廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★サンハウス 「一番列車ブルース」 Live at Power House 1974

2008年04月29日 | J ROCK MASTERPIECE
 
サンハウスの未発表ライブ盤第2弾 『一番列車ブルース』 が発売されましたー!!正式には5月1日が発売日ですが、先行予約した通販組は本日辺り自宅に届いていると思います。

HAKATA BEAT CLUBのリーダー・浦田賢一氏がサンハウス在籍時最後のライブ録音を収録したものです(※1974年2月9日「ぱわあはうす」にて録音)。今回も前作と同じ、上田恭一郎氏によるオープンリール・レコーダーによる録音で、当時としては抜群の音質を誇るクオリティです。驚異的な演奏と圧倒的な臨場感は、オフィシャル・ブートレッグの名に恥じない名盤だと思います。前作を気に入られた方は問答無用で本作も「買い」ですね。税込価格2100円+送料でした。




◎サンハウス 『一番列車ブルース』 Live at Power House 1974 (SONRISE2000, SON-006)

01. 61ハイウェイ
02. ザ・ビッグ・ボート
03. ロックンロールの最中
04. ぬすっと
05. ねえママ
06. ふっと一息
07. ふるさとのない人達
08. あの娘は18才
09. 街
10. アイム・ア・マン
11. 落ち目の唄
12. ミルク飲み人形
13. なまずの唄
14. だんだん
15. キングスネーク・ブルース
16. レモンティー
17. 一番列車ブルース
18. もうがまんできない

サンハウス:
柴山 俊之 (Vocal, Harmonica)
鮎川 誠 (Lead Guitar, Harmonica)
篠山 哲雄 (Rhythm Guitar)
奈良 敏博 (Bass)
浦田 賢一 (Drums)

録音:1974年2月9日 ぱわあはうす (福岡) 上田恭一郎



なお、本作も福岡の「JUKE RECORDS」からネット通販で購入することができます。通販で予約した先着30名には、篠山哲雄氏サイン入りポストカード「ブルースにとりつかれて」が特典として付いてきました。今回も合格圏内で無事に入手することができました(苦笑)。前回配布された山善氏のポストカードも余ったのでしょうか、今回もオマケで入ってました。


ちょっと判りづらいですけど、ポストカードの中央下の辺りに篠山氏の直筆サインが入っております!


★単行本 「エリック・クラプトン自伝」 エリック・クラプトン著、イースト・プレス刊

2008年04月28日 | ERIC CLAPTON
 
発売が遅れに遅れていた日本語版の単行本 『エリック・クラプトン自伝』 が、ようやく我が家にも届きましたー!!翻訳は元レコード会社ディレクターの中江昌彦氏、税込価格2940円でした。拍手、拍手~っ!!

数年前からクラプトン自身による半生記を綴った自叙伝の執筆作業がささやかれておりましたが、一年前に洋書で発売され、このたび、ようやくの日本語版が完成しました。いやー待たされましたけど、さすがにこの手の単行本では全部英文はかなり辛いので(苦笑)日本語版を待っただけの甲斐はありましたね。総頁数も予想していたよりも厚く、たとえ日本語版だとしてもかなりの「読み応え度」がありそうです。今年のゴールデンウィークは、個人的にはもしかしたら読書週間になる可能性が大ですね、いやーうれしいなあ~(苦笑)。


★ERIC CLAPTON 「Get Laid, Get Fucked !!」 MID VALLEY

2008年04月26日 | ERIC CLAPTON
 
今週末に久し振りに西新宿へと足を運んできました。ゴールデンウィークも始まったので、なにか新作でも出ていないかなと思いながらBFさんを訪ねると案の定、新作がリリースされていました(苦笑)。

今回の新作はまたしても1974年物。しかもサウンドボードではなく、オーディエンス録音ものだといいます。音質的にはこの年の音源なのでそれなりに聴けますが、さすがに食傷気味の感は否めません。ほかに買いたいアイテムもなかったので、とりあえず本作だけ購入しましたが、プレスCD2枚組で2800円とお買い得感はあったものの、かなり微妙な買い物でしたね(苦笑)。次回作はクラプトンがストーンズのライブに飛び入り参加したMSG公演が予定されているそうですが、こちらもかなり食傷気味。いいネタならマスター違いで繰り返し発売されてもいいとは思いますが、ことMID VALLEYレーベルに関しては、やはり他レーベルとは違うハイクオリティな独自路線をもっと貫いて欲しいよなぁ、と思えたのは正直な感想ですね。ま、でも本作単独でみるとこれはこれで秀作なので持っていて損はないです。文句をいいつつも結局はまた買ってしまうんだよな(苦笑)。


◎ERIC CLAPTON 『Get Laid, Get Fucked !!』 (MID VALLEY 442/443)

DISC.1:
01. INTRODUCTION
02. SMILE
03. LET IT GROW
04. CAN'T FIND MA WAY HOME
05. WILLIE AND THE HAND JIVE
06. LAYLA
07. PRESENCE OF THE LOAD

DISC.2:
01. INTRODUCTION
02. STEDY ROLLIN' MAN
03. MAINLINE FLORIDA
04. BLUES POWER
05. HAVE YOU EVER LOVED A WOMAN
06. BADGE
07. LITTLE QUEENIE

※Recorded live at Boston Garden, Boston, Ms. 12th July 1974




★SEENA & THE ROCKETS 「JAPANIK」 ※タワレコ特典付き!

2008年04月25日 | J ROCK MASTERPIECE
 
またしても出張で更新が遅れてしまいました(苦笑)

出張中に自宅に届いていたCD第一弾が、シナロケの結成30周年記念オリジナルアルバム 『JAPANIK』 です。シナロケの近作には正直かなり興味を失っており、新作に関しても買おうかどうしようか最後まで迷っておりましたが、なんでもタワレコで購入すると先着で鮎川誠が自ら監修&セレクトした、激レア歴代未発表ライブ音源収録のオフィシャル・ブートレッグCDが特典としてもらえる(!)という話を聞いたので、こりゃ買わねば(爆)と態度を改め、ブートレッグ欲しさに思わず予約購入してしまったという次第です(苦笑)。

新作そのものよりも購買動機は「特典のオフィシャル・ブート狙い」だという、まったくもって本末転倒な話ですが、これこそまさに 『廃盤日記』 の本領発揮だと勝手に解釈しております(笑)。たぶん僕と同じような行動をとった人も多かったのではないでしょうか。まあ、税込価格3000円でオフィシャル・ブートレッグを購入して、オマケで新作が付いてきた(爆)と考えれば、僕的にはまったく問題なかった訳ですが、でもやっぱり購買動機が屈折してるよなあ~(苦笑)。

で、肝心のオフィシャル・ブートレッグですが、3曲入りの未発表ライブ音源が収録されておりましたね。プレスCDではなく、CD-Rだったというのが唯一のマイナスポイントでしたが、まあタダでもらえるものですから、そのぐらいは大目に見ないといけませんかね(苦笑)。発売元のSPEEDSTAR RECORDSの公式サイトによると「今後、同音源に関して作品化されることはありません」とキッパリ断言されておりましたので、やっぱり入手しておいて正解でした(苦笑)。すでにネット通販では規定数量に達したため配布終了しておりますが、まだ店舗によっては在庫が残っているそうですので、気になられた方はお早めにどうぞ!!




◎SEENA & ROCKETS 『JAPANIK』 (SPEEDSTAR RECORDS, VICL-62803)

01. PLANET GUITAR (作詞:Chris Mosdel/作曲:鮎川 誠)
02. JAPANIC (作詞:Chris Mosdel/作曲:鮎川 誠)
03. I Can't Get Across To You (作詞:Wilko Johnson/作曲:Wilko Johnson)
04. EMPTY BED (作詞:柴山俊之/作曲:シーナ&鮎川誠)
05. オー・ロンリーボーイ (作詞:山名 昇/作曲:高橋ユキヒロ)
06. 恋のメニュー (作詞:山名 昇/作曲:鮎川 誠)
07. 形見のネックレス (作詞:柴山俊之/作曲:鮎川 誠)
08. What A Wonderful World
09. 挑戦状 ~DiPINTO HOP~ (鮎川 誠) ※映画 『ワルボロ』 テーマソングのアルバムバージョン
10. My Way
11. Johnny B. Goode ※日テレキャンペーンソングのオリジナルバージョン
12. Pom Pom 蒸気 (Studio Jam) (作詞・作曲:細野晴臣)




◎鮎川誠監修&セレクトによる未発表オフィシャル・ライブブートレッグCD-R
01. 自由がほしい
02. ビューティフル
03. うそつき人間


★ 「たかじんnoばぁ~」 DVD-BOX THE ガォー!LEGEND II

2008年04月23日 | DAY BY DAY
 
読売テレビ系列で放送され、深夜放送時間帯にも関わらず最高視聴率「25.1%」を記録したモンスター番組 『たかじんnoばぁ~』 がDVDで再開店するそーです!!

以前に第一弾が発売された時も狂喜乱舞したものですが、まさかその続編までリリースされるとは予想だにしていませんでしたので、いやーこれはうれしい誤算ですね(苦笑)。しかも今回もDVD3枚組という特盛クラスの大ボリューム!!

税込価格1万290円だそうですが、今ならアマゾンで注文すれば新品26%OFFの税込7615円で購入可能です。もちろん僕もアマゾンで予約済みです(笑)。7月25日発売予定。よく見たらまだ随分と先の話でしたね(苦笑)。楽しみです。


★新装版 「So What」 山口冨士夫・著 (K&Bパブリッシャーズ刊)

2008年04月21日 | J ROCK MASTERPIECE
 
伝説のロックバンド、村八分、ティアドロップスのギタリスト、山口冨士夫氏の著書として、長年の間、ファンが血眼になって探してきた激レア本が、装いも新たに復刊されることがどうやら決定した模様です!K&Bパブリッシャーズより5月19日発売予定だそうです。

新装版では、単なる絶版書籍の復刻版というだけでなく、マニア垂涎の未発表映像を収録した特典DVD付きになる予定だとか。気になる収録内容は、ティアドロップス時代の「NO NUKES ONE LOVE いのちの祭り」から「グァテマラのインディオ」、「ROCK ME」、「まいた種」、「運命の糸」の4曲、さらに法政大学の学園祭で演奏された「ジェットコースター」の初期バージョンとタンブリングス&ティアドロップス時代の未発表ライブ映像を満載した特典ディスク(約30分)。これはもう黙って買うしかないでしょう。今から発売日まで指折り数える日々が続きそうです。

A5判並製、本文256頁、特典DVD付きで予価:税込3045円。いやー久し振りに楽しみな復刻本の登場です!!2冊買っちゃおうかな(苦笑)








※ディスクユニオン先着購入者用の特典ポスターです。


★四人囃子 「From The Vaults 2」 CD5枚組BOXSET

2008年04月20日 | J ROCK MASTERPIECE
 
2001年リリースの大好評ボックス・セット第二弾が5月24日、緊急リリース決定しましたー!!

1973年のレコード・デビューから'75年のシングル「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」まで、封印されていた未編集オリジナル・マスター音源を中心にTAMレーベル時代に焦点を絞った、初期四人囃子を総括する作品の登場です。

3面デジパック仕様のCD5枚組ボックスセットで、全84ページの豪華ブックレット封入予定。完全初回生産限定でシリアル・ナンバー入り、税込価格1万円。なお、ディスク・ユニオンで購入すると現在ではまだ内容未定ながら、何かユニオン・オリジナルの特典が付くそうですから、いやーもう目が離せませんね!!

気になる収録予定内容は以下のとおりです。



◎四人囃子 『From The Vaults 2』 (ダブルデア・パブリッシング、DDPB-1001/5)

CD.1: 日本ロック史上に残る不朽の傑作 『一触即発』 ('74年)の未編集音源。
CD.2: シングル 『空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ』 ('75年)+ファースト・レコーディングとなる 『二十歳の原点』 ('73年)の未編集音源。
CD.3: '73年に録音され、移籍後の'78年に発売された俳優座でのライヴ・アルバム 『'73 四人囃子』 を、今回は森園勝敏によるMCも含めて復活予定。
CD.4 & 5: 発掘ライヴ音源を収録予定。初期の四人囃子にとって重要な位置を占めていた渋谷ジァン・ジァン、伝説の杉並公会堂でのライヴ他、今回も超貴重な蔵出し音源満載!!

Disc.1:
01. おまつり Part 1
02. おまつり Part 2
03. おまつり Part 3
04. おまつり Part 4
05. おまつり Part 5
06. 一触即発 Part 1
07. 一触即発 Part 2
08. 一触即発 Part 3
09. 一触即発 Part 4
10. 一触即発 Part 5 (未使用take)
11. 一触即発 Part 6 (未使用take)
12. 一触即発 素材 1
13. 一触即発 素材 2
14. 一触即発 素材 3 (未使用take)
15. [hʌmǽbeθ]素材 1 (未使用version)
16. [hʌmǽbeθ]素材 2
17. 空と雲 (no fade out version)
18. ピンポン玉の嘆き (no fade out version)
---------------------------------
19. おまつり ('73 Columbia Studio demo)
20. 一触即発 ('73 Columbia Studio demo/basic tracks)


Disc.2:
01. 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ (no fade out version)
02. Buen Dia (no fade out version)
03. 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ (demo/basic *bassless)
04. 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ (demo/vo, gt, key dub *bassless)
05. 学園闘争 (no fade out version)
06. 夜 (Part 1)
07. 青春
08. ?
09. あなたはわたし (no fade out version)
10. 煙草 (夜 Part 2) (no fade out version)
11. 涙の年令
12. 今朝は20歳 (no fade out version)
13. 四人囃子から高野悦子さん江 (no fade out version)
14. 映画用BGM type A
15. 映画用BGM type B


Disc.3:
01. おまつり
02. 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ
03. 中村君の作った曲
04. 泳ぐなネッシー
05. 一触即発
※1973 08/21 俳優座 Live


Disc.4:
01. Fat Old Sun (ヴォーカル:中村真一)
※1972/12/21 中野公会堂 Live
02. 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ (岡井初ドラム・ソロ)
※1973/07/21 杉並公会堂 Live
03. ライトハウス
04. 煙草(夜 Part 2)
05. Perfidia
06. Diamond Head
07. 泳ぐなネッシー
08. 薮の中
※1973/09/29 渋谷ジァン・ジァン Live
09. 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ (お江戸リズム?)
※1973/11/14 青年座 Live


Disc.5:
01. 風の行き先 (幻の曲の初音源化!)
※1974/02/22 中野公会堂 Live
02. 空と雲
※1974/05/25 目黒公会堂 Live
03. おまつり
04. なすのちゃわんやき
05. Cymbaline
06. 泳ぐなネッシー
07. 一触即発
※1975/01/15 鹿児島文化センター Live (『一触即発』のリリース&ツアーの後、円熟の演奏を披露したライブ)


<<ブックレット>> 総ページ数84ページを予定
・メンバー自身(岡井、坂下、佐久間、中村、森園)や当時のレコーディング・エンジニア、PAエンジニア、マネージメント等、スタッフの証言をもとに構成された「A True Story of Yonin Bayashi」
・'74年に 『ニューミュージック・マガジン』 誌に掲載された記事
「四人囃子 バラ色のシャツを着てオマツリのある街へ」(執筆:北中正和氏)を転載
・湯浅学、保科好宏によるライナーノーツ
・四人囃子LIVE & RECORDING DATA の大幅改訂版(驚きのデータ増量!)
・貴重な写真、新たに発見された当時のメモ、フライヤー等も掲載予定




★ 「ROCK LEGENDS」 CREATION & 四人囃子

2008年04月19日 | J ROCK MASTERPIECE
 
4月19日(土)午後6時開演、水道橋に新しくできたイベントホール「JCBホール」にて、伝説の一夜が実現しましたー!!

森園勝敏氏参加の四人囃子は、すでに数年前から何度か再結成ライブが行われてきましたので、伝説というよりかは「リユニオン活動再始動!」とでも称した方が正しい感じがしましたが、もうひとつの参加バンドの竹田和夫氏率いるクリエイションは、活動休止からそれこそ初のリユニオン活動になると思いますので、こちらにはかなり注目が集まっていたのではないかと思います。かくいう僕の今回の目当ても、昨今ジャズ・ギタリストとしての活動が長い竹田和夫氏が、久し振りのロックをどのように演奏してくれるのか、果たしてきちんと演奏し遂げることができるのか、といった部分でしたが、本音をいうと「期待半分、不安半分」での参戦でしたね(苦笑)。

さて会場内に入ると、いやー想像していたよりも広いライブホールですねえ。地下4階建て(こういう表現が正しいのかどうか判りませんが?)の縦長なホールで、アリーナ席に辿り着くまでが意外とたいへんでした(苦笑)。で、いままでまったく不明であった座席番号を確認すると、なんと最前列から四列目の中央ド真ん中でした!!こりゃー演奏している微妙な表情の変化まで肉眼で見ることができる絶好のポジション席ですね。特別先行予約で入手したチケットでしたが、座席に関してはほぼ理想的な位置でしたので、いやもうラッキーでした!!

まず最初に登場したのが四人囃子です。1曲目は予想外の「なすのちゃわんやき」からのスタートでした。やるな~、というのがこの日の第一の感想。続いて「空と雲」「おまつり」と続いたあたりでは完全に四人囃子ペースにもっていかれましたね。この日、とくに感心したのは歴代の名曲ナンバーを再演するだけでなく、坂下秀実さんの作った新曲「オレの犬」や佐久間正英さんの作った新曲「佐久間#1(これがメチャクチャカッコイイ曲でした!!サイコー!)」も織り交ぜて新旧四人囃子をステージ上で表現したことでしょうか。四人囃子は伝説の過去のバンドではなく、現在も進化し続ける現役バンドであるな、というのが僕の感想でありました。もしかしたらこの四人で、スタジオ録音の新譜アルバムを発表する可能性もありますね。それだけ期待できる現在進行形の四人囃子の演奏を堪能させていただきましたー!!



※2008/4/19 ROCK LEGENDS 四人囃子 LIVE AT JCB HALL

01. なすのちゃわんやき
02. 空と雲
03. おまつり
04. オレの犬 (坂下くんの作った曲)
05. 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ
06. レディ・ヴァイオレッタ
07. カーニバルがやってくるぞ
08. 泳ぐなネッシー
09. 佐久間#1 (佐久間くんの作った曲)
10. 一触即発
アンコール
11. Cymbaline

四人囃子:
森園 勝敏 (Guitar, Vocal)
岡井 大二 (Drums)
佐久間 正英 (Bass)
坂下 秀実 (Keyboards)


続いて第二部はクリエイションの登場です!!おお、久し振りに見る竹田和夫さんでしたが、外見上は以前お会いした時とまったくお変りありませんでしたね。

1曲目はなんと、いきなり「プリティ・スー」です。おお、今回の竹田さんの意気込みがストレートに感じられる剛速球の選曲ですね(苦笑)。立て続けに懐かしい曲が次から次へと繰り出されます。このペースで果たして竹田さん、いつまで体力がもつのだろうかと心配しておりましたが、案の定、大量に汗をかかれて、次第にペースダウンしていくのがちょっと気がかりでしたが。

どうも体力的にどうのこうのというより、ステージ前方に設置した竹田さんの立ち位置に少々問題があったようで、しきりに耳を押さえる仕草が増えていきました。自慢のヴォーカルも徐々に声量が落ちて、ところどころでは何を唄っているのかさえわからない始末に。その後、竹田さん曰く「これからゲルマン民族の大移動をします(親父ギャグ?)」とステージ中央のベース寄りに移動して演奏を再開。今度は大丈夫だったようで、椅子に座ってのアンプラグド・タイムに至っては「今までなんだったんだろう?」と思えるぐらい「水を得た魚」状態の竹田和夫節を堪能することができました。やっぱり竹田さん、ジャズ風にアレンジした演奏の方が得意なんでしょうね。クリエイションの曲も無理して昔のように激しく演奏を再現しなくても、ジャズ風に新たにアレンジした現在の竹田さんの演奏のままでいいんじゃなかったのかな?なんて勝手に思いました(笑)。

しかし、聴きに来ている観衆の皆さんは昔のままのクリエイション再現を期待して会場に足を運んでいるのでしょうから、やはりそれも無理な話ですかね(苦笑)。僕の周囲でも「竹田さん、まさかジャズでクリエイションを演奏するんじゃないだろうな」なんて囁き声が聞こえていましたからね。リアルタイムで聴かれていた親父ロック世代の観客を相手にする場合は演奏する側もたいへんなんだろうなと他人事ながら感じましたね(苦笑)

ステージ終盤では「東京サリー」「タバコロード」と名曲が続き、長すぎるソロタイムを挟んで、いきなり終了。これも事前の打ち合わせどおりの進行だったのか、少々疑問に思えましたね。ミック三国さんのキーボード・ソロは予定通りのように感じましたが、ヒロ小川さんのベースソロや樋口晶之さんのドラムソロは明らかに持ち時間オーバーのような気がしました。それでも竹田さんが再びステージに戻ってくるまではなんとか間をもたせて、延々と熱いソロ演奏を繰り広げたお二人はやはりプロ中のプロ・ミュージシャンだと感じましたが。

そう考えるとライブ全体を通してみた場合、申し訳ないですけど、明らかにライブ後半部分は前半に比べてペースダウン、リハ不足を感じたのは仕方がないと思います。最後までライブをこなせたのはメンバー4人の現役プロ根性によるものでしょう。さすがですね。

それでもアンコールで演奏された、オリジナルよりややスピードダウンした「スピニング・トーホールド」を聴いた時は思わず目頭が熱くなってしまいました。一夜限りのクリエイション再結成ということで、たしかに練習不足やアレンジ不足といった感想は持ちましたが、それでもこうして2008年の現在に、生でクリエイションの演奏を聴けたということは奇跡に近いことだと思いますので、僕的には大満足したライブでしたね。欲をいえば、もっと聴きたかったのですが、今現在再演できるベストな演奏を聴かせてもらえたのだと解釈して、長く記憶にとどめておきたいと思います。

いやーそれにしても素晴らしい、まさに「ロック・レジェンド」な一夜だったと思います。四人囃子&クリエイションの皆さん、本当にお疲れさまでした。またお逢いできる日を楽しみにしていまーす!!ありがとうございましたー!!



※2008/4/19 ROCK LEGENDS クリエイション LIVE AT JCB HALL

01. INTRODUCTION
02. PRETTY SUE
03. LONELY NIGHT
04. YOU BETTER FIND OUT
05. SECRET POWER
06. DARK EYED LADY OF THE NIGHT
07. TRY ME TONIGHT ~ LISTEN TO THE MUSIC (SOLO)
08. NEW WAY NEW DAY
09. JOHANNA
10. NEW YORK WOMAN SERENADE
11. LONELY HEART
12. MAMA, YOU DON'T CRY
13. STORMY MONDAY BLUES
14. ALL THE THINGS YOU ARE
15. DREAMS I DREAM OF YOU
16. TOKYO SALLY
17. TOBACCO ROAD
アンコール
18. SPINNING TOE-HOLD

CREATION:
竹田 和夫 (Vocal, Guitar)
樋口 晶之 (Drums)
ヒロ小川 (Bass)
ミック三国 (Keyboards)




★レコード・コレクターズ2008年4月号 「ジョン・メイオール特集」

2008年04月18日 | BOOK
 
しばらく出張に出ていたため、すっかり更新が遅れてしまいました。どなたからも指摘がございましたが、グロいトップ画面のままで何日も放置してしまい、申し訳ございませんでした(苦笑)。たまたま出張前に観たDVDが 『ドキュメント・オブ・ザ・デッド』 でしたので、まあタイミングが少し悪かったですね、反省。気分を害された方はゴメンナサイです。

すでに新しい号が出てしまいましたが、先月発売されたレコード・コレクターズ2008年4月号の「ジョン・メイオール特集号」は、久々に読み応え十分な特集号であったと思います。クラプトン、ピーター・グリーン、ミック・テイラーといった有名ギタリストを輩出しているバンドなので、知名度だけはやたらとあるのですが、意外と詳細情報に関してはこれまで入手できるものが少なく、正確に何枚のアルバムが出されているのか?とか、ギタリストの変遷など複雑怪奇でよく判らない部分が多々ありましたので、こうして特集号として一冊にまとめられたというのは大歓迎でした。今後、ジョン・メイオール関係の調べ物が出て来た場合は、ひとつの指針になる一冊であることは間違いないと思います。編集部のご努力にも感謝ですね。拍手、拍手です。

ああ、でも本誌を参考にして、いまだ手を付けていなかったジョン・メイオール関係のアルバムに新たに手を出してしまいそうな予感がしているのが、少々恐ろしいですね(苦笑)。まさに「ジョン・メイオール地獄へようこそ!」と、彼が手招きしているのがみえてきそうな感じがします。ま、それもいいか(笑)。


★DVD 「ドキュメント・オブ・ザ・デッド」 (※たのみこむ専売商品)

2008年04月13日 | MOVIE
 
ホラー映画界の巨匠、ジョージ・A・ロメロ監督の映画製作を克明に記録した伝説のドキュメンタリー映像がこの 『ドキュメント・オブ・ザ・デッド』 です。映画 『ゾンビ』 三部作をはじめとする代表作品のフッテージと映画関係者へのインタビューから、その創作活動の核心に迫ったドキュメント映画ですね。過去に国内盤LDで商品化されたことがございましたが、その後、国内廃盤状態が長く続き、2005年12月23日のクリスマス・イヴにめでたく初DVD化されたアイテムです。

しかしながら、僕がこの作品の存在を知ったのが今年1月。すでにDVD廃盤状態で入手困難な状況に陥っておりました。しかも、本作はネット通販限定の「たのみこむ」専売商品だったという念の入れようです(苦笑)。これでは一般店舗の中から店頭在庫の売れ残り商品を探し出すという手も残っておりません。参った。時折、ヤフオクなどに出品されることもありますが、ことごとく高値で落札取引されているので、どうしても二の足を踏んでしまう状況が続いておりました。嗚呼。

しかし、そんな中、先日諦めきれずに毎日しつこく「たのみこむ」の特設ページをチェックしていると、ある時、深夜午前2時過ぎに何気なくアクセスしたところ、ふだんは「注文受付終了」と表示されているマークが、なんと「注文受付」マークに変わっていて、信じられないことにオーダーすることができてしまったのです!!そして今、目の前にその商品が新品のままで届きました!!いやー不思議なことってあるもんなんですよねえ。

で、僕が推理するにどうして廃盤品切れ商品のはずのDVDが注文できたのか考えてみたところ、ちょうど今月の頭にこの「たのみこむ」が一週間、倉庫の棚卸し作業をやっていたようなんですね。もしかすると、そこで棚の奥底からデッドストック商品が見つかったので、その数量分だけ急遽オーダー可能に切り換えたのではないかと思うのですが、果たして真実はどうだったのでしょうか?ちなみに僕がオーダーしたその直後に再度アクセスしてみたところ、2回目は従来どおり「注文受付終了」マークに切り替わっておりました。いやー今考えても不思議でしょうがありません。こんなことってあるんですよね。ネット通販のミステリーです(苦笑)。

未開封新品で、値段は税込価格2940円+送料420円+代引き手数料315円=計3675円でした!!


◎DVD 『ドキュメント・オブ・ザ・デッド(原題:DOCUMENT OF THE DEAD)』 (CPBA10016)

<STAFF>
製作・監督:ロイ・フランケス(『吐きだめの悪魔』の原作者、プロデューサー)

<CAST>
ジョージ・A・ロメロ
トム・サヴィーニ
ケン・フォリー
スコット・H・ライニガー
マイケル・ゴーニック
クリスティン・ロメロ
デヴィッド・エムゲ 他

■本編約84分
■映像特典:削除シーン(7分)、未公開インタビュー(20分)
■日本版DVD特典:“切株派”高橋ヨシキ&中原昌也による音声解説
■4:3 スタンダードサイズ
■1984年アメリカ作品
■1枚組
■片面1層
■音声:オリジナル(英語)モノラル/日本語オーディオコメンタリー
■DOLBY DIGITAL
■日本語字幕
■Copyright 1979/89 Roy Frumkes Productions, Ltd.




★テレビ東京・アニメ版 「ゴルゴ13」 毎週金曜深夜、放送開始!

2008年04月12日 | DAY BY DAY
 
4月11日(金)深夜25時23分より、劇画連載開始40周年記念して遂にテレビアニメ化された 『ゴルゴ13』 の放映が開始されました。これで毎週金曜日深夜の楽しみが増えました!!これでしばらくの間は週末は飲んで帰れそうにありませんね(苦笑)。

気になる第一回目の放送ですが、シリーズ史上最長距離を誇る圧巻の狙撃で有名な 『AT PIN-HOLE』 が選ばれましたね。まあ、テレビアニメ化という性格上、一番無難なストーリーが選ばれたような気がします(笑)。とりあえず手始め的には可もなく不可もなくといった内容でしたが、第二回目以降に期待しようじゃありませんか!!

賛否両論の声が多かったゴルゴ13役で声優に初挑戦した舘ひろし氏のアフレコも、想像していたよりも違和感がなく、これはなかなか良かったと思いますね。但し、肝心のアニメ化されたデューク東郷の顔には、やはりいまいちピンと来ないものがありましたが、これも回数が進むに連れて目が慣れてきますかね。もう少しあの「ワニ眼」をなんとかしてくれないかな~と勝手に思ってますが(苦笑)。

第二回目以降の放送は、次回が 『ROOM・No.909』、その翌週は 『傑作・アサルトライフル』 が予定されているそうです。楽しみですね!!




★Boogie Chaff 「3×3=33」 ※ジョニー吉長、ゲスト参加!

2008年04月11日 | Johnny, Louis & Char
 
先日の3月22日に渋谷クロコダイルで行われたジョニー吉長のバースデー・ライブにもゲスト出演した大王ruiさん率いるトリオ・バンド、Boogie Chaffのデビュー・アルバム 『3×3=33』 をアマゾンで購入。税込価格2500円でした。

ふだんの僕であれば絶対に買うことのない(大王ruiさん失礼しましたっ!)邦楽CDですが、本作を買った理由はただひとつ!!ジョニー吉長さんがゲスト参加している(!)という一点のみで購入しました(苦笑)。

ジョニーが参加しているのは、7曲目に収録されている「ジョニーFUNK」。曲というより、ジャム・セッション中のドラム・ソロを収録しただけのような感じですが、歌なしでもドラム演奏がしっかりジョニー節になっているところがスゴイです。

なんでも今年の正月、某レコーディング・スタジオで行われた新年会の席上で、たまたま居合わせたジョニーさんに、ちゃっかりドラムを叩いてもらった時の音源なんだそうですが、それじゃあ、ゲスト参加というよりもスタジオ内オフィシャル隠密録音(爆)じゃないですかあ!と思いましたが、当日の様子がこうして僕らもしっかり聴くことができたわけですし、なによりもスタジオ内の空気のようなものまで、そのまま真空パック録音されていますので、大歓迎のリリースでしたね。こういうインディーズ系の作品があるから、音楽マニアはやめられません(苦笑)。

想像するに当日の録音風景はなんともイイ感じで、まあ、そういう和やかな雰囲気の中であったからこそ、ジョニーさんも騙されたフリをしつつ(爆)熱心にドラムスを叩いてくれたのではないでしょうか。あるいは、大王ruiさんが日頃から、老体にムチ打つジョニーさんにやさしく尽くしてきた努力の賜物、それが報われた結果だったのではないでしょうかね。そんな気がしましたね(苦笑)。とにかく今までにないイレギュラーなゲスト参加作品ですね。今ならアマゾンで買えますよ。


◎Boogie Chaff 『3×3=33』 (世界新レコード、BGCF-0002)

01. インドの九九すごい
02. やりたいようにやりなさい
03. アメくれ
04. モミー33
05. 垢すりBaby
06. ジェシーFUNK#1
07. ジョニーFUNK (※ジョニー吉長参加)
08. ジェシーFUNK#2
09. 飲んでもた
10. Give it to me!
11. 起立
12. Love & Peace




★ROLLING STONES×MARTIN SCORSESE 「SHINE A LIGHT」

2008年04月10日 | ROLLING STONES
 
ローリング・ストーンズが巨匠マーティン・スコセッシ監督と創り上げた待望のライヴ・ドキュメンタリー映画のサントラ盤が、遂に手元に届きましたー!!

国内盤は2枚組の通常盤と、2枚組SHM-CD限定仕様の2タイプ発売されましたが、今回僕が購入したのはSHM-CD仕様です。当初は税込価格4200円と告知されておりましたが、最終的には国内通常盤(税込価格3300円)とそれほど価格差が開かない税込価格3800円で落ち着いたみたいですね(苦笑)。尚、日本盤のみボーナス・トラックが1曲「Undercover of The Night」追加収録されたほか、SHM-CDの初回限定生産分にはシリアル・ナンバー入りのトレーディング・カードが封入されております(要チェック!)。

映画 『Shine A Light』 は、2006年の10月29日と11月1日に、ニューヨークのビーコン・シアターで行われたローリング・ストーンズのライヴ・パフォーマンスを2日間に渡って撮影したもの。ライヴ映像の他にも、バックステージの様子や過去の貴重な映像、メンバーのインタビューなどがフィーチャーされていて、マーティン・スコセッシ監督ならではの視点で現在のストーンズを捉えることに成功しています。

最強のタッグ・チームの作品だけに完成度は抜群です!!ここ近年にリリースされたストーンズ関連のアルバムの中でも、ズバ抜けてクオリティが高いように思えました。また新たな傑作が誕生しましたね。ストーンズ・ファンであるならば、これは即行で聴かなきゃヤバいですよ(苦笑)!!

ちなみに映画 『Shine A Light』 は、第58回ベルリン国際映画祭オ-プニング作品に決定しており、2008年4月より全米公開。日本公開は2008年冬にTOHOシネマズ六本木ヒルズ他で全国ロ-ドショー予定。早く映画が観たいんですけど、まだかなり先ですね(苦笑)。


◎SHM-CD/ROLLING STONES×MARTIN SCORSESE 『SHINE A LIGHT』 (UICY-90794/5)

DISC.1:
01. Jumping Jack Flash
02. Shattered
03. She Was Hot
04. All Down the Line
05. Loving Cup (with Jack White III)
06. As Tears Go By
07. Some Girls
08. Just My Imagination
09. Faraway Eyes
10. Champagne & Reefer (with Buddy Guy)
11. Tumbling Dice
12. Band introductions
13. You Got the Silver
14. Connection

DISC.2:
01. Martin Scorsese Intro
02. Sympathy for the Devil
03. Live With Me (with Christina Aguilera)
04. Start Me Up
05. Brown Sugar
06. (I Can't Get No) Satisfaction
07. Paint it Black
08. Undercover of The Night
09. Little T&A
10. I'm Free
11. Shine A Light








★レコード・コレクターズ増刊 「ロック DVD ベスト100」

2008年04月09日 | BOOK
 
昨年秋に発売されたレココレ増刊 『ロック・アルバム・ベスト100』 に続いて、今度はロックDVDのみの「ベスト100選」を一冊にまとめた企画物が発売されました。3月17日発売、税込価格1700円でした。

そういえば、以前にもロックDVDだけを取り上げたムック本などを立ち読みした記憶がありますが、既発の特集はあくまでもカタログ的な取り上げ方で本誌のように順位付けしてベスト100位まで並べて掲載したものはなかったので画期的な取り組みだと思いますね!!まあ、現在でこそロックDVDのアイテム数が増えたので順位付けも可能になりましたが、よく考えたら数年前だとそれだけ数が出ていなかったですし、順位付けしたくなる優秀作品も少なかったと思いますので、タイミング的にはちょうど良い時期にレココレ編集部が企画したと思います。これも常日頃からアンテナを巡らせていた成果の賜物でしょう!!

とりあえず今回はベスト10入りした作品名だけ記載しておきますが、ランクインしたアイテムは予想どおりの名作ばかりで「やっぱりなあ~」と思えるタイトルがずらりと並んだ印象を受けましたね。この中で僕が所有していないのは、第8位のザ・ビートルズ 『ハード・デイズ・ナイト』 だけでしょうか(苦笑)。

今後発売されるアイテムがこれらの壁を越えるのは至難の業じゃないでしょうかねえ、それだけがレベルの高い作品群だと思います。こうして並べてみるとやはり壮観です!!


1位 ザ・ビートルズ 『アンソロジー』
2位 ボブ・ディラン 『ドント・ルック・バック<デラックス・エディション>』
3位 レッド・ツェッペリン 『DVD』
4位 『<ディレクターズカット>ウッドストック~愛と平和と音楽の3日間』
5位 The Rolling Stones 『Gimme Shelter<Director's Edition>』
6位 『ザ・コンプリート・モンタレー・ポップ・フェスティバル』
7位 『ラストワルツ<特別編>』
8位 ザ・ビートルズ 『ハード・デイズ・ナイト』
9位 マーク・ボラン&T・レックス 『ボーン・トゥ・ブギー』
10位 U2 『魂の叫び』


★各界著名人セレクション「BEST 13 of ゴルゴ13」 さいとう・たかを著

2008年04月08日 | BOOK
 
フラリと書店で立ち読みしていると、なにやら弁当箱サイズの特大本がまたしても目に入りました(笑)。おいおい、ゴルゴ13の「ベスト13」本が、またしても新刊発売されているじゃありませんかー!!そうか、今月から舘ひろし声優版のテレビ・アニメ化が放映開始されるので、それに合わせての企画発売に違いありません。腰巻には「ゴルゴ13TVアニメ化ついに実現+連載40周年ついに達成記念出版」と書かれております。発行元の小学館、実に抜け目ないです(苦笑)。4月2日発売、税込価格1995円でした。

今回発売された金本 『各界著名人セレクション』 版 【写真中央】 は、ジャンルを問わない各界セレブ13人が、思い入れたっぷりに選んだゴルゴの名作を1作品ずつ選び(※既発の黒本・赤本との重複掲載なし!)13本を一冊に収録した極厚エンターテイメント本です!!きちんと腰巻に「重複収録はございません」と明記している点には出版社の小さな良心を感じましたが、よく考えたら購入時点で一番気になる点ですから、やっぱり書いておかないと売上げに響きますからね、苦肉の策か(苦笑)。

すでに黒本 『リーダーズ・チョイス』 版 【写真左】、赤本 『さいとう・たかをセレクション』 版 【写真右】 の2冊を所有しておりましたので、ここで3冊並べて記念撮影。今回めでたく金本 『各界著名人セレクション』 版が仲間入りしました。ということは次回は、銀本の可能性が高いですね(苦笑)。

新刊が発売されるのはうれしいのですが、新たに本棚に空間を作らなければ収納できない(!)という難点があるため、うれしい反面、ちょっと困ったことになったぞというのも本音です。簡単にスペースが作れる厚さではないので、また単行本をごっそりと移動しなければならないと考えるとちょっと気が滅入りますね・・・、ふぅ~(苦笑)。


◎各界著名人セレクション 『BEST 13 of ゴルゴ13』 さいとう・たかを著 (小学館刊)

【収録作品】
■俳優・舘ひろし 推薦作 「動作24分の4」
■漫画家・秋本治 推薦作「銃殺人ひとり」
■芸人・浅草キッド玉袋筋太郎 推薦作 「見えない翼」
■クライマー・山野井泰史 推薦作 「白龍昇り立つ」
■小説家・福井晴敏 推薦作 「穀物戦争蟷螂の斧汚れた金」
■プロレスラー・小川直也 推薦作 「ミステリーの女王・2」
■衆議院議員・谷垣禎一 推薦作 「PKOプライス・キーピング・オペレーション」
■アニメーション監督・富野由悠季 推薦作 「白夜は愛のうめき」
■作詞家・秋山康 推薦作 「バスク・空白の依頼」
■外務省元主任分析官・作家・佐藤優推 薦作 「五十年の孤独」
■タレント・眞鍋かをり 推薦作 「ロックフォードの野望」
■ジャーナリスト・高野孟 推薦作 「モスクワの記憶」
■漫画家・浦沢直樹 推薦作 「デロスの咆哮」

※ゴルゴ13公式サイト(さいとう・プロ)はコチラ!!