら懐中電灯があれば間に合いますから 気にしないことにします。
変換用や各種リングは、八仙堂から購入しています。
撮像素子の小さいカメラの場合、周辺の画像劣化部分を使わないので 良いのですが、
手振れ補正が無いカメラに高倍率のテレコンでは、残念ながら昼間でも三脚が必要になってしまう・・
真っ昼間 コンデジに、三脚は 変ですよネ・・・
左は 大昔 DSC-F1に使っていた X1.5 テレコン。 これぐらいが 適当かな? 右はW300の X0.7 ワイコン。
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