fu爺 goo

少し疲れた田舎爺の日常をつづる

赤色ラインLED ドライバー

2014-03-14 | DIY・HONDA フィット

 

 赤色のラインLEDが、2本で¥1,000 物干し竿売り と同じですネ。

Dsc07538

 12Vで駆動すれば、点灯します。 裏には粘着テープがついていますから どこにでも貼り付けられます。

 

明るさをコントロールして、ポジションランプブレーキランプが実現できますが、お役所からは怒られると思いますので、やらないほうが良いです。

Dsc07537

入力は、IGN電源ブレーキランプ信号ポジションランプ信号GND(アース)です。

Line_led_drive

  明るさの制御は、マイコンのPWMで行います。
 ブレーキランプのときは、PWM duty100%で点灯、プライオリティは ポジションランプよりです。
 ポジションランプだけがONのときの明るさ(PWM duty?%)は、基板上のVRで設定します。

Dsc07573

Dsc07583

 

 PICマイコンの HEXファイルも添付しておきます。 「LED_BRAKE.HEX」をダウンロード
 ただし 例によって、質問は受け付けられません。
 PWM動作確認のために作ったのですが、車で使用するときは、保安基準を守って光量や光色 取付け位置 等を決めないといけないですから 自己責任でどうぞ…

これら LEDに関する後付けアクセサリー、渋滞時等に動作させるとクドイですから、運転席からOFFできるようにしています。(このランプ ほとんど利用価値は ありませんからよゐこは真似しない方が良いです。 高速道路 走行時に使えるかな?)

 


リバース連動サイドミラー下降回路

2013-04-22 | DIY・HONDA フィット

 

車の左サイドミラー角度をリバースギアに連動させて下降させる 電子回路と、
PICマイコンの制御シーケンスを、このブログを書き足しながら作ってみます。

何日かかるか?、うまく出来るかどうかも わかりませんが・・・

 

1.回路図

Rev_mirror4

2.動作の概要

 ☆ ギアをリバースにしたとき、左サイドミラーを 下に向けて リアタイヤ付近が見えるようにします。
 ☆ シフトレバーが戻されると、数秒後に ミラー角度を 通常位置まで戻して おしまい。
 たったこれだけなんですが、いろいろと未知の部分があって、暇つぶしができるんですネ。

 ☆ ミラーのUp/Down位置は、位置センサーが無いですから 駆動する時間で決まります。
   図の中にある2個のVRは、上昇時間と下降時間の微調整用です。(A/Dで入力) 
   原理的に、使っているうち 角度がズレますが、元からある 手動のミラー角度設定スイッチは
   ミラーが戻った(リレーOFF)状態の時 普通に使えますから良しと します。

 ☆ リアビューカメラでは 見えない左後輪付近を見るために作ろうとしています。

***********************************

3.基板(試作)の製作

 ☆ 机の引き出しをかき回して 部品を探します。
 ☆ 見つけた部品に応じて 回路が変わっていきますが、概ね 目論んだ回路が 在庫部品だけで出来ました。新規購入部品無し(¥0)でした。

Dsc02595

 ☆ 4接点のリレーしか みつからなかったのですが、おかげで IGN電源OFFになってもミラー位置を戻すことが出来そうです。

***********************************

 

4. プログラムは、こんな感じになるかな?  (爺だけしか理解できない、いい加減なフローです)

Rv_mirror_f

☆ リバースから戻した時の ミラー角度 戻り待ち時間(7秒5秒)は、いらないような気もします。
☆ ミラーの上下駆動時間は、約1秒にしていますが、0.5秒程度が良いかもしれません。

4ms 2msの タイマー割込みを使います。 (割込み部分のフローは省略)
 割込み処理内に、最大 約1秒0.5秒(2mS×256)を計測するダウンカウンターと、
 最大256 128秒の計測ができるダウンカウンターを置きます。

☆ RLは、ミラー角度Down後OFFにしないで、ミラー角度Upが終了してからOFFすれば、ミラーが戻るまでに IGN電源がOFFになっても、ミラーもどり動作終了まで電源が確保されます。 

 ***********************************

プログラム 出来たので、車に載せる前に DC12Vの適当なモーターをつないで TESTします。 

Dsc03232

机上では、一応動作確認が出来ました。

車載して ミラーモーターの駆動時間と角度を調べ、基板上のVR(ミラーDown時間とUp時間)を微調整して合わせれば 完成です。

ミラー角度 上/下駆動の配線を探すのに、こんな プローブを作りました。

Dsc03290

接続した状態のコネクタに +側リード(アカ)を差込み、黒はGND(アース) 手動 動作させたときの電圧を測ります。

Dsc03291

スマートキー対応のフィットのコネクタ配線を、NETで見つけられなかったので 仕方なく こんなものを作りました。
サイドミラーの中に、Smart Keyの アンテナが 内蔵されてるんだそうで、その分 配線が違うんだとか?・・

運転席側だけで、全部の配線が済みました。

Dsc03293

ミラー角度操作スイッチ裏のコネクタを、ここから 抜くことが出来たから 配線作業は簡単でした。
このコネクタにある、の線が 左ドアミラーを UP/DOWNさせるラインです。
この線をカットして 製作した基板を経由させます。 外したコネクタ側の線は、MOTORに行くラインです。

Dsc03294 Dsc03295

電源関連は、奥にあるヒューズBOXの近くのコネクタから、IGN電源・BAT常時電源・リバース12V・アースを接続します。

 

 リバース操作をすると、こんな具合 に ミラー角度が変わります。  

Dsc03302 Dsc03303

ミラー角度駆動時間は、UP, DOWNとも 0.7秒(若干 控えめ)になるように、机上テスト時 オシロスコープの波形を見ながら調整しておいたので、このままで大丈夫そうです。
使っているうちに ズレが気になるようなら、VRで 微調整すればよい。
(取り付けて1週間たちましたが、ミラー角度のズレは 確認できませんでしたが 1年経過してみると、モーターが 非力なのでしょう、 夏 調整すると 冬場 ズレが大きくなります。まア、FITだから しょうがない…)
もっと 大きく下げられるんですが、下げすぎると かえって運転が難しくなります。

リバースに入れてから 1秒後にミラーがダウン、ギアをリバース以外にしたら 5秒後に ミラー角度が戻ります。
ミラー角度駆動時間は、UP/DOWN 別々に 400mS+0mS~512mSstep 2mSでVRによる微調整ができます。
Key OFFで ミラー角度戻り完了後、回路の消費電力は ゼロです。
リバース信号入力に スイッチをいれておけば、動かしたくなかったり 駆動を途中でやめたい場合、良いです。
基板が動作するとき、手動ミラー角度操作スイッチは、位置でなく センター位置にしておきます。
ミラーが戻り終える前にKEY OFFしても、回路の電源は ミラー角度が戻るまで保持されます。
取り付けして 数ヶ月が経過しましたが、今のところミラー角度の修正は ほとんど無しでも大丈夫です。

リアビューカメラと、この回路で Backするのが 楽しくなります。右サイドミラー角度を下に向ける必要は無いです。
それほど期待してなかったのですが、これは 思いのほか便利で、かなり役に立ちそう。 ☆☆☆☆ 

 

PIC12F683の ソースとHEXファイルを、参考までに添付します。

   ソースファイル  「rev_mirror.asm」をダウンロード

   HEXファイル   「rev_mirror.HEX」をダウンロード

 問題があっても 爺は対応できませんので、自己責任でお願いいたします。
 また、例によって この件に関する質問はお受けできません。

 


車載USB電源

2012-10-15 | DIY・HONDA フィット

 

USB電源を車載で使用したいとき、気になる事があります

Usb_p1

仕様説明の項目の中に、こんなことが書かれていることがあるのです。

 Usb_p2

 これ ↑ 結構怖いことが書いてありますネ。

 爺の解釈:
エンジンをかけるとき、オルタネータやレギュレーターと このパーツの組み合わせで、過度的に 車の12Vの電圧や USB電源の5V出力が 最大何ボルトになるかわからないから、気をつけてくれということなんですかね

これを正直に、手動で実行するのは 老いぼれ爺 には まず無理というもの…

それで、こんな回路を追加

Usb_p3

これは オーソドックスな リレーによる自己保持回路です。

 押しボタンスイッチ(モーメンタリ)を押すと リレー(REL)がONになり 自身の rel-1接点で RELをONしますから、スイッチを離しても RELはONのままになります。これで rel-2接点が シガーソケットに12Vを供給し、エンジンOFFで 12Vがなくなると リレー(REL)がOFFするんですネ…

 こうすれば、エンジンONで 勝手に12Vが印加されることは ありませんから、忘れて 接続したまま エンジンをかけても OK 

Dsc09743 Dsc09744

これで 安物 USB電源 安心して使えますネ… ただし、真似する人は、自己責任でお願いします。

 

実は このUSB電源が通販されているサイトで、かなり悪い評価の口コミが多数なのを意外に思って、そんなことが実際にあるのか不思議に思い 購入してみたのです 。送料込みで ¥499

Dsc09832

メール便で、数日後に送られてきたんですが、保証書も説明書も仕様書も何も同封されていません。

某通販サイトで 口コミを読んでみたら、最悪なんですネ…。 そんなに悪いものなんでしょうか?
しかも 口コミを読んだ かなりの人が、” 参考になった ”と してるんです、 怖~~い話ですネ。

本当かどうか、テストしてみました。

Dsc09834

ものすごい口コミを読んでしまったから、iPad をつなぐわけにいかないんですね…(これはテスト用負荷抵抗)

Dsc09839 Dsc09838

電圧はどう見ても正常です。さらに リップル電圧も、まあ こんなものでしょう。

入力電流や出力電圧も、何も 文句のつけようが無いです。
爺の耳が悪いのか、ノイズも聞こえませんし、本体が熱くなることも無いです。

一時間ほど通電しましたが、何の心配もなさそうなので iPad を接続してみました。

Dsc09840 Dsc09841

iPadは、Wi-Fi 32GB。 充電中 13V電源側で 約400mA、 操作状態で 100%充電完了前は 約650mA、充電完了後の操作時 約500mAの入力電流ですから、効率もそれほど悪くない 普通のスイッチングレギュレータの動作状態を示しています。

なんで、あんな悪い口コミばかり 並んでいたんでしょうネ?

Dsc09842

メール便で 到着後 正味2時間 この時点で 出した結論は・・・

 はい、これは 使っても大丈夫です。

その後、iPadをつないで 3ヶ月ほど何にも問題はありませんでしたが、カメラの充電をするため、iPad とカメラの両方をコネクタに差し込んだところ、見事に壊れました。定格2.1A+1A 両方を使った時のテストをしなければいけなかったのでした。
iPadとカメラは、このコネクタに付加しておいたヒューズが切れて たまたま無事だったから良かったのですが、あとでcheckしたら、USB出力が 12Vでしたから 内部回路が故障して、危機一髪だったのでした。怖ーい体験をさせられました。

今さらですが この部品は、定格負荷での使用はできず、発熱に対する何の保護回路もなく 接続する機器を壊す可能性があり 危ないです。
過負荷の場合、このての機器は 出力が低下する方向に設計されていなくてはなりません。12Vがそのまま出力されるような壊れ方をされては、危なくて使えませんネ。

 


Thanks ハザード

2012-09-26 | DIY・HONDA フィット

 

TNX これは何の略語? 昔、HAM(アマチュア無線)をやってたとき 普通に使っていたんですが、
今でも使われてるのかな?

Dsc09491

 こんなものを作ってみました。  TNX = Thanks の略
 サンクスハザードの代わりに、しばらくこれを使ってみようと思います。

 後方に向けた表示を、PICマイコンで点滅するようにしました。
 とりあえず 1.5秒点灯・0.5秒3回点滅・2秒点灯 その後OFFの 点灯パターン。
 こういうものは、あまりくどく (これ自体くどいのだけど) しないのが良いですね・・・

Dsc09492_2

そろそろ、スイッチの置き場がなくなりますネ・・・

Dsc09494

運転席で スイッチを チョイ押しすると、 リアウィンドウ越しに 特殊な点灯パターンで点滅します。
マイコンのプログラムで 好きなようにパターンを作れますから、
パッパパ パの すっパッパ? みたいな点灯も思いのまま…
ライトの部分は、古いパチンコ台からはずした、液晶のバックライトを半分に切ったもので、物置にあったゴミ。

その昔、” サンクス テイル ”って言う、フリフリする しっぽを 車のリア部分につけるのが、流行りそうに なったことがあるのですが、いつの間にか、消えてしまいました。

 

5ヶ月ほど 上記の”TNX” 表示で使っていたのですが、 イマイチなので、LEDで作り直しました。
わかりにくい表示は やめて、 ” Thanks ! ”と しました。

Dsc01844 Dsc01845

 駆動回路は同じ、点滅のパターンは キビキビした点滅になるように若干修正。

Dsc01847

最新の 3mmφ 青色Power LED 順電流50mA MAX.で 10cd。10mA流せば昼間でも まぶしいです。
日中の光量は十分ですが、夜間 明るすぎて 後続車が眩しくないように、夜間減光回路を追加。

Dsc01861

追加なので PWM制御にせず、原始的な方法で テールライト点灯時に光量を減らすようにしました。
灯火の点滅や増減光に関しては 法規で規制されていますから、せっかく作ったこの表示器も 公道では使えないように コネクタを外すなどの考慮が必要。 遊び心の入る余地がないのは味気なく残念です。