廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★映画「ランド・オブ・ザ・デッド」ディレクターズ・カット版

2005年12月28日 | MOVIE
 
今年のクリスマスには、今夏ロードショー公開されたジョージ・A・ロメロ監督の最新作『ランド・オブ・ザ・デッド』ディレクターズ・カット版DVDを購入しました。HMV通販のマルチバイ割引で税込価格3591円でした。お買い得です。

さて、カルトマニアが多いジョージ・A・ロメロ監督のこの『ゾンビ』シリーズの第4作目ですが、映画公開当時はかなり賛否両論で意見が分かれたそうです。たしかに「人物造形の描写が甘い」だの「ストーリーがチャチ過ぎる」「アクション映画としては二流」「ゾンビに生前もっていた生理現象以外の思考能力を持たせるのはルール違反ではないのか?」といった否定派の意見も判らないではないですが、やはりこれはロメロ流の新しい『ゾンビ』映画の解釈だと考えれば、僕は肯定派に廻りたいと思います。観ていて単純に楽しめましたし(笑)。

敢えて苦言を呈すとすれば、ゾンビが人間を食い散らかす残虐シーンなどディレクターズ・カット版として新たに追加されているシーンがDVDには数多く含まれていましたが、本編約97分というのは上映時間としては少し短すぎるきらいは否めませんでしたね。もう少し登場人物の個性が浮き彫りになるシーンがあと幾つか欲しかったのは事実です(苦笑)。人物描写は過去三作品に比べてたしかに甘かった。

あ、それから主人公と共に行動をとる元女性兵士のスラック、なんとあのダリオ・アルジェントの愛娘、アーシア・アルジェントだと後から判ってちょっと驚いてしまいましたが(笑)。いやー、随分とセクシーな女優さんだなとは思いましたが、途中、着替えるシーンで見せた「へそ出し」場面ではなかなか見ごたえのある逞しい腹筋を披露していただけました(笑)。今後はアクション映画でもつかってもらえるのではないでしょうか、但しB級映画の臭いがプンプンしておりますが(苦笑)。

とりあえず僕的には「星四つ☆☆☆☆★」クラスの娯楽映画だと評価しております。『ゾンビ』映画ファンであれば、これは必見です。

最後に主人公がゾンビの行列を見て呟いたセリフ。「彼らも(我々と一緒で)行き場所を探しているんだ・・・」という一言がいつまでも記憶に残りましたね。こういう印象的なセリフは、ロメロ映画ならではの隠し味だと思います。ほかのスプラッタームービー(※古い表現ですね、笑)と一線を画すのは、たぶんこういう「さり気ない一言」の違いなんでしょうね、きっと・・・。


★JIMI HENDRIX 「LIVE AT THE ISLE OF FEHMARN」

2005年12月28日 | JIMI HENDRIX
 
Authentic Hendrixから今月発売されたばかりの待望のDAGGER RECORDS新作『LIVE AT THE ISLE OF FEHMARN』が、先日ようやく自宅に国際郵便で届きました。発送日は「12月14日」となっておりましたので、ほぼ発売予定日どおりに発送作業は行われた模様です。国際郵便ですと通常期間ならば1週間前後で届いた計算になりますね。毎回、ネット通販で注文しておりますが、DAGGER RECORDSに関していえば、不良品交換も含めて今までトラブルに合ったことは一度もありませんね。かなり信用のできる通販サイトだと思います。

で、肝心の音源内容ですが、ジミヘン生前最後のコンサート音源として超有名な1970年9月6日フェーマルン島でのライブが収録されております。オーディエンス録音ですが、僕が聴いたことのあるこの日の音源の中では過去最長、しかも音質も過去最良だと思いました。この時のライブ音源はブートレッグでもそれこそ何種類もリリースされていますが、どれも音質が悪くて当然(笑)と云われるような内容のものばかりでしたので、今回のCDを聴いてみて正直、少し驚いてしまいました。これならばあまりストレスが溜まることもなく安心して全編を聴き通すことができると思います。演奏内容はこの時期のジミヘンに象徴されているように、かなり荒れた印象を受けますが、これもまたジミヘンの魅力のひとつであり、こういう演奏も実は大好きだったりなんかします(苦笑)。とにかくファンならば必聴音源であることは間違いありませんね。同じ日のブートレッグをお持ちの諸兄もこれは買い替え必死だと思いますよ、しかも公式ブートレッグ盤ですので一応、お墨付きでもありますので(笑)。

今回はダンボール紙を模したデジパック仕様のケース入りで、昔のブートレッグのようなデザインになっております。価格は15ドルでした。日本からの注文ですと送料込みで22.25ドル(約2600円程度)で購入することが出来ます。プレス1CD。是非、お試しを。


THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE『LIVE AT THE ISLE OF FEHMARN』
(DAGGER RECORDS, CATF-05186-2)

01. Introduction 3:36
02. Killing Floor 3:35
03. Spanish Castle Magic 4:49
04. All Along The Watchtower 4:26
05. Hey Joe 4:20
06. Hey Baby (New Rising Sun) 5:35
07. Message To Love 4:43
08. Foxey Lady 4:23
09. Red House 9:24
10. Ezy Ryder 3:51
11. Freedom 7:45
12. Room Full Of Mirrors 3:26
13. Purple Haze 2:26
14. Voodoo Child (Slight Return) 9:12


★第50回 「有馬記念 (G1)」 中山・芝2500

2005年12月27日 | JRA
 
まさかまさかのディープインパクトの敗退・・・。走らなかったとはいえ2着に入賞している点はさすが他馬とはレベルが違うと思いますが、これだけ実績もあり前評判が高かった馬があっさり負けてしまうとは、やはり勝負は終わってみなければ判らないものです。無敗の四冠達成がかかっていただけになんとも残念でなりません。別のところでは、ペリエ騎手と藤沢和雄厩舎の有馬記念三連覇やタップダンスシチー、それにゼンノロブロイの引退レースという花道もかかっておりましたので、ここでハーツクライが来るとは大方の人が涙を飲んだに違いないと思います。僕もその中の一人でありました。いやはや、残念無念・・・。

今回の有馬記念は買う前からディープインパクト絡みの馬券では勝っても大した配当が付かないことは最初から予想されておりましたので、これまでの負け分を少しでも回収するべく(これがそもそもの間違いか、笑)三連単での馬券購入と決めておりました。もちろんディープインパクト頭軸固定でしたので2着に確定した段階で、着順表を見るまでもなく海の藻屑となり消え去りました・・・(涙)。そういえば、あの美川憲一氏は三連単で305万円(!)も当てたそうですね。ヤフーニュース速報をみて「アチャー」と思った方は僕だけではないでしょう、きっと(苦笑)。

いやあ、それにしても今年のJRA後半戦は気持ちイイまでに連戦連敗で負けまくりましたね(苦笑)。慣れというものは恐いもので、これだけ負けが込むとあまり感覚的にも落ち込み度が低くなってきましたよね。日曜の夕方に受けるダメージも小さくなりました。いいんだか悪いんだか、よく判らない現象なんですけどね。

ということで今年のG1レースはこれでおしまい。負け分は清算して心機一転、来年1月5日(木)開催の京都&中山金杯で新たな年のレースにまた挑んで行きたいと思います。来年こそはせめて元金回収以上の成績を残したいものです。


=レース結果=
1着 ハーツクライ(C.ルメール)
2着 ディープインパクト(武豊)
3着 リンカーン(横山典弘)
4着 コスモバルク(五十嵐冬樹)
5着 コイントス(北村宏司)

※第50回 「有馬記念(G1)」

★雑誌「SOUND DESIGNER」 2006年1月号

2005年12月24日 | Johnny, Louis & Char
 
書店で立ち読みしていたらChar師匠が表紙になった雑誌を発見っ!雑誌『SOUND DESIGNER』2006年1月号がそれです。表紙&巻頭カラー13頁で特集掲載されております。さすがに購入はしませんでしたけど(ゴメンナサイ・・・)立ち読み必見の記事掲載号でありました。

書店では、肩越しに後ろから「買えよなー」と耳元でささやくChar師匠の声が聞こえてきそうで、ちょい怖かったです(苦笑)。


★NEW YEAR ROCK FESTIVAL 33th 日中韓3カ国同時開催!

2005年12月24日 | J ROCK MASTERPIECE
 
今年も大晦日恒例の『NEW YEAR ROCK FESTIVAL』の時期が近づいて参りました。33回目を迎える今回は、なんと日中韓の3カ国で同時開催することに決定したそうです!!前回の日中2カ国同時開催をさらにバージョンアップした企画・開催となり、今更ながら黒幕である首謀者・内田裕也氏の野望は果てしなく大きいことがこれで証明されたことになります(笑)。相変わらずスケールが大きいですね、この御仁(苦笑)。

開催拠点は、浅草ロック座と上海のイエスクラブ、ソウルの世宗大学キャンパス内ホールを結んでの3元ライブが実現。昨年に続いて上海にはジョー山中、初開催となるソウルには白竜が飛んで現地のバンドと競演する予定だとか。

3カ国同時開催ということで、うーむ、たしかにスケールは拡大しているのでしょうが、国内参加組がやや手薄になった感も否めません。裕也ファミリーの総出演だけではさすがにマンネリ化してきておりますので、外部からの新しい血を導入すべく、例えば現在絶好調である「zokuzokukazoku」などの横浜組の参加要請も是非行っていただきたいものですね。あ、全然関係ないですけど、事件後初のショーケンの復帰ステージというのも面白いかもしれません(苦笑)。スミマセン、勝手なことばかり云って。

尚、フジテレビでの放映は2006年1月9日(月)深夜1:25~4:25まで3時間の放送予定となっています。楽しみですね。録画要チェックお忘れなく。

※写真は国会議事堂の前で宣伝PR、左からHIRO、ジョー山中、白竜、内田裕也(敬称略)の順です。


★ERIC CLAPTON「BIOGRAPHY」MVR X'mas SAMPLER

2005年12月24日 | ERIC CLAPTON
 
気がつけば今年ももう残りわずか。クリスマス・イヴを前に西新宿BFでは、今年も恒例のクリスマス・サンプラーをリリースしてくれました。今回は2004年12月6日に放映されたエリック・クラプトンのドキュメンタリー番組を丸々収録してくれた1DVD-Rでのリリースです。価格は良心的プライス税込2800円でした。

テレビ番組からのダイレクト収録なので画質は完璧なのですが、如何せん海外での英語番組ゆえ日本語字幕スーパーが付いていないのが当方にとってはちと辛かったです(苦笑)。ま、映像を観ていれば、ある程度の予備知識があれば大体の内容は理解できるのでありますが、当時の関係者たちが語る最新インタビュー部分については理解不能な箇所が多々存在したことは事実ですね(涙)悲しいかな。

でも、この手の貴重な映像満載の番組が簡単に入手できるようになったことは、なんとも便利な御時世になったものです。願わくばサンプラー盤とはいえ、長期保存を考慮した場合、プレスDVDでリリースしてくれれば尚結構だったと思いますが。ま、贅沢な意見ではあります(笑)。欲しい方は明日25日のクリスマス当日までが通常頒布期間だと思いますので、是非お急ぎを。買い逃しても正月休み明け辺りにデッドストック放出大会があるかもしれませんが、保証は出来ませんので念のため(苦笑)。


★PACIFICO WITH FRIENDS(※ERIC CLAPTON参加)MID VALLEY

2005年12月23日 | ERIC CLAPTON
 
本日(12月23日)午後にリリースされたばかりのMVレーベル最新作がコレ。2005年8月10日、ハリウッドのラーゴ・クラブで行われたクラブ・ギグの模様を完全収録したライブ盤です。プレスCD2枚組で税込価格6800円でした。

僕も初めて聞いたこの「パシフィコ」という名前、あのウェンディ&リサとドイル・ブラムホール II のユニット名なんだそうです。クラブ・ギグということでオーディエンス録音ですが音質最高、かつ臨場感溢れる迫力満点なプレイが最初から最後まで完璧に収録されております。さらに本作一番の聴きどころは、クラプトン御大が参加したというディスク2の1曲目に収録されている「COMPARED TO WHAT」という曲。クラプトンが参加しているのはたったの1曲、この曲だけなんですけど(苦笑)この日の観客席にはあのプリンス(!)が来ていたそうですから、彼を意識したのかどうかは判りませんが、非常に熱い演奏を18分間にも渡ってプレイしております。うーん、かなり濃い演奏です(笑)これイイですね。

ボーナストラックにはクラプトンの元恋人であるシェリル・クロウと共演したドイルのライブ音源が収録されております。ま、どういう因果でこのボーナストラックが選ばれたのか不明ではありますが、かなり意識して選曲されたんだということだけはなんとなく判りますね(苦笑)。クラプトンとシェリル・クロウの間で揺れ動くドイルの立ち位置、なんとも微妙な関係ですけど、今となってはきっと良い思い出なんでしょう。こうやってさらに音楽の幅が広がって行くのです(なんのこっちゃ、笑)。

クラプトンが参加している曲が1曲だけのせいなのか判りませんが、本作は久し振りに250セット限定のナンバリング入りでの発売です。ちなみに僕は「No.00044/250」でした。即日完売ということはないと思いますが、限定アイテムなので欲しい方は早めに購入しておいた方が宜しいかもしれませんね。オススメです!!


◎PACIFICO WITH FRIENDS 『DON'T BLINK OR YOU'LL MISS IT!』 (MID VALLEY-345/346)

DISC.1: PACIFICO with FRIENDS
01. PACIFICO INTRODUCTION
02. STARING AT THE SUN
03. REACHING ONE
04. FLESH
05. VIOLETS
06. MOTHER OF PEARL
07. I'VE GOT A BIG BOWL OF CHERRIES
08. TWEEN
09. YER BLUES
10. LESS THAN A MAN
11. LET ME HAVE IT ALL
12. SKELETON KEY
13. FOOL FOR YOU

DISC.2:
01. COMPARED TO WHAT (w/ERIC CLAPTON)
02. KEEP ON RUNNIN'
03. I WILL
※Club Largo, Hollywood, CA, USA, Aug 10.2005

SHERYL CROW with DOYLE BRAMHALL II
04. YOU'RE AN ORIGINAL
05. PRIDE & JOY
※Austin City Limits Festival : SBC Stage, Austin, TX, USA, Sep 17.2004

ARC ANGELS with SHERYL CROW
06. ROCK & ROLL
※Continental Club, Austin, TX, USA, Sep 17.2004


★MILES DAVIS 「THE CELLAR DOOR SESSIONS 1970」

2005年12月23日 | MILES DAVIS
 
今年の秋口から発売が延び延びになっておりましたマイルス・デイヴィスの最新ボックスセット『THE CELLAR DOOR SESSIONS 1970』が、遂に発売解禁されましたー!!輸入盤仕様6枚組CDで、アマゾン税込価格8880円(!)という破格値での登場と相成りました。この値段であれば、迷うことなく輸入盤でも即買い決定です。国内盤仕様(たぶんブックレットの日本語訳と解説が付いただけで中身は輸入盤のはず)は予価1万5千円となっておりましたので、5秒ほど悩んだ挙げ句(笑)今回のUS盤購入に踏み切りました。

これまでのボックスセットはすべて国内盤で購入して来ましたんで、たしかにちょっと悩んだことは事実なんですけどねー。出費がかさむこの時期に内外価格差6000円強というのはやはりダメージが大き過ぎます(苦笑)。懐具合と相談した結果、気が付いたらアマゾンの「カートに入れる」→「購入する」ボタンを押しておりました。

コンパクトなケースにまとまったボックスセットはお馴染みのブックレット収納タイプで、出し入れが面倒なのは毎度のことでありますが(笑)やはりこの値段で公式盤、しかも音質最高なライブ音源を聴くことができるのですから、もう文句の付けようがありませんね。

過去にブートCDRでも発売されまくった音源ではありますが、やはりこうしてオフィシャル盤で発売されてしまうというのは感慨深いものがあります。演奏内容も最高なものばかりですので、マイルス信者の年末年始ヘビーローテーションは本作で決まり(!)だと思います。必聴、必携、一家にワンボックス、備えあれば憂いなし(苦笑)の最高傑作の登場です!!既発のブート作品をもっている人も今回は買い替え必至のアイテムだと思いますよ。過去のマイルス関連のボックスセットの中でも3本指の中に入るグレイトな作品であること間違いなしです!!赤丸チェック保証付きです(笑)


★レコード・コレクターズ 2006年1月号

2005年12月22日 | BOOK
 
レコード・コレクターズの最新号は山下達郎、大貫妙子が在籍していた伝説のグループ『シュガー・ベイブ』の特集号でした。といっても巻頭の第一特集『シュガー・ベイブ』記事というのは、あまり食指の動く特集企画ではなく、どちらかというとその他の雑記事が目当てで今月は購入しました(笑)。

僕にとってこの『シュガー・ベイブ』というグループのイメージは、それこそテレビ番組『オレたち!ひょうきん族』や深夜番組『DAISUKI!』でよくかかっていた曲を演奏していたグループといった程度のイメージしかもっておらず、当時からほとんど興味がなかったのも事実であります。僕が少し興味を持ち始めたのは、このシュガー・ベイブ名義唯一のアルバム『SONGS』の最終曲に、なんとあの怪人・布谷文夫氏もこっそり参加していた(!)という事実を知ってからであります。最初はどの曲に参加していたのかすら判りませんでしたが、過日、ひょんなことからその布谷さんご本人から直接その当時の話を聞く機会に恵まれまして、すべての謎が氷解しました。なぜ、シュガー・ベイブのセッションに参加したのか?(答え:たまたま大滝詠一氏のところに遊びに来ていて面白そうだったから)など、いろいろ貴重な楽屋ネタを聞かせていただきました。日本の個性派ヴォーカリストの第一人者である布谷氏は本当、サイコーな方です!!

で、肝心の雑誌の中身ですが、今月号の目玉記事は60年代後半に一世を風靡したホワイトブルース・ブームを取り上げた「ブリティッシュ・ブルース」のほか、先月リリースされた「村八分ボックス」の総括や「昭和元禄トーキョーガレージ」の内容紹介など、コアな雑記事が満載でありました!!こういうのがレココレならではの記事なんですよねー。

とにかくここ何年か雑誌『レコード・コレクターズ』のマンネリ化といいますか、はっきりいって特集企画力もパワーダウンした感が否めませんでしたが、今月号ではなんとなくまた新たな路線が見えて来たような気がしております。もう少し長い目で同誌をみて今後も買い続けるか否かを決めてみたいと思います。ただ雑誌不況が続く中、矛盾するようですが同誌の健闘ぶりは賞賛に値すると僕は思っておりますが(笑)拍手パチパチですね!!


★文庫/鈴木カツ著「洋楽で育ったぼくらの話」エイ文庫

2005年12月15日 | BOOK
 
こちらは先月発売になったばかりの新刊文庫『洋楽で育ったぼくらの音楽』鈴木カツ著です。本体価格680円+消費税でした。音楽ライターの鈴木カツさんが私生活でも仲の良い洋楽ともだち10人との対談集で、とくに面白かったのはあの『レコスケくん』で一躍有名になったイラストレーター、本秀康さんとの対談です。なんと先日のバングラディシュ特集が掲載された雑誌『レコードコレクターズ』内でも発表されていた「ジョージ・ハリスン主催のバングラディシュ・コンサート=アレサ・フランクリンのライブ・アット・フィルモア説」がここでも繰り広げられていて、当時はまだ珍しかった音楽イベント同士の類似点にウンウンと頷いてしまいました(笑)。そもそもこの話の発端となったジョージのブートレッグCDのジャケ写真もカラーで掲載されておりますので、これを見てさらに納得すること間違いなしです。最近の洋楽ばかり聴いている若いロックファンには少々物足りない(というか書かれている話の内容がわからないかも、苦笑)文庫かもしれませんが、僕は通勤電車の中であっという間に読み終えてしまいましたので、この手の対談集として面白いことは保証付きです。それにしても著者の鈴木カツさんの人脈の広さには思わず舌を巻いてしまいました(笑)。たまには文庫でも読んでみようかな?なんてお考えの洋楽好きには、まさにピッタリの本だと思います。オススメです!!


★DVD「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!」

2005年12月12日 | DAY BY DAY
 
つ、遂に出たー!!待望のDVD-BOX『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ!!』がとうとう発売されてしまいましたー。姉妹品『元気が出るテレビ』のDVD-BOXが発売された頃からもしかしたら、これもいつか発売されるのかな‥‥、と密かに期待していたところ、案の定、クリスマス商戦にぶつける形でのリリースと相成りました(笑)拍手パチパチです。

で、肝心の内容なのですがゴメンナサイ‥‥、まだ未開封のまま開けてみてもおりませんのでネタについては後日に廻したいと思います。とりあえずこの「伝説のお笑い番組」が無事DVD化リリースされたことだけ触れておきたいと思います。HMV通販で新品20%OFFの税込価格6384円でしたー!!クリスマス三連休にでも観まくるぞー(苦笑)おー♪


★ZOKUZOKUKAZOKU 「Fresh Meeting」

2005年12月11日 | Johnny, Louis & Char
 
3ヶ月連続リリースの終止符を打つZOKUZOKUKAZOKUのライブ盤『Fresh Meeting』が12月5日に無事リリースされました。僕は某ネット通販で注文を出しておりましたので、自宅に宅配便で届いたのが先週の木曜日でありました。すでに先週の日曜日にはディスクユニオン店頭に並んでいるとの情報を得ておりましたので、都内に住んでいてもこれだけのタイムラグがあるということは、うーむ、やっぱり流通経路に問題があるんですかねえ。オフィシャルとインディーズのちょうど中間に位置していると思われるこのアルタミラレーベルの諸作品、もう少し手軽にどこでも買える環境が整えば、このZOKUZOKUKAZOKUも一気にメジャーシーンに駆け上がると思うんですけど(苦笑)。

で、今回のライブ盤ですが、前々作『Live@Shibuya』をさらに強力にした内容になっております。ゲストには金子マリちゃん(2曲でヴォーカル参加!)、ミッキー吉野(キーボード)のお二人が参加していることが一番の違いですかね。とにかく強烈無比な轟音ライブアルバムに仕上がっております(拍手拍手パチパチ!!)。録音場所はどうやら横浜『STORMY MONDAY』と大阪『knave』の2会場で収録されたライブ音源のようです。ウーム、それにしてもスゴイ演奏です。マリちゃんが熱唱する「朝日のあたる家」なんて、もう絶品!想像していたよりも数百倍も格好いいアレンジで演奏されていましたんで、思わず背中に汗をかいてしまいましたよ(苦笑)。激短アレンジですがピーター・グリーンの「Oh Well」もカヴァーしておりますし、マーチャンのリードギターも最高です!!もう、今年の暮れはZOKUZOKU三昧で決まりデスね!!必聴必携アルバム赤丸指定盤であります。紙ジャケ仕様で税込価格2500円でした。もう無条件にオススメです!!


◎ZOKUZOKUKAZOKU 『Fresh Meeting』 (ALTAMIRA MUSIC, AM-006)

01. 今日の気分
02. 星への階(キザハシ)
03. Now or Never
04. Jahzzk
05. 朝日のあたる家
06. Are You Guys Ready?
07. Oh Well
08. O.N.D.
09. A Place To Sit And Wash Away


★ERIC CLAPTON 「PLAY WITH FIRE」 BLUES POWER

2005年12月11日 | ERIC CLAPTON
 
で、これが僕が長い間、愛聴してきたBLUES POWERレーベルから発売されたオリジナルの『PLAY WITH FIRE』です。発売当時はプレスCD2枚組で1000枚限定ナンバリング(No.0299/1000)入りでした。元々音質は異常に良いと評判のブートCDでした。今回MVから再発されたリマスター盤と聴き比べてみると、たしかに若干ですが入力レベルが小さいかな?という気がしないでもありませんでしたが、それもヴォリュームを上げて聴いてしまえばまったく問題ないぐらいの差でしかないので、改めてこの音源の出来の良さに感心させられた次第ですね。うーむ、イイ音源はどんな形で聴こうともやっぱりイイですね、当たり前の話ですが(苦笑)。MVリマスター盤を聴いていて、急に思い出しましたので、昔のジャケットをちょっと引っ張り出して来てみました(笑)。


★ERIC CLAPTON 「PLAY WITH FIRE」 MID VALLEY

2005年12月11日 | ERIC CLAPTON
 
今週末は都営地下鉄大江戸線の開通5周年記念ということで、記念一日乗車券が発売されました。400円でなんと都営全線が一日乗り放題なのです。ま、都内在住の方以外には嬉しくもなんともない話だと思いますが(笑)。我が家から新宿までは都営新宿線一本で移動できますので、往復するだけの交通費を考えても400円というのは破格の値段な訳で、こりゃ無理矢理時間を作ってでも出かけなければ勿体ないなあ(苦笑)ということで夕方近くですが、西新宿まで出掛けて来ました。

以前、当ブログで大予想大会が繰り広げられておりました渦中の 『アコワル完全版』 は大方の発売日予想も空しく、いつの間にか発売日延期(不明?)になってしまいました。うーむ、なにか問題でも発生したのでしょうか。これも僕の単なる予想ですが、現在のところ、年内発売が予定されている例のクリームMSG公演完全版BOXの発売を間に合わせるために、当初計画していた 『アコワル完全版』 の製造ラインを急遽入れ替えて、こちらを先にプレス製造することにしたのではないでしょうか?時期的にも旬のうちにクリームの音源&映像を先に捌いてしまった方が、早い者勝ちのブート市場性を考えると売上げ確保も安全確実でしょうからね。年明け発売に延期になったとしてもある程度の売上げ予測が容易に立つ『アコワル完全版』を後回しにしたんだと考えれば、まあ納得もできますかね。といっても、これもあくまでも僕の独り言ではありますが(苦笑)。さーて、実際はどうなるんでしょうか、ある意味、楽しみですね。

という訳で、今回購入して来たのは前日の12月9日に再発売されました 『PLAY WITH FIRE』 のデジタル・リマスター盤です。前回の 『PLAY WITH FIRE REVISITED』 青ジャケから、今回は赤ジャケでの新装版リニューアル発売となりました。プレスCD2枚組で税込価格5000円でした!!

超有名音源の再発ですから、今さら説明の必要はないと思いますが、1991年2月17日のロイヤル・アルバート・ホールでのライブ音源を完璧なステレオ・サウンドボードでコンプリート収録した名盤です。一聴していただければすぐに判ると思いますが、これはもう完全にオフィシャル級のクオリティです。元々の音質が良かったので、今回デジタル・リマスター化されたという触込みも僕個人的には「あまり変わらないんじゃないの?」という気がしないでもありませんが(苦笑)、ま、いずれにしても超高音質であることには変わりありませんので、ここで敢えて比較するというのも無意味かもしれませんね。既発盤をお持ちでない方は是非この機会にどうぞ。内容的にはオフィシャル盤の 『24 NIGHTS』 よりも統一感があって聴きやすく、充実していると思います。ジャケにはアルマーニの高級スーツを着込んだ、この当時のロン毛バージョンのクラプトンの写真が使われております。ああ、懐かしいっす‥‥(苦笑)。


◎ERIC CLAPTON 『PLAY WITH FIRE』 (MID VALLEY-335/336)

DISC.1:
01. Layla Orchestra Ver: Introduction
02. Pretending
03. No Alibis
04. Running On Faith
05. I Shot The Sheriff
06. White Room
07. Can't Find My Way Home
08. Bad Love
09. Before You Accuse Me
10. Old love

DISC.2:
01. Badge
02. Wonderful Tonight
03. Band Introduction
04. Cocaine
05. Layla
06. Crossroads
07. Sunshine Of Your Love

※LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL, 17th FEBRUARY 1991


★Char 「天邪鬼 Amano-Jack」 裏ジャケ

2005年12月08日 | Johnny, Louis & Char
 
で、これがチャー師匠のニューアルバム『天邪鬼 Amano-Jack』の裏ジャケです。あまりにも格好良かったので思わず掲載してしまいました!ジャケットデザインの感じ、なんとなく西新宿界隈のブート作品風なデザインに仕上がっておりますよね(笑)どのレーベルとはいいませんが。