廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★LIVING COLOUR 「THE CHAIR IN THE DOORWAY」

2009年09月23日 | LIVING COLOUR
 
気がついたら、リヴィング・カラーの新作が発売されていました!!

レコード会社も移籍し、今回は「MEGAFORCE RECORDS」というレーベルからの発売です。正直、売れ線の音楽からはほど遠く、売れない確率の方が高いため、国内盤も発売されるかどうか微妙なところだと思いますね(ゴメンなさい)。客観的に見ても、従来からのファン以外にはかなり厳しいかもしれません(苦笑)。

しかしながら、リヴィング・カラーファンにとっては待望の新譜で、安心して聴くとことができるだけでなく、日々進化し続ける現在進行形のリヴィング・カラーの姿を確認することができるので、これはファンに対しての一種の近況報告だと考えることもできますね。ちょっとこじつけ過ぎか(爆)。

全11曲収録となっていますが、実際にはシークレット収録を含めて2曲分多い全13曲までカウントされます。12曲目は4分33秒なぜかすべて無音構成なのですが、13曲目には往年のリヴィング・カラー節全開のご機嫌な新曲ナンバー(タイトル不明)が収録されています。

個人的にはこのシークレット・トラックが、実は一番イイ曲に聴こえたりしたんですけど、どうなんでしょ(苦笑)。


◎LIVING COLOUR 『THE CHAIR IN THE DOORWAY』 (MEGAFORCE)

01. Burned Bridges
02. The Chair
03. Decadance
04. Young Man
05. Method
06. Behind the Sun
07. Bless Those (Little Annie's Prayer)
08. Hard Times
09. That's What You Taught Me
10. Out of My Mind
11. Not Tomorrow


★free form funky freqs「urban mythology volume one」

2009年06月18日 | LIVING COLOUR
 
実はこのアルバムも発売を見落としていた一枚(苦笑)。

2008年2月にリリースされた「free form funky freqs」なる、名前すら聞いたこともない超絶ギタートリオの新譜です。何の気なしに試聴してみて、いや驚いたのなんのって。一体なんなんだ、コレは!!

そう、このバンドの首謀者は現在活動休止中(たぶん)のリヴィング・カラーのギタリスト、ヴァーノン・リードだったのだ!!しかもベースを担当しているのが、なんとあのジャマラディーン・タクマ(!)だというのだから、驚くなという方が無理な注文である。いやはや参った。この2人がタッグを組んで演奏しているのだから、悪かろうはずがない。これは断言できる。

しかも聴いてみると、ヴァーノン・リードの良い味を残しつつも、時折オリエンタル・ムードが漂う強烈なグルーヴ感+ハード・ファンクネスな「無国籍フリージャズ」が左右のスピーカーを飛び交う、まさに異種格闘技世界一決定戦のような “巌流島対決セッション” が収録されているのだからタマラナイ。とにかくスゴイの一言です。久々に全身が熱くなるプレイを聴きました(苦笑)。こりゃ体調がイイ日に聴かないと、かなり辛いことになるかもしれませんが、ヴァーノン・リードのファンであれば、コレは絶対に聴かないと損ですね。

リヴィング・カラー名義での演奏除けば、たぶんソロ活動以降の作品としては過去最高の出来栄えではないか、と個人的には高く評価しています、ハイ。興味をもたれた方は是非聴いてみて下さい。超オススメの一枚ですよ!!



◎free form funky freqs 『urban mythology volume one』 (Thirsty Ear)

01. A Tale of Two Bridges
02. Don Cheadle
03. Ghost Sign Crossroad
04. Over and Under
05. A Lost Way Found
06. Nappy Hour
07. Chump Champ Chunk
08. Get Your Legs On
09. Doing Within
10. Street Corner Prophecy

Produced by Vernon Reid, Executive producer Peter Gordon

Vernon Reid (g, g-synth, laptop)
Jamaaladeen Tacuma (b)
G. Calvin Weston (ds)



 

★DVD/LIVING COLOUR 「NEW MORNING THE PARIS CONCERT」

2008年12月15日 | LIVING COLOUR
 
リヴィング・カラーの最新ライヴDVDですね。2007年7月にパリで行なわれたライヴの模様が収録されています。輸入盤DVDでの購入ですが、リージョンフリー対応なので国内DVDプレイヤーでも再生可です。音声はステレオ、ドルビーデジタル5.1のほか、DTSまで収録されています。

過去に観たリヴィング・カラーのライヴ映像と比べても、今回のこのパリス・コンサートは、高精細テレビ(HDTV)で撮影された映像のため、横16:縦9の横長サイズで画質も著しく向上しており、とにかくキレイだっ!というのが率直な感想ですね。

新旧のヒット曲を織り交ぜつつ、本DVDではダグ・ウィンビッシュのベース・プレイがかなりフィーチャーされています。他のオリジナル・メンバーに比べてアップ映像の頻度も多かったですし、徐々にバンド内での役割も大きくなってきた良い証拠ではないでしょうか。新生リヴィング・カラーとして、ひとつのピークを迎えた記念すべきライヴ作品だと思います。全17曲、107分収録でした。お次はそろそろニューアルバム制作に期待ですかね。


◎DVD/LIVING COLOUR 『NEW MORNING THE PARIS CONCERT』 (inakustik)

01. Type
02. Middle Man
03. Funny Vibe
04. Song Without Sin
05. Nova
06. Sacred Ground
07. Memories Can't Wait
08. Papa Was A Rolling stone
09. Glamour Boys
10. Crosstown Traffic
11. Go Away
12. Either Way
13. Ignorance is Bliss
14. Drum Solo
15. Flying
16. Love Rears its Ugly Head
17. Cult of Personality


★LIVING COLOUR 「LIVE AUGUST 19, 2005」

2008年11月17日 | LIVING COLOUR
 
ここ最近ポツリポツリと昔のライブ音源が出てきているリヴィング・カラーのCDをご紹介しよう。本盤はつい先日発売されたばかりの2005年8月19日に行われたCBGBでのライブ盤。全12曲収録されているが、これが当日の完全収録版であるか否かは不明。会場内の熱さから察するとCDに収録されていたライブ後にも、実際はもっと演奏されていたかもしれない。しかしながらお腹いっぱいになるぐらい、リヴィング・カラーの代表曲がディスク一杯に詰め込まれている。初期のヒット・ナンバーがほぼ網羅されているのがうれしい。

CBGBという彼らにとっても思い入れの深い会場でのライブ盤、これで悪かろうはずがない。リヴィング・カラー・ファンならば問答無用、必聴盤です!!


◎LIVING COLOUR 『LIVE AUGUST 19, 2005 - The Bowery Collection』 (MVD audio)

01. TYPE
02. MIDDLE MAN
03. FUNNY VIBE
04. IN YOUR NAME
05. SACRED GROUND
06. OPEN LETTER TO LANDLORD
07. TERRORISM
08. GLAMOUR BOYS
09. IGNORANCE IS BLISS
10. LOVE REARS ITS UGLY HEAD
11. TIMES UP
12. CULT OF PERSONALITY




★Vernon Reid & Masque 「Other True Self」

2006年05月25日 | LIVING COLOUR
 
元リヴィング・カラーのヴァーノン・リードのソロ最新作が発売されました。たぶんまだ正式な解散宣言はされていないと思いますので「元リヴィング・カラー」という表現が正しいのかどうかよく判りませんが、とりあえず現在は活動休止中ですので、ソロ活動ということでこういう表現をさせていただきました。僕はHMV通販「輸入盤CDどれでも3枚まとめて買うと20%OFFキャンペーン」を利用して税込価格1756円で購入しました。

ソロ名義作品としては『Mistaken Identity』『Known Unknown』に続く第三弾となりますが、過去アルバムに比べてますます実験性の高い作品に仕上がって参りました。とくに本作では、1曲ごとに違ったジャンルの曲を演奏しているかのように聴こえ、例えば1曲目はいきなりキング・クリムゾン風のソリッドなプログレ曲を演奏しておりますし、2曲目ではなんと日本のGS風の曲にチャレンジしております(⇒そう聴こえるのは僕だけか?笑)。そうかと思えば3曲目にはレゲエ調のリズミカルな曲を披露したりしておりますので、一見するとなんともまとまりのない作品だと思えるかもしれませんが、たいへんバラエティに富んだ野心作だと僕は思いました。

もともと手先が器用な技巧派ギタリストであるとは思っておりましたので、本作でようやくそれが証明されたといっても過言ではないでしょう。外見上はゴリラーマンのような顔をしておりますが(苦笑)とにかく何を弾かせてもたいへん器用なギタリストですよね。全国のヴァーノン・リード・ファンは必聴ですよ!!


◎Vernon Reid & Masque『Other True Self』(Favored Nations)

01. Game Is Rigged
02. National Anthem
03. Flatbush And Church Revisited
04. Afrerika
05. Enjoy The Silence
06. Oxossi
07. G
08. Wildlife
09. Overcoming
10. Kizzy
11. Mind Of My Mind
12. Prof. Bebey


★LIVING COLOUR 「AVALON - BOSTON, MA 10/17/04」

2005年11月20日 | LIVING COLOUR
 
デビュー当時は“黒いツェッペリン”と評されていた黒人4人からなるロック・バンド、リヴィング・カラー。なんと彼らの未発表ライヴ音源が、オールマン・ブラザース・バンドで一躍有名になったあの「INSTANT LIVE」シリーズから発売されていたんですねー、これが(笑)。気がつくのが遅かったせいもありますが、ネット通販で注文してから約1カ月以上経過して昨日ようやく手元に届きました。

ディスク1枚もので通常プラケ入り、中身のディスクはCD-Rという体裁でありましたが、ネット限定販売商品とはいえ、れっきとしたオフィシャル商品でありますので音質はステレオ・サウンドボード収録で超Aクラス、さすがクオリティは高めでした。但し、聴き通していると若干録音レベルが上下に移動する感じは受けましたので、これが店頭販売にまでは踏み込めなかった最大の理由かとすぐに判りましたね。演奏自体もかなり渋めで、決してヒット曲満載のベスト盤的な選曲ではありませんでしたので、これはかなりコアなファン向けだと思います。しかし、先般発売された1989年CBGBでのライブ盤よりも、真の意味でこのリヴィング・カラーというバンドの本質をつかむのであれば、こちらのインスタント・ライブ盤の方がオススメかな?という気はしております。


◎LIVING COLOUR 『AVALON - BOSTON, MA 10/17/04』 (INSTANT LIVE)

01. Type
02. In Your Name
03. Funny Vibe
04. ? Of When
05. Middle Man
06. Sacred Ground
07. Memories Can't Wait
08. Terrorism
09. Times Up
10. Cult Of Personality


★VERNON REID & MASQUE 「KNOWN UNKNOWN」

2005年03月01日 | LIVING COLOUR
 
今回はリヴィング・カラー絡みということで、昨年5月にリリースされたリヴィング・カラーの超絶ギタリスト、ヴァーノン・リード約8年振りの新作 『KNOWN UNKNOWN』 をご紹介することにしよう。

1996年発表の前作 『Mistaken Identity』 に引き続き、今回も「VERNON REID & MASQUE」名義(※前作はクレジットなし)での発表となりましたが、そもそもこのMASQUEというバック・バンド自体、正式な固定メンバーが決まっているというものではないので、根幹を成すヴァーノン・リードの音楽指向性がすべてだと云ってもまったく問題ないでしょう。本作でもこれでもか!!というぐらい、鬼のように弾きまくっております(笑)。

但し、今回はSteve Vaiが手掛ける「Favored Nations」レーベルからのリリースでしたので、その点だけがちょっと気掛かりでしたが、アルバムの内容にまでスティーヴ・ヴァイが口を出している訳ではありませんので、良い意味で非常にハードなギター・フュージョン系無国籍アルバムに仕上がっていると思いました。結構イイ感じです!!

全12曲すべてインストナンバーなのですが、曲が進むに従ってだんだんとハードな演奏になっていく辺りは、聴いていてかなり心地良い印象を受けました。ちょっと大人になった感じですかね、ヴァーノンも、寄る年並にね(笑)。国内盤もたしか同じ仕様だったと思いますけど、僕が購入した輸入盤は3面折り観音開きタイプのデジパック盤でした(笑)。


◎VERNON REID & MASQUE 『KNOWN UNKNOWN』 (FAVORED NATIONS,FN2320-2)

01. Known Unknown
02. The Slouch
03. Brilliant Corners
04. Strange Blessing
05. Outskirts
06. Down And Out In Kigali And Freetown
07. Sidewinder
08. Voodoo Pimp Stroll
09. Time
10. Flatbush And Church
11. Ebow Underground (Excerpt)
12. X The Unknown

http://www.vernon-reid.com/


★LIVING COLOUR 「Collideoscope」

2005年03月01日 | LIVING COLOUR
 
リヴィング・カラーのネタが出たついでに、2003年10月にリリースされたものの、ほとんど忘れかけていた再結成後の第一弾アルバム『Collideoscope』をもう一度取り上げてみたいと思います(笑)。長い沈黙を経て、約10年ぶりに再結成したリヴィング・カラーが発表したアルバムがコレです。再結成メンバーは、Corey Glover(vo)、Vernon Reid(g)、Doug Wimbish(b)、Will Calhoun(ds)の4人。そう、ベースにはあのダグ・ウィンビッシュが新メンバーとして加入しております。ベースはバンドの要だと思いますが、他の3人のメンバーの個性があまりに強烈なため(笑)バンド全体の印象はあまり変わっておらず、それよりも以前に比べてより個性が強くなったような気がしております。ベース交代には賛否両論あるかと思われますが、今回のリヴィング・カラーの再結成に関しては、割と肯定的な意見が多かったと思いますね。僕もどちらかというと賛成派ですし。全曲スタジオ新録で、全15曲収録です。現在もスタジオ録音の新作をレコーディングしている最中だというニュースも聞いております。年内には発売になるんでしょうか、こちらも楽しみですね。進化し続けるリヴィング・カラーの行方を、僕はこれからもずっと追い続けてみたいと思います!!


◎LIVING COLOUR『Collideoscope』(Sanctuary Records)

01. Song Without Sin
02. A? Of When
03. Operation Mind Control
04. Flying
05. In Your Name
06. Back In Black
07. Nightmare City
08. Lost Halo
09. Holy Roller
10. Great Expectations
11. MEDLEY: Choices Mash Up/Happy Shopper
12. Pocket Of Tears
13. Sacred Ground
14. Tomorrow Never Knows
15. Nova

http://www.livingcolour.com/


★LIVING COLOUR 「LIVE FROM CBGB'S」

2005年02月27日 | LIVING COLOUR
 
リヴィング・カラーの未発表ライブCDがオフィシャルで突如リリースされました!!昨年から1989年の未発表音源がどうやら公式CD化されるらしい、という噂は聞いておりましたが、ネット通販のみでしかも国内盤のリリースはないかもしれない、というような話でしたので、あまり期待しないで聞き流しておりましたが(笑)結局はオフィシャルリリースされることになったみたいですね、どうやら。ファンとしては嬉しい誤算でしたが(笑)。

収録内容は1989年12月19日(火)に、彼らのホームグラウンドであるNYの有名なライブハウス「CBGB」で行われたライブ音源を収録したもので、ちょうどデビューアルバム『VIVID』がプラチナアルバムの栄冠に輝いた、一番油の乗っていた時期のライブだけに演奏内容から観客のノリまで文句なしのライブアルバムに仕上がっております!!全13曲収録で、僕はレコファン輸入盤価格1480円で購入しました。通常プラケ仕様の国内盤(税込1785円)も発売されておりますが、僕はデジパック仕様の輸入盤を選びました、どうせ買うならね(笑)。


◎ LIVING COLOUR『LIVE FROM CBGB'S』(Sony BMG Music)

01. Cult of Personality
02. Pride
03. Someone Like You
04. Fight the Fight
05. Funny Vibe
06. Sailin' On
07. Information Overload
08. Love Rears Its Ugly Head
09. Soldier's Blues
10. Open Letter to a Landlord
11. Solace of You
12. Middle Man
13. Little Lies