9/11からの、さらなる円高・ドル安を利用して、かねてから 狙っていたものを 買ってみようと…
購入例を BLOG で探したんだけど 良い例が見つかりません。 仕方が無い 人柱になろう。
政治家さん達が 海外でとりあえず注目されてるから、このタイミングに… 今日の 為替レートは、ここ。
こんなものなんですが、HPから FAX用紙(ほぼ 日本語だけ)を、ダウンロードして 国際FAXで、台湾 台北まで 送るだけだから、大げさなことではないです。( 送金用の口座は 専用に 別に用意しておくのが良いです。)
これが FAXの用紙
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しかし、5日たっても 返事が来ないんです。
台湾の休日を調べてみました。
どうやら、土・日が 日本と同じで お休みのようですネ。
でも FAXが着いたかどうか ぐらい、連絡が来てもよいと思うのですが…
商習慣の違いかな? それでも一応心配だから、メールで問い合わせをしておこう。
これでよいかどうかは、自信無しの問い合わせ
というわけで、こんなものを送ってみましたが、 まだ返事は来ません・・・。
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次の日も、午前中メール無しだったから、もう一度 別なメールアドレスに 送ってみたら、やっと返事が来ました。
FAXを受け取ったそうで、来週 発送するのだそうです。 よかった・・・
アッ そうそう、ship は 発送の意味で、で 送ってくるんじゃないから 大丈夫ですよ・・
さらに、鳩山効果?で どんどん円高・ドル安になってる。 ドル建て(US $) で注文したから 発送日近辺で 、円が対US $ 最高値 になればよいから、急いで送ってくれなくて良い・・。
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対物レンズの 選択には、このサイトを参考にさせてもらいました。
SPECのFPL-51 は、日本製のレンズ材料ですが、問題は 台湾の研磨・コーティング技術と商品に注ぐ情熱・・。
日本の数社のレベルには達しているのだそうですが・・。( 爺は 一応合格点をつけたので、あとは 自己責任 )
この機種の上位のクラス(3枚玉APO)にすれば、原理的には文句なしに 良いのだそうです。
が・・ しかし、最優先事項は価格…。( 自分で レンズ磨ける訳じゃ無いし…若干のスペックダウンは良いのです。)
自作のスコープと、比較したいだけだから、 わかったようなことを ブログに書くのは そのあと…。
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9/26 朝 ¥89.62円になったから、ZS80 II ED $528 では¥47,319 になる。(日本までの送料込みで 関税¥0 ?)
国内の消費税( 価格の60%に対して その4%?)、通関手数料(¥200) や 国際FAX(<¥100)などを含めた その他の費用が どの位これに上乗せされるかは??だけど…。
まぁ、やってみなけりゃ なにも わからないから…。
来週も このまま ドル安が 続けばよい。
2010年7月15日 ZS80 II ED 価格は FREE SHIPPING US$ 468(¥41,700)と、さらにお買い得。
2011年7月10日 ZS80 II ED 価格は FREE SHIPPING US$ 499(¥40,219)円高効果も・・。
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9/29 17:00 過ぎ 次のようなメールが届きました。
Dear XXXXXXXX,
We have shipped your order by EMS this afternoon, ref. number XXXXXXXXX.
You can track it from the website below:
http://postserv.post.gov.tw/WebMailNslookup/ENII_EMS.html
Please, note that we are not responsible for any delivery delays.
You have to contact local Post office if you will have any problems with your parcel.
Best regards,
WO
これは、発送のご案内 ですネ。( US$ 底値のタイミングだったかな?)
配達の遅れに関しては WO社は知らないよ…、
荷物に 何か問題があれば、近くの郵便局に聞いてくれ…
・・っていうのかな?(ごもっとも・・)
EMS のトラッキング レポート を見れば、現在の輸送状況 が分かるようになっています。
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10/3 AM10:00 〒の 赤い軽トラで、ついに到着です。
追加分の費用は、消費税¥1,300 と、入管手数料¥200 。 送料・関税 なしでした・・。(〒の おネエさんに渡せば おしまい・・)
マイクロフォーカサーの動きや、ドローチューブ、フードのスライド具合など、メカ部分は かなり良いです。
好みの分かれる ブルーの塗装も 結構なもので、おもわずニヤリ …。
ん?…、同じ色のカメラ?ある、ある…。 この色の場合要らないレンズがおまけでついてきちゃうけど・・
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初めての 個人輸入編は、これで 完結です。 な~んだ、ただの 海外通販でしたネ。
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*** 以下、受入れ検査編 ***
肝心な 光学系 は・・・・・
仮組みして・・・ ZS80II ED,光路延長(と、絞り)用A06メカ,(テレプラス),NLV-25mm,DSC-W300
コリメート法なので、テレプラスやデジタルズームなしで、760mm-2,300mm相当の焦点距離になります。
☆ アダプター部分、爺のシステムは 全てEOSマウント。
タムロンA06(玉抜き)EOSマウント用を使ったから、ズームメカの繰り出しを併用して、3m~無限遠まで合焦。
マイクロフォーカサーからカメラ側に、A06(玉抜き)、NLV-25(アイピース)、W300(カメラ)を取り付けました。
これを ホームセンターで見つけた 引き出し用レール(ベアリング入り)に載せたから、動きはスムーズ。 さらに このレール、2インチホルダーのすっぽ抜け事故も防いでくれたから 効果は絶大・・。
☆ アイピースとコンデジ部分は、A06メカ(EOSマウント)から 簡単に取り外せて、EOSカメラボディーに交換できます。
☆ EOSカメラボディーで直焦点なら、テレプラスもOKで、絞りも自動。(A06のレンズは 全てはずし、内部回路とメカのみ使用)
☆ AF は というと、DCモーターの駆動信号までは見つけたから ひとつだけ 解決策がありますが、多分ムリかな?…
マイクロフォーカサーの微動ノブをモーター駆動すればよいから、時間があればできると思いますが…
爺の手持ちのカメラの場合、F6.8 のレンズでは 大事(おおごと) になってしまいます。
レデューサーを作るなどしないと、CANONの 位相差検出方式AF ではムリということですネ。
ここでは直焦点でなく、アイピースとW300 を接続してのコリメート法。 テレプラスと AE・AF が OK ですが、爺が普段使ってる三脚は、テレプラスが入ると コンデジのZoom最大(3,200mm相当)付近では、振動が長時間止まらない 強度不足 で使えないです。
さらに、テレプラス(X1.4)と W300で スマートZoom?を効かせれば、ピクセルロスなしで、まともには使えない焦点距離 4,100mm(8Mモード) 5,200mm(5Mモード) 6,400mm(3Mモード)相当 になってしまいます。( まぁ、焦点距離がいくら長くなっても レンズの口径からくる光学理論的な限界があるから、ボケた画像が 大きくなるだけで ムダなのですが…)
このデジスコ・コリメート法の場合、 モニター画面は縦・横が逆像。 今年の始めから もう 数千枚 撮ってる爺にはこれが当たり前、何のストレスも無く レンズをターゲットに向けることができるように なっちゃってます。(洞窟のコウモリ感覚?…)
いつものポイントを 写してみました。
AC No.2 自作対物レンズの画像とは、一味違う ようです。
なんと、3km 先 観覧車のゴンドラ No. が、読めるんです…(右はトリミング。 クリックで横800ピクセルになります)
この写真2枚↑ 撮影時、台風18号が長野-->山梨-->群馬と 北上中、おかげで空気の ユラユラ がない。
明るい条件の時は、こんな具合・・・ W300 は F11,1/125 三脚や床の揺れがあるかな?。
薄暗くなって・・・。 ZS80II ED,NLV25mm,DSC-W300 (コリメート法) 距離 約3km
ケラレが出る広角側 焦点距離 約900mm(35mm換算)で、観覧車 全部が ギリギリ写ります・・・。
ケラレが嫌なら もう少し広角対応のアイピース(NVWシリーズなど)にすれば倍率を低くできてよいのですが、撮るのは難しいけど 写りはそんなに変わらない?と 勝手に決めて 価格が安いNLVシリーズで我慢・・・。
中・近距離での 解像度の差は 色収差も含めて歴然なのですが、ほぼ無限遠でも、はっきり差が出るのは、60-->80mm の口径差 かな?。(まぁ、AC No.2 自作スコープも それほどひどいものではなかったようですが・・・?? )
↑ ZS80II ED,NLV25,W300 コリメート法 距離 約50m
↓ ZS80IIED,テレプラスX1.4,EOS-KDN 直焦点 トリミングあり 仮組み
仮組み状態で、 EOS-KDN と テレプラスを使い 直焦点 でも 試しました。
アイピースとバリオテッサーが無いかわりに テレプラスPRO300 X1.4 が はいった状態。
こちらは逆光で、単純な比較はできませんが、 金属部分の質感などを見ると、 これは、かなり 楽しみ・・・・・。
ちょうど、こんな月が 窓から見えていたので 撮ったのですが・・・
WO ZS80II ED,NLV-25mm,DSC-W300(8M) コリメート法 ノートリミング(2,000mm相当かな?)
この月齢の月は、写真にはあまり向いてないんですね、富士山もそうですが 真正面からの光線では辛いです・・。
この段階では、B社77EDIIで 他のブログにアップされた写真(G1 直焦点+AC AF)より、解像度はすこし悪いようです。
まぁ、カメラ・周辺パーツを含めても、価格は半分以下で 光路内にレンズが多すぎだから 仕方が無いかもしれませんが・・。
レンズ以外の機材の貧弱さと、爺の撮影技術不足もあり、まだまだ 修行が必要なのです。
後日、修行の甲斐あって もう少しマシな 月の写真が撮れました。
これは、掲載するのを 躊躇(ちゅうちょ)しましたが、 一応撮ってみた 雨降りのムクドリとキジバト。