廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★単行本 「JOHNNY TOO BAD 内田裕也」 モブ・ノリオ著 (文藝春秋刊)

2009年11月30日 | BOOK
 
ここ最近の「内田裕也」シリーズついでに、もう一冊ご紹介しておきましょう(苦笑)

10月下旬に発売されたモブ・ノリオの書き下ろし長編小説 『ゲットー・ミュージック』 と、ロックンローラー内田裕也が過激すぎるメンツをゲストに迎え、1986年に雑誌『平凡パンチ』で決行した伝説の連載対談 『内田裕也のロッキン・トーク』 を合本した、空前・奇跡のコラボレーション企画が本書です。税込価格3045円也。

本の表紙は、映画 『コミック雑誌なんかいらない』 で有名になった例の「ハドソン川をスーツ姿のままで泳ぐ内田裕也」が使われているが、この写真はどうやらCM写真に使われた加納典明が撮影したものではなく、あのボブ・グルーエンが撮影した別ショット写真が採用されたようです。僕も大好きな写真の一枚ですね、コレ。

本書の目玉はやっぱり 『内田裕也のロッキントーク』 の再録でしょう。なんたって対談ゲストが、野村秋介から堤清二、カール・ルイス、野坂昭如、小林楠夫(日本最大の右翼結社「日本青年社」会長)、赤尾敏(大日本愛国党総裁)、岡本太郎、新井将敬、戸塚宏、などなど・・・・。とにかくスゴい面々ばかりです!!

過激も過激、これってユーヤさんの対談じゃなきゃ成立しえない人選ばかりなので、いやーとにかく貴重な対談原稿ですよ。こうしてまた簡単に読めるようになっただけでも、本当に御の字ですね。ニッポンも随分と言論の自由かつ平和な国家になったもんです(苦笑)

せっかくの祝復刊ですので、気が付いたらまた品切れ絶版(!)なんて悲しい結果になってしまう前に、ぜひ早めのご一読をオススメしますよ!!



 

★NIRVANA 「BLEACH」 DELUXE EDITION

2009年11月29日 | MUSIC
 
先日発売されたライブ盤 『Live At Resding』 の興奮冷めやらぬ中、今度はデビューアルバム 『Bleach』 発表後20周年を記念してデラックス・エディションが発売されましたっ!!国内盤仕様で税込価格2800円でした。

最新リマスターのほか、ボーナストラックとして 1990年2月9日、オレゴン州ポートランドにあるパイン・ストリート・シアターで行われた未発表ライヴ音源(全12曲)をなんと完全収録!!さらに秘蔵写真満載の超厚52ページの豪華スペシャル・ブックレット付きという大盤振る舞い!!これはもう一家に一枚の永久保存版ですね。

本作の目玉は、なんといっても後半に追加収録された未発表ライブ音源。これだけのために買い換えたとしても、まったく問題ありません。公式ライブ盤としても貴重な音源なので、やはり「買い」の一枚だと思います!

個人的には、できれば 『Bleach』 本編とは別ディスクに収録して、CD2枚組収録という形にしてもらいたかったんですけど、きっとディスクの収録時間内に入ってしまったため、ここは無理をせず、販売価格を抑える目的でこのような措置がとられたんじゃないかと推測します。まあ、たしかにCD2枚組4200円より、1CDで2800円の方が衝動買いしやすいでしょうからね。懐にもやさしいニルヴァーナです(苦笑)。

さあて、お次は名盤 『Nevermind』 のデラックス・エディション発売でしょうか!?今後、ニルヴァーナ残党組の新しい動きに注目したいですね。


◎NIRVANA 『BLEACH』 DELUXE EDITION (WPCR-13726)

01. Blew
02. Floyd The Barber
03. About A Girl
04. School
05. Love Buzz
06. Paper Cuts
07. Negative Creep
08. Scoff
09. Swap Meet
10. Mr. Moustache
11. Sifting
12. Big Cheese
13. Downer

=BONUS TRUCK=
Live At Pine Street Theatre, Portland, Oregon, February 9, 1990
14. Intro
15. School
16. Floyd The Barber
17. Dive
18. Love Buzz
19. Spank Thru
20. Molly's Lips
21. Sappy
22. Scoff
23. About A Girl
24. Been A Son
25. Blew


★「RE:ROCK ~Legend of Super Rockers~ Vol.1」

2009年11月28日 | J ROCK MASTERPIECE
 
これはまた摩訶不思議なコンピレーション・アルバムが今月25日発売となりました!!

日本の昭和ロック界を今一度振り返ってジャパニーズ・ロックの偉大さを再検証するシリーズらしいのですが、この選曲がまた素晴らしいのなんのって(苦笑)

だって、内田裕也&1815 Super Rock'n Roll Band にジョー山中、桑名正博&ファニーカンパニー、TOO MUCH、それに羅生門ときたからには、この人選、かなり偏っていることこの上ありません。しかもこの顔ぶれをみれば一目瞭然、完全にユーヤさん人脈で政治的に選んでいる気配濃厚ですし(爆)

しかし、改めて聴いてみると今じゃなかなか聴くことができないレア選曲なので、これはこれでアリなのかなと。個人的には、できればこのようなコンピ盤ではなく、それぞれ最新リマスター化されたオリジナル・アルバムの形で聴きたかったんですけどね。ま、将来への布石ということで廃盤状態のままよりも、とりあえず形はどうあれリリースされたこと自体に感謝したいと思います。拍手パチパチ!!

まったく聞いたことのない社名のニューアダルトミュージック専門レーベルからのリリースですが、音源提供はワーナーミュージック・ジャパンと渡辺音楽出版ときちんとクレジットが入ってますので、アナログ落としの単なるコピー盤ではなく、一応マスター音源の出所ははっきりしている公式企画盤ですね。しかし、一体どういった経緯で本企画の話がまとまったんでしょう。とにかく一風変わったユニークな再発プロジェクトだと思います。

ちなみに来月ですが、早くも第2弾シングル・コレクションの発売が告知されています。次回もどうやら引き続きユーヤさん人脈中心の選曲のようなので(苦笑)、これまた楽しみです。注目は、ショーケン feat.水谷豊の「兄貴のブギ」シングル・バージョンですかね!?

そういえば、ジョー山中さんのファースト・ソロや2枚組の武道館ライブって、いまだ一度もCD化されたことのないアルバムなんですよね。この際ですから、全アルバム紙ジャケ化して、ジョー山中のソロ・コンプリート・コレクションなんてボックスセットを発売してくれる奇特な会社、どこかないですかね?(苦笑)



◎『RE:ROCK~Legend of Super Rockers~ Vol.1』 (OCTET, YZOC-2012)

内田裕也&1815 Super Rock'n Roll Band
01. 恋の大穴
02. コミック雑誌なんかいらない

ジョー山中
03. I WANNA SEE YOU
04. I ONLY WANT TO SAY GOODBYE

桑名正博&ファニーカンパニー
05. 魔法の気体
06. 退屈はあぶくになって・・・

TOO MUCH
07. I SHALL BE RELEASED
08. GREASE IT OUT

羅生門
09. 叛乱の炎
10. 前夜(悪い夢)


★東京都知事候補 内田裕也氏(無所属)の政見放送はスゴかった!

2009年11月28日 | DAY BY DAY
 
今となっては懐かしい、1991年春の「東京都知事選」に立候補した無所属・内田裕也氏の政見放送だ。

ほとんどコントにしか見えない政見放送だが、ご本人は至って真面目で、最初から最後まで英語オンリーで演説をブチ撒いている。考え抜いた政見放送にも見えるし、行き当たりバッタリで思いつくままに演じているようにも見える。とにかく天性のアナーキストであることには、まず間違いない(苦笑)

内田裕也氏政見放送「完全版」


この時の投票結果、内田裕也氏は「54654票」を獲得。東京ドームを満員にする数字である。ちなみにこのうちの1票は自分も入れてました(爆)。意外と票が伸びたので、正直驚いた記憶が残ってますね。間違っても当選しなくって、いや本当によかった(失礼っ)!!

 

★事業仕分け最終日に、内田裕也氏が傍聴見学

2009年11月27日 | DAY BY DAY
 
やりますなー、まさか行政刷新会議の「事業仕分け」最終日のニュースに、あの内田裕也氏が登場するとは、いやー夢にも思いませんでした(苦笑)

しかも、ユーヤさんのコメントがまた最高っ!!

「ロック界の代表として政治に無関心でいられない。きょう最終日っていうから、よし行ってやろうと思ってね」

「ロックンローラーが政治に無関心なのはおかしい。(事業仕分けは)画期的であり、ミュージシャンも見に来るべきだ」

「(議事進行が)かったるかった。仕分け人もあら探しが多い。(傍聴人は)野次っちゃいけないのか?」

「もっと突っ込んでやるのかなと思ったけど。仕分け人にミュージシャン、アーティストや画家などを入れるべきだよね」

最後に今回の事業仕分けで最も注目を集めている蓮舫議員に向けての一言がまたイイ。

「(仕分け人は)人間らしく質問した方がよい。蓮舫ちゃんはやりすぎだね。もうちょっと女性らしくやればいい」

ってユーヤさんじゃなきゃ、こんなコメント云えないでしょ(爆)!!

今でもテレビ取材で「蓮舫ちゃん」なんて気やすく呼べるの、もはやユーヤさんとビートたけしさんぐらいしか残っていないでしょうね、たぶん(苦笑)

 

★DVD/高中正義 「TOUR’97 虹伝説 II ACT-II 過去へのタイムマシン」

2009年11月24日 | Johnny, Louis & Char
 
連休中、久し振りに高中正義のライブDVDを観ました。

このライブ映像も、気が付けば早12年も前の映像になるわけですが、今観てもまったく色褪せていないのが「高中ワールド」のスゴイところです。

5曲目の「タイムマシンにおねがい」の演奏途中から、Char師匠が乱入してきて美味しいところをかっさらっていってしまうのですが、いやー久々に裸ジャケットでステージに立つChar師匠の演奏を観ました(苦笑)。やっぱりカッコイイですよね。そのまま「CROSSROADS」を共演する訳ですけど、どっちが主役かわからなくなるぐらい、手を抜かずに演奏しまくるCharさんの姿勢にもう拍手、拍手です!!

続いてステージに登場するのは、つのだ☆ひろ&成毛滋の両巨匠。そう、伝説のフライドエッグの再結成です!!これはもう興奮するなという方が無理でしょう。それこそテレビのバラエティ番組以外でギターを弾く成毛滋の雄姿を観たのは、個人的にはこのライブ映像が最初で最後だったかもしれません。

この当時、すでに日本のトップギタリストの位置に君臨している高中正義に「君はベースを弾いてくれ」なんて、サラって云えるのはこの2人以外では考えられませんから、今となってはやはり貴重な映像なのだと思いますね。それぞれのソロ演奏を交えたジミヘンのカヴァー「パープルヘイズ」は、ここでしか聴けない、夢のような至福の時間を我々に与えてくれました。感謝多謝。

そして最後はレギュラーバンドに戻った高中正義バンドで往年の名曲「READY TO FLY~BLUE LAGOON」へと怒涛の演奏でなだれ込んでいきます。観ているこちらも血中濃度が最高潮に達します(苦笑)。

静かにエンディングを飾るのは、サディスティック・ミカ・バンドの「黒船」。この曲で幕を閉じるとは、偶然とはいえ、あまりにもタイムリーな「黒船」だったので、先日お亡くなりになった故加藤和彦さんを追悼しているかのように錯覚してしまい、思わず目頭が熱くなってしまいました・・・・。

改めて故加藤和彦さんのご冥福をお祈りしたいと思います。合掌。



◎DVD/高中正義 『TOUR’97 虹伝説II ACT-II 過去へのタイムマシン』 (TOSHIBA EMI)

01. GUITAR WONDER
02. 渚・モデラート
03. DISCO “B”~ALONE
04. OH!TENGO SUERTE
05. タイムマシンにおねがい
06. CROSSROADS
07. PURPLE HAZE
08. READY TO FLY~BLUE LAGOON
09. 黒船

 

★内田裕也著 「俺は最低な奴さ」 白夜書房刊

2009年11月23日 | BOOK
 
いやー、この本は面白い!!ページをめくる手が止まらなくなってしまった。

日本を代表する最年長現役ロケンローラー、内田裕也氏の最新刊 『俺は最低な奴さ』 (白夜書房刊)、書籍タイトルもスゴイですけど、内容もまたトンデもなく面白い。正直ブッ飛んでしまいました。税込価格3000円。

古希を迎えるにあたって、69(ロック)歳の記念出版ということで企画されたのでしょうか。構想2年、インタビューには1年を費やしたといいます。波乱万丈の69年間を熱く語るユーヤさん、インタビュアーは内田裕也を愛してやまない近田春夫さんが担当。またイイんだ、この絶妙な組み合わせが。

自宅で仕事をしようとパソコン机に向かったものの、本書にチョイと手を伸ばしたが最後、パラパラと読み進める手がまったく止まらなくなってしまった。明日までに終えなきゃならない仕事が山積みだというのに、いやはや参りました(苦笑)。そうこうしているうちに、「あっ」という間の読了です。

インタビュー本とは聞いていたが、本書は内田裕也氏の自叙伝とも呼べるし、ある意味、独白(毒吐く)集といってもいい。とにかく文句なく面白かった!!必読オススメ本です。

とくに最終章は、ここ最近のユーヤさんが感じている自論が展開されていて、いやー痛快無比。たぶん普通のインタビュー記事では没になってしまうネタがそのまま掲載されているのだ。天下のオノ・ヨーコやローリング・ストーンズも、いとも簡単にぶった切られているのが、なんとも小気味よい(苦笑)。

巻頭や本文中に組み込まれた新鋭フォトグラファー若木信吾氏とアートディレクター井上嗣也氏(当時のパルコCMの仕掛け人!)によるフォトセッションもこれまたスゴイ!!69歳の「最年長全裸ヌード写真」を掲載した出版社の英断もスゴイですが、陰毛がはみ出た股間に金メダルマークを付けて掲載させたユーヤさんもこれまたスゴイっす。やはりタダ者ではありません、さすがですね(爆)。

我々の常識を逸脱した稀代の現役ロケンローラー、内田裕也氏に幸多かれ!!いやもう最高ですっ!!



 

★横浜家系ラーメン「港家」が秋葉原にオープン!

2009年11月22日 | GOURMET
 
秋葉原に横浜家系ラーメン「港家」が、11月14日オープンした。もともと現在勤めている会社の近くにあり、昼飯の常連店でもあった立ち食いそば「ゆで太郎」が閉店した後に出店してきたのだが、店内改装は急ピッチで行われたらしく、あっという間に看板が差し替えられ新規オープンしてしまったので、いや驚きました!

それにしても「ゆで太郎」は何故急に閉店してしまったのだろうか?たしかにスグ近くの場所に先月、新しい立ち食いそば屋(弥次喜多)が出店してきた影響はあったのかもしれまないが、客の入りだってまあまあだったはずなのに、なんとも不可解な閉店騒動なのでありました。これで昼飯の選択肢がまたひとつ減ってしまいました(苦笑)。

横浜家系ラーメン「港家」ですが、店内は居抜きのまま表面だけを綺麗に改装した感じなので、表の自動券売機や店内のカウンターなどはまったく以前の店のまま転用されていました。「ゆで太郎」の常連客からみると、以前のイメージが強くてなんだか立ち食いラーメン屋にしか見えないのが、実に残念ですが・・・・。

とりあえず初めて食べる横浜家系「港家」のラーメンですが、僕は迷わず塩ラーメン並(@680円)をチョイス。ここ最近、僕は醤油ラーメンを選択する確率がぐっと減り、大抵の店で塩ラーメンを選ぶようにしている。とくに理由はないのですが、40歳を越えてから多少味覚や嗜好が変化してきたのかもしれませんね(そうかあ?)。

半券番号が呼ばれ、カウンター越しにラーメンを受け取りに行きます。これも「ゆで太郎」流をそのまま拝借。よく見ると黒いトレイやプラスチック製コップも「ゆで太郎」の時のものをそのまま使ってます(苦笑)。

塩ラーメンといってもそこは家系なのでトロトロこってり濃厚味。具材はチャーシュー、海苔3枚、ほうれん草になぜか中央にウズラの玉子が入ってました。コレって港家の特徴なんでしょうか(笑)。苦手な豚骨臭はありましたが、このレベルであればOK。ちょい柔らかめの太麺でしたので、次回は麺固めでリクエストしようと思います。立ち食いそばと違って毎日食べようとは思いませんが、また行ってみたくなる横浜家系ラーメンでした。ごちそうさまでした!!


※ちなみに同店は24時間営業だとか。場所柄ニーズはあるのでしょうか、ううーむ・・・・。

 

★松田優作、最期の出演作「華麗なる追跡」がついにDVDリリース!

2009年11月21日 | MOVIE
 
1989年10月に日本テレビ系にて放送された松田優作最期の出演作 『華麗なる追跡』 がようやくDVD化されました!!税込価格3990円⇒アマゾン予約購入2812円でした。

共演したのがオリンピック陸上金メダリストのフローレンス・ジョイナーだったというのも当時は話題になりましたが、それ以上にドラマ制作された時期が時期だけに、否が応でも記憶に残ってしまう作品でありました。

日本テレビで放送された当時に私はリアルタイムで観ましたが、作品名はよく覚えているものの、内容に関してはイマイチよく覚えていませんね(爆)。いつかソフトパッケージ化されるであろうと期待していましたが、なかなかビデオ化もされず、放送から20年が経過してようやくDVD化されたという感はあります。いやー、長かった。あれから自分も20歳も年をとってしまった訳で、そう考えるとなんだか感慨深いものがありますね・・・・。

同時発売の初DVD化作品 『死の断崖(1982年1月日本テレビ系放送)』 と 『断線(1983年12月テレビ朝日系放送)』 の2本も同時購入しました。こちらの2作品はどちらも今回初めて観るTVドラマなので、まだ未見の優作主演ドラマが残っていたんだ(!)と個人的には喜んでおりますが、観終わった後になんともいえない「空虚感」をまた味わうのかと考えると、観るのを少し躊躇ってしまうかもしれません。眠れない秋(もう冬か)の夜長にでも楽しみたいと思います。

今なおファンを魅了してやまない、松田優作氏に乾杯っ!!

 

★群馬県・富岡市 「吉田屋の七味とうがらし」

2009年11月17日 | GOURMET
 
ユネスコ世界遺産暫定リストにも記載された群馬県「富岡製糸場」から徒歩1分の場所に位置する1896(明治29)年創業の老舗「吉田七味店(吉田屋)」は、手造りの伝統製法にこだわった七味一筋の七味唐がらし専門店だ。

吉田七味店の七味とうがらしは「唐辛子・胡麻・麻の実・山椒・陳皮(ミカンの皮)・しそ・青のり」の7種類の素材が組み合わさり、独特の風味を出しているが、そんじょそこらの七味唐辛子とは味も辛さも別格に違うのが特徴といえる。

通常販売している辛さは「中辛」と「大辛」の2種類だけであるが、今回入手困難な限定発売の「特辛」を手に入れることができた(苦笑)。胡麻が多めの配分なので、とても香ばしく、ただ辛いだけの七味唐辛子とはまったく別次元にある。

蕎麦やうどんはもちろん、味噌汁や漬け物にかけても美味しい。さらに一番の違いは、ふりかけのように白いごはんの上にかけて食べても抜群に美味しいのだ!!これには正直驚いた。

七味は袋入り・缶入りのほか、卯三郎こけしとコラボ制作した「特製七味入れ」なども販売している。

基本的には店頭販売のみであるが、どうしても通販して欲しいという常連客には電話での注文も受け付けているようだ。県外からわざわざ車で買いに来る客も多く、贈答用にまとめ買いしていく需要も高いという。興味をもたれた方は、是非一度ご賞味あれ。オススメですよ。



=店舗データ=
吉田七味店
住所:群馬県富岡市富岡1071-5
電話:0274-62-4088
営業時間:午前9時~午後6時
定休日:毎週水曜日

 

★栃木県・川治温泉 「宿屋伝七」

2009年11月16日 | DAY BY DAY
 
先日、仕事で栃木県・川治温泉へ行ってきました。今回の宿泊先は「宿屋伝七」さんです。

実は2008年2月にもこの「宿屋伝七」さんには宿泊しておりますが、今回は男鹿川沿いにある13.5畳(6名定員)の客室を一人だけで使わせていただきました。窓側には掘りごたつまであり、前回は3人相部屋でしたので、いやーなんとも贅沢な出張宿泊となりました。温泉もサイコーでしたし、仕事とはいえ、まったくもって役得ですよね(苦笑)

今回の出張目的は「川治温泉の魅力を再発見する」ことで、いままで気が付かなかった川治温泉の観光素材を地元のガイド人に案内していただきました。川治ダム見学やカヌー体験、また早朝散歩でプチ体験させていただいたノルディックウォーキングなど、新しい魅力をいくつも再発見させていただきました。

実際これらを旅行商品化するには、さらなるブラッシュアップが必要だという声が多かったのですが、埋もれていた観光素材をどう料理するかで生かすも殺すもできるのだと思います。今まで一度も川治温泉に行ったことのない人の方が圧倒的多数だと思いますので、新しい観光客を呼び込むための施策を早急に考えていただき、段階的にトライをはじめてもらいたいと思いますね。

1日目の夜は懇親会の後、2次会で旅館内にある江戸っこ横丁「ら~めん当たり矢」で美味しい栃木産のお酒をごちそうになりました。締めはもちろん、同店自慢の醤油ラーメンで小腹を満たせていただきました。深夜のラーメン食いは身体に毒だということは百も承知しているのですが、この誘惑にはなかなか勝てないんですよねえ。わかっちゃいるけどやめられない(コレばっかし)、帰宅してからいつも反省しています。ついつい酔いに任せて、スープ全飲みしちゃいましたし(爆)



でも、ココのラーメンも「昔ながらの中華そば」って感じで、シンプルな味わいながら実に美味しかったですよ!これから「宿屋伝七」さんに宿泊される方は是非ご賞味ください。かなりオススメです。

 

★九州大牟田とんこつラーメン 「きらら」 新橋店

2009年11月16日 | GOURMET
 
11月14日(土)に、ブログ 『無駄遣いな日々』 管理人の大介さん、両ブログのコメント常連者もりひろさんの3人で新橋オフ会を実施しましたー!!

今回は財政難の私ともりひろさん参加のため「できるだけリーズナブルな店を選んで、はしご酒しましょう!」というコンセプトのもと、大介さんには事前に訪問店のチョイスを依頼。開催日が土曜日のため、新橋地区は平日しか営業していない飲食店も多く、相当頭を悩ませたと思いますが、結局は行き当たりばったりでも的確な店舗を探して入った大介さんの眼力には、やはり頭が下がります(苦笑)

この日に訪問した飲み屋は、立ち飲みスタイルの「根室食堂」(新鮮なタラ白子ポン酢、いや最高でした!)、やきとん「まこちゃん」、「魚金」烏森店の3軒をハシゴして、最後は九州大牟田とんこつラーメン専門店「きらら」で締めラーメン(!)を堪能してきました。

独特の匂いを発する九州大牟田とんこつラーメンですが、私は「ばりこて塩ラーメン(750円)」を選択。店員さんに麺の硬さをどうするか聞かれたので、大介さんに見習って初挑戦の「バリカタ」でオーダーしました。

実は私、とんこつラーメンって正直あの匂いが苦手なので、あまり自分から進んで食べようとは思わないのですが、この店の塩とんこつラーメンは美味しかったですね。何が違ったんだろう?麺の硬さも酔った味覚時には、少し芯が残るぐらいのバリカタで正解でした。お腹もいっぱいになったのでこの日は替え玉なし、さすがに身体に悪いと思ってスープも半分ぐらい残してしまいましたが、隣席に目をやると大介さんはすでにスープ全飲みで完食していましたので、いやーお見逸れしました(苦笑)。やっぱり新橋オールナイトの達人は鍛え方が違いますわ(爆)!!

今回もたくさん飲んで食べてマニアネタを語り合えた、いつもどおり楽しいオフ会でした。また別の企画を設定して実施しましょう!!大介さん、もりひろさん、どうもありがとうございましたー!!次回もよろしくお願いしますね。

 

★キング・クリムゾン 「レッド~40周年記念エディション」 DVDオーディオ+HQCD

2009年11月15日 | MUSIC
 
何回目の購入になるのか覚えていないが、キング・クリムゾンの 『レッド~40周年記念エディション』 国内盤ツイン紙ジャケ仕様(税込4410円)をやはり購入してしまいました。『宮殿』を別格とすれば、クリムゾンで一番好きなアルバムは?と質問されれば、即座に『レッド』と答えられるぐらい大好きなアルバムですので、これは仕方がない購買行動でしょうね(自己正当化、苦笑)。

再三にわたる老師ロバート・フリップの策略嵌っているとは理解しているものの、今回のマルチサラウンド化されたDVDオーディオ音源は、聴かずには要られない“魔力”が潜んでいるのも事実。さらに未発表のボーナス・トラックまで追加収録されているとくれば、問答無用で“秒殺”されたのはむしろ説明の必要がないでしょう(苦笑)。わかっちゃいるけどやめられない、というのがこのことか。

発売日前日にディスクユニオンで購入したので、特典の国内アナログ盤帯ミニチュア(P6000番台規格デザイン)と幅27mmサイズの専用ボックスが付いてきました。これの利用方法ってイマイチわからなかったのですが、既発の 『レッド』 紙ジャケ盤を一緒に収納しておけってことなんでしょうかね?(苦笑)

とりあえず時間がなかったので、帰宅後すぐにDVDオーディオの5.1chサラウンドで再生してみましたが、想像を上回る高音質とド迫力でホント驚きましたっ!!今まで聴いてきた 『レッド』 とは、いやーこれはまったくの別物ですね。リマスター既発盤と比較しても、各楽器の音がそれぞれ前面に強く出ており、まさに目の前で演奏しているかの如く錯覚を覚えます。5.1chサラウンド再生可能な環境にある人は、是非聴いてみてください!!一聴して驚かれること、間違いなしです(断言)!!

現在はiPodに落として、出張時の行き帰りや通勤時の車中でヘヴィローテーションで聴いております。朝からあのヘヴィな「レッド」を聴くのは、正直身体にはあまり良くないのかもしれませんが、瞬時に脳が活性化される気がして、現在では「目覚めの音楽」として愛用しています。いやもうサイコーですわ(苦笑)!!

次はいよいよ例の 『宮殿』 豪華ボックスセット(!)待ちであります。値段と内容をみて泣く泣く諦めた方も多いと思われますが、『宮殿』 ファンとしてはやはり無視できない重要アイテム(苦笑)となること必至ですので、こちらも買ってしまうんだろうなあ~。再三再四に渡る発売日延期の連絡メールに「おいおい、また発売日が延びたのかよ!」と突っ込みを入れたくなる日々が続いておりますが、この期に及んでもはや「発売中止」はないでしょうから、しばし国内盤仕様発売日まで待ちたいと思います。こちらも楽しみです!!



◎キング・クリムゾン 『レッド~40周年記念エディション』 DVDオーディオ+HQCD (IEZP-17)

◆DVDオーディオ(5.1chサラウンド+ステレオ・ミックス)
01. レッド(ステレオ&サラウンド)
02. 堕落天使(ステレオ&サラウンド)
03. 再び赤い悪夢(ステレオ&サラウンド)
04. 神の導き(ステレオ&サラウンド)
05. スターレス(ステレオ&サラウンド)

※ボーナス・トラック
06. レッド(トリオ・バージョン:ステレオ・ミックスのみ)
07. 堕落天使(トリオ・バージョン/インスト版:ステレオ&サラウンド)
08. 神の導き(フル・バージョン:ステレオ&サラウンド)
09. ア・ヴォヤージ・トゥ・ザ・センター・オブ・コスモス(ステレオ&サラウンド)

※ボーナス映像(フランスのTV局が1973年3月に収録したライブ映像)
・太陽と戦慄パートII
・人々の嘆き
・夜を支配する人
・スターレス

◆HQCD
01. レッド
02. 堕落天使
03. 再び赤い悪夢
04. 神の導き
05. スターレス

※ボーナス・トラック
06. レッド(トリオ・バージョン)
07. 堕落天使(トリオ・バージョン/インスト版)
08. 神の導き(『グレート・ディシーヴァー』より)

 

★加部正義、16年の沈黙を破る最新ソロアルバム「WEED」発売決定!

2009年11月10日 | THE GOLDEN CUPS
 
今春から発売告知されていたマーチャンの最新ソロアルバム 『WEED』 がようやく完成した模様です!!待ちくたびれて、スッカリその話題すら忘れてました(苦笑)

アルタミラの公式サイトではまだ「一般発売日は未定」となっていますが、11月10日(トキさんの一周忌)に行われる6年振りの横浜単独公演 『ザ・ゴールデン・カップス横浜公演2009@横浜BLITZ(※ベースの林恵文さんが特別ゲストとして参戦決定!)』 において当日のみ限定先行発売が行われるそうですから、一般発売されるのも時間の問題でしょう。早く発売されないですかねー、ドキドキワクワク!!

昨年レコーディングされた 『スタジオ録音』 と今年横浜でライブレコーディングされた 『最新ライブ録音』 を収録したなんと2枚組仕様(!)になるようで、こりゃあ長く待たされた甲斐がありました。価格は税込3000円。

ディスク1には新曲オリジナル12曲を含むスタジオ録音全16曲、ディスク2には、還暦記念ライブでも披露されたレッド・ツェッペリン、フリートウッド・マック、ニルヴァーナのカヴァー曲含む最新録音全13曲を収録予定。

封入特典として還暦ソロライブ・ポスター+レコーディング・フォト(還暦ソロライブでお披露目された)のリバーシブル・ミニポスターも付いてくるそうなので、記念になること間違いなし。いやー、こいつはマジで楽しみです!!早く聴きたいっすね、ううー我慢ならんっ(爆)!!