廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★MICK JAGGER 「the very best of MICK JAGGER」

2012年05月15日 | ROLLING STONES
2007年に発売されたミック・ジャガーのソロ作品ベスト盤を久々に聴いてみた。

いま聴いてみると、さすがに少々古臭く、時代を感じさせてしまう曲があるのも事実だが、どんな曲を歌ってもそつなく歌いこなしてしまうミック・ジャガーというヴォーカリストは、やはりスゴイ歌い手なのだろう。

芸の幅がとてつもなく広く、それよりもむしろ応用範囲が広いといった方が正しいのだろうか。

なにを歌っても、自然なぐらいその曲がミック・ジャガー流にアレンジされており、しかも完成度が極めて高い!というのには本当に驚かされる。なにをいまさらと言われようが、そう思えてしまうのだから仕方がない。

こちらは「限定デラックス・エディション」なので、音源だけでなくDVDで動くミック・ジャガーまで楽しめる。

映像で観ると、余計にミック・ジャガーという人物のスゴさがわかるので、できれば観て、聴いて、両方とも楽しんでみることをおすすめする。

ストーンズとしての活動はもとより、そろそろミック・ジャガーの新しいソロ作品をまた聴いてみたいなんて思っているのは僕だけでしょうか。ミックのソロ・ファンって、実は案外と多いような気がします!

◎ 『the very best of MICK JAGGER』 (ATLANTIC/RHINO)
CD:
01. GOD GAVE ME EVERYTHING
02. PUT ME IN THE TRASH
03. JUST ANOTHER NIGHT
04. DON’T TEAR ME UP
05. CHARMED LIFE
06. SWEET THING
07. OLD HABITS DIE HARG with Dave Stewart
08. DANCING IN THE STREET with David Bowie
09. TOO MANY COOKS (SPOIL THE SOUP)
10. MEMO FROM TURNER
11. LUCKY IN LOVE
12. LET’S WORK
13. JOY
14. DON’T CALL ME UP
15. CHECKIN’ UP ON MY BABY with The Red Devils
16. (YOU GOT TO WALK AND) DON’T LOOK BACK - Peter Tosh with Mick Jagger
17. EVENING GOWN

DVD:
01. INTERVIEW with Mick Jagger (2007)
02. GOD GAVE ME EVERYTHING
03. JUST ANOTHER NIGHT
04. SWEET THING
05. LET’S WORK
06. LUCKY IN LOVE
07. DON’T TEAR ME UP
08. DANCING IN THE STREET with David Bowie
09. JOY (From the documentary Being Mick) - with Bono
10. DON’T LOOK BACK (Saturday Night Live, 1978) - Peter Tosh with Mick Jagger


★KEITH RICHARDS 「VINTAGE VINOS」 (MINDLESS RECORDS)

2010年12月23日 | ROLLING STONES
 
キース・リチャーズのベスト盤 『VINTAGE VINOS』 を購入しました。本作は現在のところ、輸入盤のみで国内盤仕様の発売予定はないみたいですね。

正直「なにをいまさら感」の強いベスト盤ではありましたが、キース初のリマスター盤で、かつ1曲だけではありますがレア曲 「HURRICANE」 が収録されているということで購入することにしました。が、果たして買って正解だったかどうかは微妙なところ・・・。

内容はすべてご存知の曲ばかりなので、これといって目新しさはありません。本作目玉の 「HURRICANE」 も習作の域は出ていないレベルで、あきらかにやっつけ仕事で録音した感じがしますね(苦笑)

キースとロン・ウッドが演奏しているということで、この曲を期待して買った人(自分も含めて)は、たぶんガッカリしたんじゃないでしょうか。まあ、本来の目的はチャリティー支援のために作られた楽曲なので、それ以上のことを期待してしまうこちらの方が悪いのですが(苦笑)

なぜ今頃キースのベスト盤が、という声も多いと思います。本作を足掛かりにして、ぜひ新しいソロ・アルバムの制作に着手してもらいたいものです。もしそうなったとしたら、本作の存在意義はグッと高まるはずです。

キースの次なる一手を期待しましょう!!



◎KEITH RICHARDS 『VINTAGE VINOS』 (MINDLESS RECORDS)

01. TAKE IT SO HARD from 『Talk Is Cheap』
02. BIG ENOUGH from 『Talk Is Cheap』
03. YOU DON'T MOVE ME from 『Talk Is Cheap』
04. STRUGGLE from 『Talk Is Cheap』
05. MAKE NO MISTAKE from 『Talk Is Cheap』
06. TOO RUDE (LIVE) from 『Live At The Hollywood Palladium』
07. TIME IS ON MY SIDE (LIVE) from 『Live At The Hollywood Palladium』
08. HAPPY (LIVE) from 『Live At The Hollywood Palladium』
09. CONNECTION (LIVE) from 『Live At The Hollywood Palladium』
10. WICKED AS IT SEEMS from 『Main Offender』
11. EILEEN from 『Main Offender』
12. HATE IT WHEN YOU LEAVE from 『Main Offender』
13. LOCKED AWAY from 『Main Offender』
14. HURRICANE (previously available only as a CD single "thank you" given to fans who made on-site donations to Katrina relief on last Stones tour)


こっちの方がお手上げだよ!といいたいところではありますが・・・(苦笑)
 

★The Rolling Stones 「LADIES & GENTLEMEN」 輸入盤Blu-ray

2010年10月18日 | ROLLING STONES
 
いやー遂に公式リリースされましたね!!

ブートレグでは昔からおなじみですが、全ストーンズ・ファン待望の1972年北米ツアーを収録したライブ映像 『レディース&ジェントルメン』 がパッケージ・ソフト化されました。まさかこの作品が正式に陽の目を見るとはね。初めて公式リリースの話を聞いた時は正直耳を疑いましたが、本当にリリースされてしまいました(笑)。いやもう驚き。拍手パチパチの快挙ですよ!!

作品内容の詳細解説は、星の数ほども存在するストーンズ・ファンのみなさまにお任せするとして、今回は輸入盤Blu-ray購入のお話を。当初はなかなか国内盤仕様の発売告知がされず、おまけに輸入盤Blu-rayの販売価格があまりにも安かった(HMVマルチバイ利用だと、なんと2045円!)ので思わず目がくらみ、後先も考えずにポチっと注文ボタンを押してしまいましたが・・・・(冷汗)

輸入盤と国内盤仕様の最大の違いは日本語字幕スーパーの有無です。ライブが一旦始まってしまえば、字幕があろうとなかろうと、ほとんど問題ないのですが、ことボーナス映像として収録されたミック・ジャガーのインタビュー映像に関しては、やはり日本語字幕スーパーがあった方が絶対にイイと思いました。今さらですけど、やはり国内盤で買い直そうかどうしようか迷ってる次第でして(苦笑)

映像本編が目的というわけでなく特典映像の字幕スーパーのためだけに再度購入するというのも、実に何だかなあ~。なんとも悩ましい秋の午後の昼下がりでした。相変わらずバカですねえ、やっぱり(苦笑)

それにしてもミック・テイラー在籍期の演奏は実に神懸かり的でスゴイ。背筋がゾクゾクするような演奏を聴かせてくれます。72年のストーンズ最強伝説が生まれたのも、これを観ればわかるような気がしますね。改めて納得です、ハイ。



◎The Rolling Stones 『LADIES & GENTLEMEN』 Blu-ray (eagle vision)

01. BROWN SUGAR
02. BITCH
03. GIMME SHELTER
04. DEAD FLOWER
05. HAPPY
06. TUMBLING DICE
07. LOVE IN VAIN
08. SWEET VIRGINIA
09. YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT
10. ALL DOWN THE LINE
11. MIDNIGHT RAMBLER
12. BYE BYE JOHNNY
13. RIP THIS JOINT
14. JUMPIN' JACK FLASH
15. STREET FIGHTING MAN

=BONUS FEATURES=
TOUR REHERSAL FOOTAGE FROM MONTREUX 1972/5/21
01. SHAKE YOUR HIPS
02. TUMBLING DICE
03. BLUESBERRY JAM
OLD GREY WHISTLE TEST in MICK JAGGER INTERVIEW 1973
MICK JAGGER INTERVIEW 2010


 

★ROLLING STONES 「LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER」

2009年06月21日 | ROLLING STONES
 
この7月に「ワイドスクリーンで初収録した」という触れ込みのデジタル・リマスターDVDが発売されるローリング・ストーンズのライブ映画 『LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER』 ですが、以前に購入した再発DVDをまだ観ていなかったので、遅ればせながらこの際だからと改めて鑑賞してみました(苦笑)

本DVDではとくにリマスター効果うんぬんという説明書きは一切書かれていなかったので、純粋にDVD化された作品と考えてよいのだと思うが、過去に観たビデオ版映像よりも明らかに画質が向上しているのが瞬時にわかった。ステージが暗転するシーンや客席が映されたシーンなどで見比べてみれば、その差は一目瞭然。

1982年に製作されたライブ・ムービーゆえ、今改めて観てみるとかなり古さを感じさせる編集方法が取り入れられたりしているが、いかにも80年代という映像そのものは、それも時代性を表現した映像コンテンツだと考えれば却って貴重なのかもしれない。ライブ演奏そのものは最高なので、自分的には以前に再発されたDVDでも十分といったところか。

本編約91分という実に中途半端な収録時間であるが、当時のロック映画の尺を考えるとある意味仕方がなかったのかな。もしそうであったとしたら、映画の撮影自体はライブ開始から終了まですべて撮っているはずだから、今後計画される再発アイテムに関しては、ぜひボーナストラックとして未編集の全長版映像も追加収録してもらいたいもの。

今回発売されるデジタル・リマスターDVDには、とくにボーナス映像収録ということは何も告知されていないので、これから発売されるであろうBlu-ray盤仕様では、ぜひ検討してもらいたいですね。それまで本作は買い直さずに「保留アイテム」としてキープしておくつもり。ついでに音声面もこれまでのオリジナル・ステレオ音声に加えて、新たに5.1chサラウンドの追加収録も期待したいところです。

 

★生中継!ミック・テイラー Live in 六本木・ビルボードライブ東京

2009年04月21日 | ROLLING STONES
2009年4月21日(火)午後7時より、現在来日公演中であるミック・テイラーのライブ生中継が、フジテレビNEXTで放映されましたーっ!!

同番組自体は90分枠が押さえられていたようですが、生中継された演奏は正味1時間10分程度だったと思います。この日のライブ生中継は1stステージのみでしたので、時間的に正直もの足りなかった気もしておりますが、まさかこの日本においてミック・テイラーの最新ライブが、しかも生放送で観られるとは夢にも思っていなかった訳ですから、これはもう素直に「ラッキー!」だと考えた方が正解でしょうね(苦笑)。

とにかく現在のミック・テイラーが元気にプレイする姿を観ることができただけで、もう大満足の六本木ビルボードライブ東京公演でした。近年のミック・テイラーのギタープレイは賛否両論あるのかもしれないですけど、やはりイイですよね~!!

フジテレビNEXTさん、貴重なライブ生中継をどうもありがとうございましたっ!!ただ、ただ感謝です。

※MICK TAYLOR Live in Billboard Live TOKYO, April 21, 2009 (1st Stage)

01. Secret Affair
02. Twisted Sister
03. Losing My Faith
04. You Shook Me
05. Burial Ground (Denny Newman)
06. Blind Willie McTell
07. No Expectations




★ROCKET 88

2009年01月22日 | ROLLING STONES
 
前々から気になっていた輸入盤CD 『ROCKET 88』 をディスクユニオンで購入。1981年に発表されたライブ盤で、今回ようやく Wounded Bird から待望の初CD化されました。チャーリー・ワッツやイアン・スチュアートが参加(プロデュースもイアン・スチュアートが担当)している作品なので、ストーンズ・ファンには昔から有名なアルバムだと思います。

僕が購入した動機は、本作にアレクシス・コーナーとジャック・ブルースが参加していたから。とくにジャック・ブルースは、ベース以外に2曲目「Waiting For The Call」で、素晴らしいヴォーカルまで披露しています。本作はロックでもジャズ・ロックでもない、どちらかというと完全なジャズ・アルバムなのですが、そんな中で参加しているジャック・ブルースの唄声は、存在感がありつつも、アルバム全体を通して聴いてもまったく違和感がないところがスゴイと思います(苦笑)。完全に自己消化して演奏している感じがしますね。

他者名義のゲスト参加作品でも、これだけ堂々と自己を表現しているのですから、ジャック・ブルース卿やはり只者ではありません。ジャズのライブ盤として聴いてもなかなかご機嫌な作品ですので、オススメの一枚です。


◎ 『ROCKET 88』 (Wounded Bird Records, WOU-9293)

01. Rocket 88
02. Waiting For The Call
03. St.Louis Blues
04. Roll 'Em Pete
05. Swindon Swing
06. Roadhouse Boogie
07. Talking About Louise

Charlie Watts: Drums
Jack Bruce: Bass (Vocal on track 2)
Alexix Korner: Guitar (Vocal on track 4 & 7)
Bob Hall: Piano
George Green: Piano
Ian Stewart: Piano (track 5)
Colin Smith: Trumpet
John Picard: Trombone
Don Weller: Tenor Sax
Hal 'Cornbread' Singer: Tenor Sax

Produced by Ian Stewart


★ミック・テイラー、4月に来日決定!!

2009年01月05日 | ROLLING STONES
ミック・テイラー、10年振りとなる待望の来日公演が決定しましたーっ!!

現時点で判明している日程は、4月18日(土)ビルボードライブ大阪、4月20日(月)と21日(火)ビルボードライブ東京での公演が正式発表されています。

なお、予定されているツアーメンバーは、以下のとおり。
Mick Taylor (g, vo)
Max Middleton (key)
Denny Newman (g)
Kuma Harada (b)
Jeff Allen (ds)

なんでもこの1月からニューアルバム制作のため、今回のツアーメンバーでイギリスのスタジオに入るらしい、という噂を聞いておりますが、これといった具体的な動きは残念ながらまだないようですね。

果たして4月の来日公演には、新作ナンバーを引っさげてやって来てくれるのでしょうか!!楽しみですね。




 

★RON WOOD & BO DIDDLEY 「LIVE AT THE RITZ」

2008年09月10日 | ROLLING STONES
 
ロン・ウッド&ボー・ディドリーのライブ映像ついでに、コチラもとりあげておきましょう。

1987年11月に行なわれたリッツ公演の映像を収録したオフィシャル盤(全11曲、59分収録)で、ロン・ウッドファンには定番中の定番アイテムですね。当時は「日本独占発売」という触れ込みでしたが、現在でもオフィシャル未DVD化アイテムのため、若いファンの中には観たことがないという方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。本作は最初からライブ映像を撮影する目的で録画されていましたので、演奏内容はもとより音質・画質ともに最高のクオリティで、さすがオフィシャル作品だけのことはありました(当たり前か、苦笑)。必見です。


◎VHS/RON WOOD & BO DIDDLEY 『LIVE AT THE RITZ』 (VICTOR, VTM-149)

01. BO DIDDLEY
02. ROAD RUNNER
03. COME ON EVERYBODY LET'S ROCK'N ROLL
04. DIDDLEY DADDY
05. CRACKIN UP
06. I'M A MAN
07. PLYNTH / WATER DOWN THE DRAIN
08. OOH LA LA
09. THEY DON'T MAKE OUTLAWS LIKE THEY USED TO
10. HONKY TONK WOMAN
11. MONA

All songs written by Bo Diddley except as indicated
Filmed and Recorded Live at the RITZ, NOVEMBER, 1987




★DVD/RON WOOD & BO DIDDLEY 「SUPER LIVE」

2008年09月09日 | ROLLING STONES
 
先のRON WOOD & BO DIDDLEY 『LIVE IN JAPAN』 にボーナスDVDRとして付属されたのが本盤です。

1988年ジャパン・ツアーより、3月7日の中野サンプラザ公演を当時のテレビ放送マスター(フジテレビ)より、オフィシャル級の超高画質で約50分間に渡って収録した映像ですね。番組最後に流れるエンドロールを眺めていたら、どうやらこのライブ特番ですが、当時は飛ぶ鳥を落とす勢いがあった雑誌「ぴあ」もどうやら制作に絡んでいたみたいですねえ。80年代後半は「ぴあ」も一斉を風靡してましたから、なんでもアリの良い時代だったんでしょう(苦笑)!!

ステージ上だけでなく、番組内では楽屋裏でロン・ウッドとじゃれ合う、茶めっけたっぷりのボ・ディドリーの姿も映し出されており要必見です。当時のドキュメンタリー番組として観てみても面白いですね。今となってはたいへん貴重な映像だと思いますし。


◎DVD/RON WOOD & BO DIDDLEY 『SUPER LIVE』

01. Introduction
02. Bo Diddley
03. Road Runner
04. Who Do You Love
05. Ooh La La
06. Honky Tonk Women
07. Interview with Ron Wood
08. I'm A Man
09. Mona
10. Interview with Bo Diddley
11. You Can't Judge A Book By The Cover
12. Hey! Bo Diddley

Live at Nakano Sun-Plaza, Tokyo, Japan 7th March 1988 PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 49min.

Ron Wood - Guitar, Vocals
Bo Diddley - Guitar, Vocals
Jim Satten - Guitar
Debby Hastings - Bass, Vocals
Mike Fink - Drums
Hal Goldstein - Harmonica, Keyboards, Vocals


★RON WOOD & BO DIDDLEY 「LIVE IN JAPAN」

2008年09月07日 | ROLLING STONES
 
みなさん、たいへんご無沙汰いたしております。
8月後半から怒涛の出張ラッシュ(!)で思うように記事更新ができず、ご心配をおかけしました。おかげさまで、なんとか元気にやっておりますので、どうぞご安心ください(苦笑)

さて、一週間ほど前にダイカン9階で発売されたロン・ウッド&ボ・ディドリーの超懐かしい日本公演ライブ盤を先週末に購入しました。ボーナスDVDR付きの2枚組みで、税込価格3500円でした。200枚限定のプレスCDだそうです。

1988年3月2日渋谷ライブインでのコンサートを、ラジオ放送マスターより超高音質ステレオ・ライン録音で収録したものです。ジャパンツアーに先駆けて、放送用に特別に行なわれたクラブ・ギグでの生々しいパフォーマンスが最高レベルのサウンドボード録音で堪能できる一枚ですね。ロン・ウッドとボ・ディドリーの共演音源は久し振りに聴きましたが、やっぱりこのボ・ディドリー独特のリズム感といいますか、オリジネイターによるサウンド感というのはいいもんです。最高ですね!

また、このボ・ディドリー師匠を尊敬してやまないロン・ウッドの脇役への徹し方とその反面、ソロ演奏になった場合の主役の演じ方のメリハリのつけ方が共に最高で、やはりこの人は共演者を気持ちよくさせることにかけては突出した才能を持っているな~、と改めて実感しましたね。人を上手に立てるやり方など、こういう駆け引きにかけては、やはり天才的に長けていますよね(苦笑)、ロンは。とにかく聴いていて気持ちのいいライブ盤です。最近のオススメの一枚です!!


◎RON WOOD & BO DIDDLEY 『LIVE IN JAPAN』

01. Crackin' Up
02. Guitar Medley (Around The Plynth~Gasoline Alley~Prodigal Son~Stay With Me~That's All You Need)
03. Little Red Rooster
04. Ooh La La
05. Honky Tonk Women
06. Diddley's A Gunslinger
07. Who Do You Love?
08. It's Mine
09. It's All Over Now

RON WOOD - Guitar, Vocals
BO DIDDLEY - Guitar, Vocals
JIM SATTEN - Guitar
DEBBY HASTINGS - Bass, Vocals
MIKE FINK - Drums
HAL GOLDSTEIN - Harmonica, Keyboards, Vocals

Shibuya Live Inn, Tokyo, Japan 2nd March 1988, STEREO SOUNDBOARD RECORDING




★ROLLING STONES×MARTIN SCORSESE 「SHINE A LIGHT」

2008年04月10日 | ROLLING STONES
 
ローリング・ストーンズが巨匠マーティン・スコセッシ監督と創り上げた待望のライヴ・ドキュメンタリー映画のサントラ盤が、遂に手元に届きましたー!!

国内盤は2枚組の通常盤と、2枚組SHM-CD限定仕様の2タイプ発売されましたが、今回僕が購入したのはSHM-CD仕様です。当初は税込価格4200円と告知されておりましたが、最終的には国内通常盤(税込価格3300円)とそれほど価格差が開かない税込価格3800円で落ち着いたみたいですね(苦笑)。尚、日本盤のみボーナス・トラックが1曲「Undercover of The Night」追加収録されたほか、SHM-CDの初回限定生産分にはシリアル・ナンバー入りのトレーディング・カードが封入されております(要チェック!)。

映画 『Shine A Light』 は、2006年の10月29日と11月1日に、ニューヨークのビーコン・シアターで行われたローリング・ストーンズのライヴ・パフォーマンスを2日間に渡って撮影したもの。ライヴ映像の他にも、バックステージの様子や過去の貴重な映像、メンバーのインタビューなどがフィーチャーされていて、マーティン・スコセッシ監督ならではの視点で現在のストーンズを捉えることに成功しています。

最強のタッグ・チームの作品だけに完成度は抜群です!!ここ近年にリリースされたストーンズ関連のアルバムの中でも、ズバ抜けてクオリティが高いように思えました。また新たな傑作が誕生しましたね。ストーンズ・ファンであるならば、これは即行で聴かなきゃヤバいですよ(苦笑)!!

ちなみに映画 『Shine A Light』 は、第58回ベルリン国際映画祭オ-プニング作品に決定しており、2008年4月より全米公開。日本公開は2008年冬にTOHOシネマズ六本木ヒルズ他で全国ロ-ドショー予定。早く映画が観たいんですけど、まだかなり先ですね(苦笑)。


◎SHM-CD/ROLLING STONES×MARTIN SCORSESE 『SHINE A LIGHT』 (UICY-90794/5)

DISC.1:
01. Jumping Jack Flash
02. Shattered
03. She Was Hot
04. All Down the Line
05. Loving Cup (with Jack White III)
06. As Tears Go By
07. Some Girls
08. Just My Imagination
09. Faraway Eyes
10. Champagne & Reefer (with Buddy Guy)
11. Tumbling Dice
12. Band introductions
13. You Got the Silver
14. Connection

DISC.2:
01. Martin Scorsese Intro
02. Sympathy for the Devil
03. Live With Me (with Christina Aguilera)
04. Start Me Up
05. Brown Sugar
06. (I Can't Get No) Satisfaction
07. Paint it Black
08. Undercover of The Night
09. Little T&A
10. I'm Free
11. Shine A Light








★DVD/JERRY LEE LEWIS 「LAST MAN STANDING LIVE」

2008年03月08日 | ROLLING STONES
 
2006年に発売されたジェリー・リー・ルイス名義のスタジオ新録盤 『LAST MAN STANDING』 のライブDVDをアマゾンで購入しました。以前から本作が輸入盤DVDでは既に出回っていたことは知っておりましたが、①輸入盤のため日本語字幕スーパーが付いていない点、②収録内容が不明のため、どんな映像が入っているのかよくわからない点、それに③リージョン1で国内通常DVDプレイヤーでは再生できない可能性があるため、国内盤DVDが発売されるまで、一年以上購入を我慢しておりました。しかしながら、いつまで経っても一向に発売される様子がなく、たぶん今後もリリースされる気配がまったく感じられなかったので、ついに諦めて購入することに決めました。

アマゾンで検索すると、ちょうど 「1点在庫あり。ご注文はお早めに。」 という魅惑的なキーワードも表示されていましたので、いとも簡単に決心がつきましたね(苦笑)。アマゾン輸入盤DVD価格で税込2154円でした。

で、届いた輸入盤DVDをさっそく国内DVDプレイヤーに入れてみると悲しいかな「リージョンコード・エラー」の表示が・・・。そうなんです、本作は完全な「リアル・リージョン1」仕様でした。よって国内通常DVDプレイヤーでは再生できません(涙)。仕方がないので、とりあえずパソコンのモニターで鑑賞することにしました。最近のパソコンだと音も良いのでモニターでの再生でもまったく構わないのですが、やはり画面が小さいというのが最大のネックですね。まあ、それでも観ることができるだけ御の字だとは思いますが(苦笑)。

さっそく再生を開始してみると、アマゾンの販売ページに書かれていた曲目リストとまったく違う曲順で表示されたので、嫌な予感がしたのですが、これって同タイトルのスタジオ新録盤CDとは、まったく関係のないコンセプトで制作されたDVDだったんですね(苦笑)。一部、同じゲスト参加ミュージシャンも出演しておりますが、基本的にはまったく別物の作品だと考えた方が良いと思います。僕が期待していたエリック・クラプトンやジミー・ペイジ、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ニール・ヤングはまったく出演していませんので、ご注意を。たぶん上記ミュージシャンのひとりでも参加していれば国内盤DVD化されて発売されていた可能性が高いと思いますが、誰ひとりとしてこのDVD映像版には参加していませんので、それで二の足が踏まれたんでしょうね(苦笑)あくまでも推測ですが。

しかしながら想定外だったのは、ロン・ウッドのほぼ全面的な参加でした。全曲に参加しているわけではありませんが、ほとんど全編を通してジェリー・リー・ルイス・バンドの1ギタリストに徹して演奏しておりますので、意外と楽しめましたね。数曲ではロン・ウッドにもスポットが当てられて、珍しいギターソロ弾きまくりの映像も収録されていましたので、ストーンズ・ファンならばこれは必見だと思いますね!!やっぱりロン・ウッド、カッコイイです。

そのほか、ゲスト参加として出演しているミュージシャンは、トム・ジョーンズ、ソロモン・バーク、ノラ・ジョーンズ、バディ・ガイ、クリス・アイザック、アイヴァン・ネヴィル、クリス・クリストファーソン(映画 『ブレイド』 !)、ジョン・フォガティ、ウィリー・ネルソン、ドン・ヘンリー、キッド・ロック(⇒サイコーでしたっ!)など。ゲスト陣に派手さはないのですが、でもこうして名前を連ねてみるとやっぱり豪華ですよねー(苦笑)!!

リアル・リージョン1なので、万人にはオススメできませんが、興味をもたれた方は是非、観てみてください!!周囲はノリノリで演奏しているのに、微動だにしないで指先だけ激しく動いているジェリー・リー・ルイス御大の演奏スタイルも必見です(苦笑)。個人的には◎、とても気に入りましたっ!!



◎DVD/JERRY LEE LEWIS 『LAST MAN STANDING LIVE』

01. GREAT BALLS OF FIRE
02. CHANTILLY LACE
03. GREEN GREEN GRASS OF HOME with TOM JONES
04. END OF THE ROAD with TOM JONES
05. WHO WILL THE NEXT FOOL BE with SOLOMON BURKE
06. TODAY I STARTED LOVIN' YOU AGAIN with SOLOMON BURKE
07. CRAZY ARMS with NORAH JONES
08. YOUR CHEATIN' HEART with NORAH JONES
09. HADACOL BOOGIE with BUDDY GUY
10. DON'T PUT NO HEADSTONE ON MY GRAVE
11. SOMEWHERE OVER THE RAINBOW with CHRIS ISAAK
12. CRY with CHRIS ISAAK
13. ROCKIN' MY LIFE AWAY with RON WOOD
14. LEWIS BOOGIE
15. BUMMING AROUND with MERIL HAGGARD
16. WHAT'D I SAY with IVAN NEVILLE
17. ONCE MORE WITH FEELING with KRIS KRISTOFFERSON
18. CC RIDER with JOHN FOGERTY
19. WILL THE CIRCLE BE UNBROKEN with JOHN FOGERTY & KRIS KRISTOFFERSON
20. GOOD GOLLY MISS MOLLY with JOHN FOGERTY
21. TROUBLE IN MIND with RON WOOD
22. JAMBALAYA with WILLIE NELSON
23. YOU WIN AGAIN with DON HENLEY
24. LITTLE QUEENIE with KID ROCK
25. HONKY TONK WOMAN with KID ROCK
26. THAT LUCKY OLD SUN with KEN LOVELACE
27. ROLL OVER BEETHOVEN
28. WHOLE LOTTA SHAKIN' GOING ON

PLUS BONUS FEATURES! INCLUDING
29. GOODNIGHT IRENE with MERLE HAGGARD




★WENTUS BLUES BAND 「FAMILY MEETING」 ミック・テイラー参加!

2008年03月03日 | ROLLING STONES
タワレコがWポイントデー実施中でしたので、自宅から最寄りのタワレコ店舗へ出掛けてきました。とくに買おうと予定していたCDはなかったので、とりあえず店内をブラブラと眺めて廻っておりました。

そこでフト目に留まったCDがこの 『FAMILY MEETING』 というサントラ盤でした。ウェントス・ブルース・バンドという名前は初めて聞きましたが、北欧のフィンランドで活動を続けているトップ・ブルース・バンドだそうで、本作は彼らの結成20周年をライブの模様を収録したドキュメンタリー映画のサウンドトラックだといいます。

僕が目をつけたのは「ミック・テイラー」という文字。そう、このライブに豪華ゲストとしてミック・テイラーも参加していたんですねー!!ミック・テイラーが参加しているのは、ディスク1最後の「CAN'T YOU HEAR ME KNOKING」とディスク2収録の「BLIND WILLIE MCTELL」「VENTILATOR BLUES」の計3曲。最近のミック・テイラーではお馴染みの演奏曲ばかりですが、最新のライブ音源がオフィシャル盤で聴けるので、やっぱりありがたいですね(苦笑)。直輸入国内盤仕様の2枚組CDで、税込価格2500円でしたので、コレはお買い得だと思いますよ!!

◎WENTUS BLUES BAND 『FAMILY MEETING』 (RUF RECORDS, RUF1134)
DISC.1:
01. Intro Scoremusic: Going To The Show
02. Moonshine
03. You Gonna Make Me Cry
04. Since I Been Loving You (Feat. Sven Zetterberg)
05. I Got To Go (Feat. Sven Zetterberg & Kim Wilson)
06. Passenger Blues (Feat. Kim Wilson)
07. Pick Up The Pieces (Feat. Sven Zetterberg & Eddie Kirkland)
08. Lonesome Fugitive (Lazy Lester Backstage)
09. Angel Blues (Feat. Omar Dykes)
10. Stop Twisting My Arm (Feat. Barrence Whitfield)
11. Can't You Hear Me Knocking (Feat. Mick Taylor)

DISC.2:
01. I Heard The Angels Singing (Feat. Eric Bibb)
02. Down The Line
03. Looking For Trouble (Feat. Kim Wilson)
04. Hold That Note (Feat. Clas Yngstrom)
05. Annie Lee (Feat. Barrence Whitfield)
06. Blind Willie Mctell (Feat. Mick Taylor)
07. Backroom Delta (Louisiana Red & Niko Riippa Backstage)
08. Ventilator Blues (Feat. Mick Taylor)
09. Ride On Red (Feat. Louisiana Red)
10. Raining In My Heart (Feat. Lazy Lester)
11. Biscuit Roller (Feat. Clas Yngstrom & Barrence Whitfield)
12. Outro Scoremusic: Great Final
 

★DVD/RONNIE WOOD 「UK TV SPECIAL 2004」

2008年02月10日 | ROLLING STONES
 
2004年にイギリスで放映されたロン・ウッドのドキュメンタリー番組を完全収録したDVD-Rを、先週末に購入してきました。税込価格2600円のところ、なんと「雪の日セール」実施中で20%引きで購入できました。ラッキー(苦笑)!!

ドキュメンタリー番組は有名な 『SOUTH BANK SHOW』 で、全部で3部構成になっており、トータルタイムで50分くらいでしょうか。テレビ放送された番組を丸々収録しているため、画質も良好。たまに画面上にデジタル・ノイズが走るのはご愛嬌ですね(苦笑)。このドキュメンタリー映像のほかに、シャーラタンズと共演した際のロン・ウッドのライブ映像(※こちらもテレビ番組からの収録です!)も含まれているが、このDVD自体の収録時間が計65分間なので、ライブ映像は約15分と異常に短い。おいしい選曲がなされているものの、すべてダイジェスト収録なのが、いやー実に残念でした・・・・。

また前半のドキュメンタリー部分ですが、音楽よりもロン・ウッドの私生活や人間関係、それから趣味の絵画制作や個展開催などに焦点を当てているため、字幕スーパーなしで観るのは少し辛いかもしれませんね。ま、映像を観ていれば大体想像がつきますが(苦笑)。ロン・ウッドのファンであれば必見だと思いますよ!!


◎DVD/RONNIE WOOD 『UK TV SPECIAL 2004』 (JOHANNA, JPD-233)

SOUTH BANK SHOW 2004 (Dec.22nd 2004)
01. Part.1: Programme Intro
02. Presence: No Smokin' & No Booze
   Stray Cat Blues / Far East Man
03. The Temperance Seven / Art Wood / Hoochi Coochi Man
04. Buddy Holly / The Birds (1965)
05. Part.2: Jerry Lee Lewis & Ronnie
06. Tamara Rojo & Jonathan Cope Rehearsing for Mayerlling
07. Ronnie's Guitars
08. Ronnie Plays No Expectations
09. With Rod At M.S.G. Backstage (Feb.26th 2004)
10. Ronnie's a First Appearance with Stones 1975 / Dance (Licks Tour)
11. Part.3: Ronnie's Painting
12. Ellizabeth Jagger & Theodora Richards
   Jo Wood / Can't You Hear Me Knockin'

THE CHARLATANS with Ronnie
LIVE AT SHEPHERD'S BUSH, LONDON Dec.8th 2004
13. Opening
14. NORTH COUNTRY BOY
15. OHH LA LA
16. DANCE
17. STAY WITH ME
18. SPROSTON GREEN




★MICK TAYLOR BAND 「LITTLE RED ROOSTER」

2007年12月03日 | ROLLING STONES
少々怪しげなミック・テイラーの公式ライブ盤を購入しました。

あれ?2001年のハンガリー公演って、以前購入したブートレッグ盤 『LIVE IN HUNGARY 2001』 と同じ音源じゃありませんかー!?

前々から店頭で目にして気になっていた「WOODSTOCK TAPES」という海外レーベルからリリースされた一応、公式盤でありますので音質の方は問題なくバッチリですね。

このライブ音源に関してはすでにブートレッグで確認済みで、演奏内容の良さについては折り紙つきですので、店頭で見つけ次第、即買いOKな鉄板アイテムです。

値段もタワレコ価格で税込1597円でしたので、ブートレッグと比べても千円近くお得な買い物ができました(というか重複買いしている段階で、すでに損しているような気が・・・・苦笑)、まあ、いいか!

まだこの日のブートレッグ盤を入手していないミック・テイラー・ファンには、絶対のオススメですよ!!これはもう買うしかないでしょう。
ミック・テイラーが奏でる「レッドハウス」を聴いて、泣いてくださいっ!!

◎MICK TAYLOR BAND 『LITTLE RED ROOSTER』 (WOODSTOCK TAPES, WT-5109)

01. CATFISH BLUES (14:14)
02. RED HOUSE (11:23)
03. LITTLE RED ROOSTER (9:07)
04. YOU SHOOK ME (8:49)
05. I WONDER WHY (9:01)

MICK TAYLOR - GUITAR, VOCALS
JOHN COGHLAN - DRUMS
NOEL REDDING - GUITAR, BASS GUITAR, VOCALS

※RECORDED LIVE IN HUNGARY, 2001